テキストに関するガイドラインは、テキストのカスタマイズのみで作成されたアセットのブランド メッセージを調整できる、キャンペーン単位の機能です。ガイドラインを設定することで、ビジネスとブランドの要件を満たせるだけでなく、テキストのカスタマイズが「オン」の場合に Google AI で自動作成されるアセットの出力を制御することもできます。
この記事では、P-MAX キャンペーン、および AI 最大化設定を有効にした検索キャンペーンについて、テキストに関するガイドラインを有効にして使用する方法について説明します。
このページの内容
始める前に
テキストに関するガイドラインを使用するには、テキストのカスタマイズを「オン」に設定する必要があります。
語句の除外とメッセージの制限について
テキストに関するガイドラインには、Google により最適化されたテキスト アセットを調整するために、語句の除外とメッセージの制限という 2 つのオプションがあります。キャンペーンにテキストに関するガイドラインを追加する際は、語句の除外とメッセージの制限が、Google により最適化された既存のテキスト アセットにも適用されることにご注意ください。つまり、新しいテキストに関するガイドラインに準拠していない、Google により最適化された既存のテキスト アセットは、配信が停止され、削除済みとマークされます。
語句の除外
この機能を使用すると、すべてのテキスト アセットの生成の際に除外すべき単語やフレーズを完全一致で追加できます。語句の除外では大文字と小文字は区別されません。キャンペーンごとに最大 25 個の除外キーワードを追加して、広告を調整できます。
例
テキスト アセットから単語やフレーズを除外できます。
- 安い
- 無制限
- 低コスト
- 東京で最も安い
- 競合他社よりも優れた選択肢
- 語句の除外は言語固有の機能です。たとえば、英語の「Cheap」を除外しても、広告が日本語の場合は、同等の日本語が広告に表示されるのを防ぐことはできません。
- 価格を含むアセットは、除外キーワードを設定しても生成されます。たとえば、「ドル」を除外キーワードに設定しても、「50 ドル以下の靴」などのアセットの生成は除外されません。その場合は、「価格を含むアセットを生成しない」というメッセージの制限を使用する必要があります。
メッセージの制限
この機能を使用すると、テキスト アセットで避けるべきコンセプト、関連付け、スタイルを指定できます。遵守すべきトーンも定義できます。また、アセットで使用しないトーンを定義することも可能です。キャンペーンごとに最大 40 個の制限事項を追加し、広告を調整できます。
「見出しは語頭を大文字、説明文は最初の語の語頭を大文字にする」など、アセットの種類ごとに異なる指示が必要になる制限は避けてください。代わりに、すべてのアセットに対して大文字に関する指示を 1 つのみ指定するか、何も指定しないようにしてください。
最良の結果を得るには、ガイドライン内に例を追加してください。たとえば、「価格に言及しない」だけでなく、「価格に言及しない(1 泊 45 ドル、4,567 ドルなど)」のようにします。
- 効率的でないガイドラインや直感に反するガイドラインを追加すると、優れたテキストのカスタマイズ アセットが多数削除され、キャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- メッセージの制限は、制限の言語で作成されていないアセットにも適用されます。たとえば、メッセージの制限を英語で記述しても、広告にドイツ語とオランダ語のアセットが含まれている場合は、ドイツ語とオランダ語のアセットにも制限が適用されます。
有効なメッセージの制限の例
| 例 | 有効である理由 |
| 「自社商品が割引されていると示唆することは避ける」 | 明確に定義された制限であり、割引、安い、お買い得などの用語や、「割引」に関連するフレーズがアセットに表示されないようにできます。 |
| 「ブランド名は「CompanyName」または「Companyname」と表記する」 | 明確かつ直接的なガイドラインであり、ブランド名を正確に表記し、会社の意向に沿ったスタイルで表示できます。 |
| 「いかなる都市名も広告に記載しない」 | 明確な制限であり、いかなる都市名も入力されないようにできます。 |
| 「当社のブランドトーンは、明確さとわかりやすさである」 | ブランドトーンの説明を入力すると、それに合ったコピーが生成されます。直接的かつ具体的に記述してください。 |
| 「割引を宣伝する場合は、必ず「利用規約が適用されます」という文言を含める」 | 明確な指示です。プロモーションや割引を含むアセットがある場合、「利用規約が適用されます」という文言が含まれていないと、アセットは配信されません。 |
| 「当社のブランド名「CompanyName」または競合他社「CompetitorName」には言及しない」 | ブランドについて言及する際は、避けるべき例を示すことが重要です。多数の名前を挙げる必要はありませんが、例を挙げると効果的です。 |
有効でないメッセージの制限の例
| 例 | 無効である理由 |
| 「喜びをもたらす広告であるべき」 | 「喜び」は主観的で曖昧な表現です。望ましいテキストの書き方をもっと直接的な表現で指定します。 |
| 「日本の 30~45 歳のユーザーをターゲットにする場合は、◯◯と書く」 | 現在、メッセージの制限ではこのような指示はサポートされていません。別の広告グループまたはキャンペーンを作成して、ターゲット オーディエンス向けのメッセージを作成してください。 |
