店舗販売コンバージョンを表示する

Google 広告レポートに店舗販売コンバージョンが表示されるまでには 2～7 日ほどかかります。店舗販売コンバージョンは、「キャンペーン」、「広告グループ」、「キーワード」の各レポートで確認できます。この記事では、店舗販売コンバージョンを確認するさまざまな方法を説明します。

この記事の内容

• 店舗販売状況レポートの使用可能状況を確認する
• 店舗販売コンバージョンの表示と管理の手順を確認する
• 現在の店舗販売額モデルを確認する方法を見る
• 店舗販売状況レポートの診断ページについて確認する

店舗販売状況レポートの使用可能状況

店舗販売状況レポートは、以下のキャンペーン タイプで使用できます。

• 検索
• ショッピング
• 動画
• ディスプレイ
• ローカル
• P-MAX

店舗販売の測定では、コンバージョン レポートとビュースルー コンバージョン レポートがサポートされています（対象となる場合）。ビュースルー コンバージョンは、Google 広告管理画面の [コンバージョン] 列ではレポートされず、アカウント設定に応じて [すべてのコンバージョン] または [ビュースルー コンバージョン] の列で確認できます。

ビュースルー コンバージョンを [すべてのコンバージョン] 列に含める場合:

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [設定] をクリックします。
4. [ビュースルー コンバージョン] をクリックしてセクションを展開し、[[すべてのコンバージョン] 列にディスプレイ ネットワークと動画広告のビュースルー コンバージョンを含める] のチェックボックスをオンにします。

手順

確認方法 1: オンラインとオフラインのすべてのコンバージョンの合計数を確認する

オンライン コンバージョンとオフライン コンバージョンの合計数（および関連する値）を表示するには、すべてのコンバージョン数とコンバージョン値を表示するレポートを作成します。店舗販売のコンバージョン数とコンバージョン値は、Google 広告レポートの [すべてのコンバージョン] 列と [すべてのコンバージョン値] 列に自動的に追加されます。

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [概要] をクリックします。
4. 表の右上にある [すべてのコンバージョン アクションを表示] をクリックします。
5. 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
6. プルダウン メニューから [表示項目の変更] を選択します。
7. コンバージョン アクションの表示項目を変更するには、検索バーを使って、[すべてのコンバージョン]、[ビュースルー コンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] を検索します。
8. 各オプションの横にあるチェックボックスをクリックして、表示項目に追加します。

確認方法 2: 店舗販売コンバージョン別に分割表示する

店舗販売コンバージョン数とコンバージョン値を、Google 広告アカウントでレポートされた他のコンバージョンから区別するには、レポートでセグメントを作成します。なお、事前に [すべてのコンバージョン] 列、[ビュースルー コンバージョン] 例および [すべてのコンバージョン値] 列をレポートに追加しておいてください。

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [概要] をクリックします。
4. 表の右上にある [すべてのコンバージョン アクションを表示] をクリックします。
5. 掲載結果の表の上にある分類アイコン をクリックします。
6. [目標カテゴリで行を分類] を選択します。
7. 表のデータがコンバージョンの発生元別に表示されます。[店舗販売] コンバージョン アクションを探し、店舗販売データを確認します。

確認方法 3: 店舗販売データのレポート列を追加する（カスタム変数を使用している小売店、レストラン、自動車の OEM / 地域ディーラー グループの場合のみ）

1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
2. [オーディエンス、キーワード、コンテンツ ] プルダウン メニューをクリックします。次に、[検索キーワード] をクリックします。
3. 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
4. [キャンペーンの表示項目を変更] で、[コンバージョン] をクリックします。
5. ご希望の店舗販売データ列の横のチェックボックスをオンにします。使用できる列は次のとおりです。
   • 店舗販売コンバージョン数
   • 店舗販売コンバージョン値
   • 実店舗への来店からの購入率（店舗販売コンバージョン数 ÷ 来店コンバージョン数）
   • 店舗販売におけるクリックからの購入率（店舗販売コンバージョン数 ÷ インタラクション数）
   • 店舗販売の平均コンバージョン値（店舗販売コンバージョン値 ÷ 店舗販売コンバージョン数）
   • 店舗販売コンバージョン単価（費用 ÷ 店舗販売コンバージョン数）
   • 店舗販売の広告費用対効果（店舗販売コンバージョン値 ÷ 費用）
6. [適用] をクリックします。選択した列がレポートに表示されるようになります。

確認方法 4: 店舗販売のカスタム列を追加する

キャンペーンを分割せずに別の列に店舗販売を表示するには、レポートにカスタム列を追加します。

1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
2. [オーディエンス、キーワード、コンテンツ ] プルダウン メニューをクリックします。次に、[検索キーワード] をクリックします。
3. 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
4. [キャンペーンの表示項目を変更]で、[カスタム列] をクリックします。
5. [+ カスタム列] をクリックします。
6. [名前] で新しい表示項目の名前を入力します。この名前は見出しに表示されます。
7. [説明文] に表示項目の説明を入力します。ここに入力したテキストは、列名の横の「？」にカーソルを合わせると表示されます。
8. [列] をクリックし、[コンバージョン] プルダウン メニューをクリックします。
9. [指標] メニューをクリックし、[コンバージョン]、[すべてのコンバージョン] または [ビュースルー コンバージョン] の順に選択します。
10. 下のリストで [コンバージョン]、[コンバージョンの発生元] の順にクリックします。
11. [選択したセグメント] で、発生元として [店舗販売] を選択します。
12. [保存] をクリックします。新しいカスタム列が自動的に追加されます。
13. [適用] をクリックすると、掲載結果の表に列のカスタマイズが適用されます。店舗販売のコンバージョン アクションが複数ある場合は、カスタム列を作成した後にコンバージョン アクション名別に分割できます。

