リーチ プランナーは、認知度、ブランドの比較検討、購入検討、アクションの動画キャンペーンにおけるすべてのマーケティング目標を 1 つのビューで正確にプランニングするのに役立ちます。また、AI を活用した広告フォーマットを利用して、ユニークリーチやコンバージョンなど、キャンペーン目標を確実に達成できるようにします。
フルファネル動画の概要
YouTube のフルファネル戦略とは、認知度またはリーチベースのキャンペーン、ブランドの比較検討と購入検討または視聴回数ベースのキャンペーン、アクションまたはクリックおよびコンバージョン ベースのキャンペーンで、複数のマーケティング目標を組み合わせる戦略です。ブランドはファネルの上流でユニークリーチを拡大し、ミドルファネルで発見とロイヤリティを促進した後、ファネルの下流で購買意欲の高いユーザーをコンバージョンへと誘導します。ユーザーをファネルの上流から下流へと誘導するこのプロセスを「需要創出」と考えることができます。広告主は、動画を使ってユーザーをファネルの上流に誘導してリーチを拡大することも、ファネルの下流に誘導してコンバージョンを獲得することもできます。
YouTube のフルファネル戦略を採用すると、ブランドは、購入経路のあらゆる段階でユーザーのニーズに応えることができます。フルファネルは、購入経路の複数の段階でユーザーへのアプローチを図りたいブランドに適しており、ユニークリーチの促進から需要の創出やコンバージョンの獲得まで、目標を最適化するのに役立ちます。フルファネルを計画することで、コンバージョンや売上を促進しながら、商品やサービスのリーチを拡大する潜在的なメリットを把握しやすくなります。
- リーチ: リーチできるターゲットとは、ターゲット ユーザーのうち、キャンペーンでリーチしているユーザーの絶対数のことです。動画リーチ キャンペーン(VRC)では、Google AI を駆使して、スキップ可能なインストリームとスキップ不可のインストリーム、インフィード、ショートの各広告枠で効率的なオンターゲット リーチを最大化します。入札はすべて、広告主が設定した目標インプレッション単価(CPM)に基づいて行われます。
- 視聴回数: 視聴回数は、ユーザーがインフィード広告または YouTube ショート広告の自動再生を 10 秒間視聴した場合や、インストリーム広告を 30 秒間視聴した場合、または広告をクリックした場合にカウントされます。動画視聴キャンペーン(VVC)では、Google AI を駆使して、スキップ可能なインストリーム、インフィード、ショートの各広告枠で視聴回数を最大化します。入札はすべて、広告主が設定した目標広告視聴単価(CPV)に基づいて行われます。
- コンバージョン数: YouTube では、視聴者による広告の視聴が視聴回数としてカウントされた後に、オンライン購入やカートへの追加など、ビジネスにとって価値があると定義したアクションが実行された場合にコンバージョンがカウントされます。詳しくは、YouTube 広告と視聴に関する指標についての記事をご覧ください。
フルファネルのプロダクト構成
リーチ プランナーの設定ページの [YouTube キャンペーン] セクションには、標準プランと高度なプランがあります。高度なプランでは、おすすめのフルファネルのプロダクト構成が表示され、キャンペーンの目標と目的の広告フォーマットに合わせて構成を「独自に作成」して、最大限にカスタマイズすることができます。どちらのタイプのプランも、市場の変化と季節性を考慮して定期的に更新されます。構成を「独自に作成」した場合、リーチ プランナーでサポートされている広告フォーマットであれば、フルファネルのプランに使用できます。広告フォーマットのプルダウンには、視聴単価(CPV)、1,000 インプレッションごと(CPM)、予約インプレッション単価(CPM)、コンバージョン単価(CPA)のフォーマット タイプが表示されます。
高度なプランでは、認知度、ブランドの比較検討、アクションの各動画広告フォーマットにおける、おすすめのフルファネルのプロダクト構成を確認できます。プロダクト構成は、フルファネルのプランナーの出発点であり、キャンペーンの目標、予算、クリエイティブ、業界などによって異なる場合があります。
- コンバージョンの作成: 認知度とブランドの比較検討の各フォーマットに重点を置き、新規顧客にリーチして将来のコンバージョンを増やすことを目的とし、デマンド ジェネレーション キャンペーンなどのアクション フォーマットにより多くの予算を割り当てる構成です。
- コンバージョンの獲得: アクションとブランドの比較検討の各フォーマットに重点を置き、すでにブランドに関心を持っているユーザーからのコンバージョンの獲得を目的とし、動画リーチ キャンペーンなどの認知度向上フォーマットにより多くの予算を割り当てる構成です。
フルファネルの可視化
リーチ プランナーの予測ページでは、新しいフルファネルのサブタブと、認知度(CPM)、比較検討(CPV)、アクション(CPA)の広告フォーマット タイプにおいて、CPA の YouTube 広告フォーマットと CPA 以外の YouTube 広告フォーマットをそれぞれ 1 つ以上含むプランのビジュアルが表示されます。その他すべてのプランについても、新しいフルファネルのサブタブとビジュアルはサブタブの一覧で利用できます。
ファネルの 3 つのすべての段階におけるオンターゲット インプレッション数、視聴回数、コンバージョン数の予測指標について、複数のマーケティング目標にまたがるそれぞれの分布を 1 つのビューで確認できます。
- 認知度とオンターゲット インプレッション数: CPM と CPV の広告フォーマットから発生したオンターゲット インプレッション数の割合が表示されます。
- 比較検討と視聴回数: CPM と CPV の広告フォーマットから発生した視聴回数の割合が表示されます。
- アクションとコンバージョン数: CPA の広告フォーマットから発生したコンバージョン数の割合が表示されます。
フルファネルのビジュアルの下には、ファネルの各部分に「寄与している広告フォーマット」、その予算、プラン全体に関連する割合の割り当てが表示されます(例: 認知度と CPM 向けの動画リーチ キャンペーン、アクションや CPA 向けのデマンド ジェネレーション)。
リーチ プランナーの下部とキャンペーンの広告申し込み情報単位で、デマンド ジェネレーションなどのアクション動画キャンペーンだけでなく、動画視聴キャンペーンや動画リーチ キャンペーンなどの CPV キャンペーンと CPM キャンペーンの CPA とコンバージョン数の予測値も確認できるようになりました。
フルファネルの予測
リーチ プランナーでは、フルファネルの予測に使用されている Google のユニークリーチ測定手法とコンバージョン率に基づいて、コンバージョン ベースの予測が算出されます。リーチ プランナーのリーチとコンバージョンに基づくモデリングの仕組みについて詳しくは、リーチ プランナーの予測についてをご覧ください。
リーチ プランナーはメディアプランの予測データを表示できますが、具体的なパフォーマンスや成果を保証するものではありません。プランの実際のパフォーマンスは、広告の品質や掲載などの要因によって変わる場合があります。