| 「広告で 1,000% の費用対効果を達成したい」 | Google のシステムは、広告主様ごとに費用対効果を高めるように設計されていますが、テキストに関するガイドラインの機能で具体的な費用対効果を保証することはできません。 |
| 「自社商品が安いと示唆することは避ける。「CompanyName」以外のブランド名は絶対に含めない。当社のブランド名は「CompanyName」または「Companyname」と表記する。いかなる都市名も広告に記載しない。」 | 要件を個別のガイドラインに分割します。 |
| 「可能であれば、当社のチョコレートの材料について説明する」 | 現在、このガイドラインはサポートされていません。モデルは明確で直接的かつ具体的な指示のみをサポートしています。 |
| 「価格情報は含めない」 | このガイドラインは問題ありませんが、範囲が広すぎる可能性があります。プロモーション、価格、割引など、価格に関するあらゆる情報を削除する意図がない場合は、このガイドラインをより具体的にすることを検討してください。例: 「具体的な価格に言及しない」 |
| 「純粋に情報収集を目的とした検索クエリをターゲットにしない」 | このタイプのガイドラインは、アセットの生成ではなくオーディエンスやキーワードのターゲティングに関連するため、テキストに関するガイドラインではサポートされていません。 |
| 「60 ドル以上で 25% オフ」または「100 ドル以上の商品を 1 つ購入で 1 つ無料」 | 「60 ドル以上で 25% オフ」というガイドラインは、このフレーズがすべての広告コピーで必須なのか、完全に禁止されるべきなのか、文字列の特定の部分のみを避けるべきなのかが不明確であるため、効果がありません。 |
| 「可能な限り送料無料について言及する」または「可能であれば、◯◯について説明する」 | ガイドラインは直接的な要件である必要があります。コンセプトがブランドにとって「必須」である場合は、直接的な指示として表現します。 |
P-MAX キャンペーン向けにテキストに関するガイドラインを追加する
テキストに関するガイドラインは、新規および既存のキャンペーンで使用できます。
新しいキャンペーン
- [キャンペーン] メニュー
の [キャンペーン] に移動し、[新しいキャンペーン] を選択します。
- キャンペーン タイプとして [P-MAX] を選択します。
- [アセット グループ] ステップの [ブランド ガイドライン] に移動し、[その他のオプション] を選択します。
- キャンペーンでブランド ガイドラインがまだ有効になっていない場合は、次の 2 つの方法があります。テキストに関するガイドラインには、以下で説明するアセットの最適化の手順でアクセスするか、ブランド ガイドラインの機能をキャンペーン単位にアップグレードすることができます。ブランド ガイドラインを使用して既存のキャンペーンをアップグレードするの手順に沿って操作し、利用できるようにします。さらに詳しい情報が必要な場合は、Google 担当者にお問い合わせください。
- [テキストに関するガイドライン] パネルまで下にスクロールします。キャンペーンに適用する除外キーワードとメッセージの制限を入力します。
テキストに関するガイドラインは、[アセット グループ] ステップの [アセットの最適化] でも確認できます。
- [キャンペーン] メニュー
の [キャンペーン] に移動し、[新しいキャンペーン] を選択します。
- キャンペーン タイプとして [P-MAX] を選択します。
- [アセット グループ] に移動し、[アセットの最適化] を選択します。[テキスト] フィールドで、[カスタマイズ] チェックボックスをオンにします。下の [テキストに関するガイドラインを追加] を選択します。
既存のキャンペーン
- [キャンペーン] メニュー
の [設定] に移動します。
- パネルで [キャンペーン設定] を見つけて、[ブランド ガイドライン] を選択します。[テキストに関するガイドライン] は [ブランド アイデンティティ] の下にあります。
-
キャンペーンでブランド ガイドラインがまだ有効になっていない場合は、ブランド ガイドラインを使用して既存のキャンペーンをアップグレードするの手順に沿って操作し、利用できるようにします。さらに詳しい情報が必要な場合は、Google 担当者にお問い合わせください。
-
検索キャンペーン向けにテキストに関するガイドラインを追加する
検索キャンペーンでテキストに関するガイドラインを使用するには、AI 最大化設定でテキストのカスタマイズ機能を有効にする必要があります。テキストに関するガイドラインは、新規および既存の AI 最大化設定を使用したキャンペーンで有効にできます。
新しいキャンペーン
- [作成] ボタン
に移動し、[キャンペーン] を選択します。
- 新しい検索キャンペーンを作成します。
- [AI 最大化設定] ページが表示されたら、AI 最大化設定を有効に切り替えます。
- 切り替えボタンの下にある [アセットの最適化] パネルを見つけます。[テキストのカスタマイズ] 設定はデフォルトで有効になります。その下の [テキストに関するガイドラインを追加] を選択します。
- キャンペーンに適用する除外キーワードとメッセージの制限を入力します。
既存のキャンペーン
- [キャンペーン] メニュー
の [設定] に移動します。
- セクション メニューで [AI 最大化設定] を選択します。
- AI 最大化設定を有効に切り替えます。
- 切り替えボタンの下にある [アセットの最適化] パネルを見つけます。[テキストのカスタマイズ] 設定はデフォルトで有効になります。その下の [テキストに関するガイドラインを追加] を選択します。
- キャンペーンに適用する除外キーワードとメッセージの制限を入力します。