カスタム列で使用する関数について

関数のアウトプットを「戻り値」と呼びます。戻り値の内容は関数によって異なり、数値、テキスト、真偽値(True / False)、日付などのデータ型があります。また、多くの関数では「パラメータ」と呼ばれるインプットが必要です。パラメータは関数名の後のかっこ内で指定し、複数ある場合はカンマで区切ります。各パラメータは、順序とデータ形式に注意して指定する必要があります。メニューから関数を挿入した時点では、各パラメータの位置にプレースホルダ文字列が入っています。プレースホルダ文字列を実際のパラメータの値に書き換えて、関数を完成させましょう。かっこ内に「...」とある関数は、パラメータをいくつでも追加できます。

カスタム列内で関数を使用する方法については、カスタム列を作成するをご覧ください。

カテゴリ 戻り値の型 関数 説明
算術 数値 round(x) [x] を最も近い整数に丸めます
算術 数値 floor(x) [x] 以下の最大の整数を返します
算術 数値 ceiling(x) [x] 以上の最小の整数を返します
論理 場合によって異なる if(condition, if_true, if_false) [condition] を評価し、条件が true である場合に [if_true] を、条件が false である場合に [if_false] を返します戻り値のデータ型は、[if_true] ないし [if_false] と同じになります。
論理 True / False or(x, y, ...) パラメータのいずれかが true である場合に true を返します
論理 True / False not(x) [x] が false の場合に true を、[x] が true の場合に false を返します
論理 True / False and(x, y, ...) すべてのパラメータが true である場合に true を返します
テキスト テキスト concat(text1, text2, ...) 2 つ以上の文字列を組み合わせます
テキスト True / False is_empty(text) [text] に文字が含まれない場合に True を返します
テキスト テキスト trim(text) 文字列の前後の空白文字を削除します
テキスト True / False starts_with(needle, haystack) [haystack] の文字列が [needle] で始まる場合に True を返します
テキスト True / False ends_with(needle, haystack) [haystack] の文字列が [needle] で終わる場合に True を返します
テキスト 数値 search(needle, haystack) [haystack] 内の最初の [needle] の開始位置を返します
テキスト True / False contains(needle, haystack) [haystack] の文字列に [needle] が含まれる場合に True を返します
テキスト テキスト right(text, length) [text] の最後の [length] 文字を返します
テキスト テキスト left(text, length) [text] の最初の [length] 文字を返します
テキスト テキスト substitute(haystack, needle, replacement) [haystack] に含まれる [needle] というテキストをすべて [replacement] に置き換えます
テキスト テキスト upper(text) [text] 内のすべての文字を大文字に変換します
テキスト テキスト lower(text) [text] 内のすべての文字を小文字に変換します
テキスト 数値 length(text) [text] の文字数を返します
変換 テキスト to_text(value) [value] をテキストに変換します
変換 数値 to_number(value) [value] を数値に変換します
日付 日付 date(year, month, day) 数値で指定した年月日の日付を、日付データとして返します
日付 数値 day(date) 日付データ [date] の日(月の何日目か)を数値で返します
日付 数値 month(date) 日付データ [date] の月(1 月~12 月)を数値で返します
日付 数値 quarter(date) 日付データ [date] の四半期(第 1~第 4 四半期)を数値で返します
日付 数値 year(date) 日付データ [date] の年(西暦)を数値で返します
日付 数値 weekday(date) 日付データ [date] の曜日を数値(日曜を 1 として 1~7)で返します
日付 数値 weeknum(date) 日付データ [date] の週番号(日曜始まりで第 1 週~第 54 週)を返します
日付 数値 daynum(date) 日付データ [date] の年間通算日番号(1~365 または 366)を数値で返します
日付 数値 days_between(date1, date2) [date1] から [date2] までの日数を返します
日付 日付 offset_days(date, days) [date] の日付を [days] の日数分だけ進めた(マイナス値なら戻した)日付を返します
日付 日付 offset_months(date, months) [date] の日付の月を [months] の月数分だけ進めた(マイナス値なら戻した)日付を返します。計算後の月の日数が足りず、存在しない日付になった場合は、その月の最終日を返します。
日付 日付 offset_years(date, years) [date] の日付の年に [years] の年数を加えます
日付 日付 today() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、当日の日付を返します
日付 日付 yesterday() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、前日の日付を返します
日付 日付 week_start_sunday() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、当日以前で直近の日曜日の日付を返します
日付 日付 week_start_monday() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、当日以前で直近の月曜日の日付を返します
日付 日付 month_start() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、当月の初日の日付を返します
日付 日付 year_start() カスタム列の所有者のアカウントのタイムゾーンで、当年の初日(1 月 1 日)の日付を返します
日付 日付 report_range_start() そのレポートの現在の対象期間の開始日を返します
日付 日付 report_range_end() そのレポートの現在の対象期間の最終日を返します
日付 数値 report_days_count() そのレポートの開始日と最終日をもとに、対象期間の日数を返します

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