ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定のデータについて

この記事では、テストおよび「ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定」レポートでの指標の意味について説明します。

リフト測定の仕組み

ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定では、広告を見た広告表示グループのユーザーと、広告を表示されなかったコントロール グループのユーザーによるコンバージョンを測定することで、キャンペーンの因果的な増分効果を測定します。累積結果はテストの途中でも確認できますが、最も正確な結果を得るにはテストが完了するまでお待ちいただくことをおすすめします。


ユーザーに基づくコンバージョン リフト測定の指標とステータス

ユーザーに基づくコンバージョン リフトのデータを確認する方法は次のとおりです。

  1. Google 広告の管理画面で目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [測定] プルダウンをクリックします。
  3. [リフト測定] をクリックします。
  4. ここでは、入札単価設定に使用されるすべてのコンバージョンについて、増分と相対的リフトが表形式で表示されます。また、キャンペーンのインプレッション数、費用、ブランド効果測定または検索数の増加の指標も確認できます。
  5. テストの名前をクリックすると、詳細なテスト結果が表示されます。

指標

コンバージョン数の増分

コンバージョン数の増分 = 広告表示グループのコンバージョン数 - コントロール グループのコンバージョン数

コンバージョン リフト測定の最も基本的な指標は「コンバージョン数の増分」です。「絶対的リフト」とも呼ばれます。この指標には、テスト期間を通じて広告キャンペーンで発生した、コンバージョン数またはコンバージョン値の増分が反映されます。広告表示グループの指標(コンバージョン数またはコンバージョン値)と、コントロール(ベースライン)グループの指標間の差を算出した数値です。

コンバージョン値の増分

コンバージョン値の増分 = 広告表示グループのコンバージョン値 - コントロール グループのコンバージョン値

テスト期間中にキャンペーンで獲得したコンバージョン値の増分(現地通貨)です。

相対的リフト

相対的リフト = コンバージョン数の増分 ÷ コントロール グループのコンバージョン数

相対的リフトは、広告表示グループとコントロール(ベースライン)グループの間でレポートされたコンバージョン数の増加率を反映します。コンバージョン数の増分をコントロール グループの合計指標で割って算出されるため、理論的には -1 から無限大の間の数値になります。たとえば、コンバージョン数の 90% が増分の場合、コントロール グループのコンバージョン 10 件ごとに増分コンバージョン 90 件が発生したことになり、相対的リフトは 90 ÷ 10 = 900% となります。コントロール グループでのコンバージョン アクティビティが少ないブランドでは、相対的リフトの値が非常に大きくなる可能性があります。

信頼区間

コンバージョン リフト測定の推定値が収まる推定範囲です。たとえば相対的リフトが 10% の場合、これが点推定値を示し、最小 8% から最大 12% の信頼区間がかっこ内に表示されます。


ステータス

「有意な伸びが検出されました」

有意な伸びが発生し、広告表示グループのコンバージョン数が 150 件を超えています。

「データ不足です」

有意な伸びが発生しているものの、広告表示グループのコンバージョン数は 150 件未満です。または、有意な伸びは検出されず、信頼区間の半値幅は 2% 未満です。

「有意な伸びは検出されませんでした」

有意な伸びは検出されず、信頼区間の半値幅は 2% 以上です。


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