カスタムテストは、検索キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、デマンド ジェネレーション キャンペーン、動画キャンペーンの変更を提案し、試すことができる機能です。キャンペーンに変更を適用する前に掲載結果を測定し、変更によりどのような影響が生じるかを把握できます。
この記事では、カスタムテストの仕組みについて説明します。テストを設定する方法については、カスタムテストを設定するをご覧ください。
このページの内容
メリット
シンプルなワークフロー: テストのタイプを選択し、カスタムテストを作成する手順が簡単になりました。以下を選択できます。
- 広告バリエーション: キャンペーンまたはアカウント全体で、テキスト広告またはレスポンシブ検索広告を配信する
- カスタム: 検索、ディスプレイ、デマンド ジェネレーション、または動画のテストを作成する
- 元のキャンペーンを選択し、テスト キャンペーンのテスト変数を変更して、テストを実施する
- 動画: 動画キャンペーンで動画アセットをテストする
見やすいレポート: [テスト] ページを使用すると、すべてのテストのレポートを 1 か所で確認できます。たとえば、次のことが可能です。
- 検索、ディスプレイ、デマンド ジェネレーション、動画のテストなど、広告バリエーションのすべてのテストを 1 つの表で確認できます。
- 概要表ですべての指標を表示しながら、元のキャンペーンとテスト キャンペーンのパフォーマンスを比較できます。統計情報を比較するためにカーソルを合わせる必要はありません。
- 最大 2 つの主要な成功指標を指定し、カスタマイズされたレポートを作成できます。
- カスタムテスト専用の日付選択ツールを使って、パフォーマンスの比較対象期間をわかりやすく表示できます。
スムーズなテスト管理: キャンペーン管理表を、元のキャンペーンとテスト キャンペーンの間でスムーズに切り替えて表示できます。
- キャンペーン、広告グループ、クリエイティブの単位でデータ(変更履歴などの一般的な列を含む)を確認すると、パフォーマンスの変化をより詳細に把握できます。
- キャンペーン管理表でテスト変数を編集および更新できます。
検索広告クリエイティブをテストする場合は、広告バリエーションの使用をおすすめします。ただし、キャンペーン全体ではなく特定の広告グループをテストする場合は、カスタムテストを使用します。動画クリエイティブをテストする方法については、動画テストを作成するをご覧ください。
例
キャンペーンの入札単価を変更するにあたり、この変更によってキャンペーンの掲載結果が向上するかどうかを確認したいと思っています。そこで、目標広告費用対効果の入札単価を変更して新しいテストを作成し、1 か月間テストを実施しました。月末にテスト結果を確認したところ、入札単価の変更によって掲載結果が向上していました。そのため、元のキャンペーンにテストが自動的に適用されました。
カスタムテストの仕組み
カスタムテストでは、カスタムテスト用のキャンペーンを作成して、元のキャンペーンに加えた変更の影響をテストできます。
- カスタムテストを設定する: テストの設定ではテストの実施期間のほか、テストで使用する元のキャンペーンからのトラフィックと予算の割合を指定します。
- カスタムテストを確認する: テストが実施されるとその掲載結果を確認できるようになり、元のキャンペーンの掲載結果と比較することができます。必要に応じて、テストの期間を変更して早めに終了することもできます。
- 配信の予測: 50 対 50 のトラフィック分割により、参加できるオークションはコントロールされますが、インプレッションや費用の均等化は保証されません。これらは、広告ランクや入札戦略などのオークション ダイナミクスによって決まります。介入群が安定するまで 7 ~ 14 日ほどかかります。
- 配信のトラブルシューティング: テストの配信が停止している場合やインプレッションがゼロの場合は、テストが「入札戦略の学習期間」(通常は 7 日間)にあるかどうかを確認します。この期間中は変更を行わず、広告が不承認となっている、広告アセットの充実度が低すぎる、ターゲティングとコンテンツのレーティングが競合している、などの点がないか確認します。また、欧州経済領域のトラフィックで同意モードが有効になっていることを確認します。
- カスタムテストを適用する: テストのパフォーマンスが元のキャンペーンのパフォーマンスより良い場合、手動または自動で元のキャンペーンにテストを適用できます。または、テストを元のキャンペーンと同じ期間、同じ予算の新しいキャンペーンに変換することもできます。この場合、元のキャンペーンは一時停止されます。
トラフィック分割と広告の表示頻度
テストを設定する際は、元のキャンペーンとテスト キャンペーンの間でトラフィックと予算をどのように分割するかを選択します。これにより、変更を確定する前に、あらかじめ結果を比較して検討することができます。
分割比率を設定していても、一方のグループの広告表示がもう一方より多くなる場合があります。これは、広告スロットごとに毎回オークションが行われるためです。テストで設定した入札単価やアセットの内容が異なると、オークションの落札数が増えたり減ったりすることがあります。キーワードや広告の品質を変更した場合も、広告の表示頻度に影響します。また、どちらか一方が先に 1 日の予算の上限に達した場合は、その日の広告配信が停止されます。また、自動入札では、どのバージョンが最も効果的かを学習する過程で、配信ボリュームが変動する場合もあります。
カスタムテストでサポートされていない機能
カスタムテストは一般的にキャンペーンと同じ機能をサポートしていますが、次の例外があります。
- 「ターゲット キャンペーン」または「ターゲット広告グループ」を使った広告カスタマイザ。ただし、カスタムテストを作成してから、ターゲット キャンペーンまたは広告グループ フィードを割り当てることは可能です。詳しくは、レスポンシブ検索広告の広告カスタマイザを作成するをご覧ください。
- 広告のスケジュール レポート
- オークション分析
- 入札単価状況
- カテゴリと検索語句
- ディスプレイ プレースメント レポート
- キーワード診断
- メール配信スケジュール レポート
- 共有予算
- テスト キャンペーンで自動作成された広告見出しまたは説明文の一時停止または削除
留意点
- カスタムテストは、検索キャンペーン、ディスプレイ キャンペーン、デマンド ジェネレーション キャンペーン、動画キャンペーンで利用できますが、いくつかの制限事項があります。
- キャンペーンの適格性: テストの対象としてキャンペーンを選択するには、キャンペーンが有効である(一時停止されていない)こと、個別の 1 日の予算(共有予算ではない)を使用していること、標準の入札戦略(ポートフォリオ入札ではない)を使用していることが条件となります。P-MAX キャンペーンの場合は、ブランド ガイドラインや除外設定が競合していないか確認します。キャンペーンが選択メニューに表示されない場合は、キャンペーンがこれらの条件を満たしていることを確認して、同期が完了するまで数時間待ってください。
- P-MAX: 上昇効果検証を使用して代替 URL をテストします。「テストの同期」では、介入群の変更が基本のキャンペーンに合わせて元に戻されることがあります。介入群で個別の設定を維持する必要がある場合は、同期をオフにしてください。
- 動画キャンペーン: オークション ベースのキャンペーンのみがサポートされています。YouTube Select やマストヘッドなどの純広告ベースのサービスは使用できません。
- アプリとショッピング: 標準のカスタムテストはサポートされていません。アプリ キャンペーンでは「アプリアセットの上昇効果検証」を使用します。詳しくは、アプリアセットのテストを新規作成する方法をご覧ください。
- コンバージョン数: 信頼性の高い結果を得るには、1 日あたりのコンバージョン数が 100 以上など、基本のキャンペーンが最小要件を満たしていることを確認してください。
- 共有予算を使用しているキャンペーンは、選択肢として表示されない場合があります。AI 最大化設定テストは、現在のところ共有予算には対応していません。この問題を解決するには、個別のキャンペーン予算に変更してください。