確認方法 5: アカウント単位で店舗販売コンバージョンのレポートを表示する

このレポートを表示できるのは、オフライン トランザクション ファイルをアップロードするアカウント（個々の Google 広告アカウントか Google 広告クライアント センター（MCC）アカウント）のレベルに限られます。

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [概要] をクリックします。
4. 表の右上にある [すべてのコンバージョン アクションを表示] をクリックします。
5. コンバージョンの種類のリストで「店舗販売」を検索します。
6. （省略可）掲載結果の表の上にあるフィルタボタン をクリックすると、お客様にとって重要な店舗販売コンバージョンのみを表示できます（たとえば、有効な店舗販売コンバージョン アクションだけを表示するように絞り込めます）。

確認方法 6: 店舗販売コンバージョンをカスタム変数別に分割する

店舗販売の測定でカスタム変数を使用すると、店舗販売コンバージョンとそのコンバージョン値を、カスタム変数名で分割して表示することもできます。なお、事前に [すべてのコンバージョン] 列と [すべてのコンバージョン値] 列をレポートに追加しておいてください。

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [概要] をクリックします。
4. 表の右上にある [すべてのコンバージョン アクションを表示] をクリックします。
5. 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
6. プルダウン メニューから [表示項目を変更] を選択します。
7. [統計情報を選択] で [コンバージョン] をクリックします。
8. [すべてのコンバージョン]、[ビュースルー コンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] などの関連するコンバージョン列を 1 つ以上追加するか、その他必要な既定のコンバージョン列を追加します。
9. 掲載結果の表の上にある分類アイコン をクリックします。
10. [コンバージョン]、[カスタム変数] の順に選択します。
11. リストから、目的のカスタム変数名を選択します。
12. 表のデータが、選択したカスタム変数別に表示されます。

現在の店舗販売額モデルを確認する

広告主様によっては、すべて自動で動的に生成された店舗販売額レポートが届く場合と、アップロードした店舗内取引に基づいた動的値のレポートが届く場合があります。アップロードしている店舗内取引データに一貫性がない広告主様には、デフォルトのコンバージョン値設定に基づいた販売額データが表示される可能性があります。

次の手順を実施すると、特定の期間に使われた店舗販売モデルを確認できます。

1. Google 広告の管理画面で [目標] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
3. [概要] をクリックします。
4. 表の右上にある [すべてのコンバージョン アクションを表示] をクリックします。
5. 目的の期間を選択します。
6. 掲載結果の表の上にある分類アイコン をクリックします。
7. プルダウンで [目標カテゴリで行を分類] を選択します。
8. 掲載結果の表の上にある表示項目アイコン をクリックします。
9. [パフォーマンス] を選択し、[すべてのコンバージョン値] のチェックボックスをクリックします。
10. 概要ページにある掲載結果の表で、店舗販売アクションの [値 / すべてのコンバージョン] を確認し、記録します。

選択した期間で、手順 8 で特定した [値 / すべてのコンバージョン] の値が手順 11 のデフォルト値と一致した場合は、デフォルト値を使用して店舗販売額データが生成されています。この 2 つの値が一致しない場合、店舗販売額データは、データが現在アップロードされているかどうかに応じて、店舗内の販売額データか自動生成の販売額データを使用して生成されています。

診断ページで店舗販売を確認する

アカウントの店舗販売コンバージョンのレポートについてご不明な点がある場合は、[診断] ページを使用して、店舗販売コンバージョンのレポートの全体的な状況を確認できます。このページでは、アカウント内で店舗販売コンバージョンのレポートに影響を与えている可能性のある具体的な問題など、詳しい情報を把握できるほか、店舗販売コンバージョン重視の入札でアカウントが最適化されているかどうかも確認できます。

[診断] ページにアクセスする方法

1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン をクリックします。
2. セクション メニューで [分析情報とレポート] プルダウンをクリックします。
3. [レポート エディタ] をクリックします。
4. [コンバージョン] をクリックします。
5. [来店] カードを選択します。

注: [診断] ページにアクセスするには、店舗販売のコンバージョン アクションをアカウントに設定しておく必要があります。

アカウントに店舗販売のコンバージョン アクションが設定されていない場合は、ご利用条件をご確認ください。

診断ページのデータの見方

店舗販売のコンバージョン アクションの [診断] ページには、広告主様が店舗販売状況レポートの現在のステータスを正しく把握できるように、以下の情報が表示されます。

• 現在のステータス: 店舗販売状況レポートのステータスが表示されます。
  • このセクションでは、コンバージョン レポートを提供するために使用される店舗販売バリアントについても確認できます。
    • デフォルト値に基づく店舗販売: 関連するしきい値が満たされている限り、店舗販売コンバージョン数が自動的に提供されます。広告主様が設定したデフォルト値に基づくコンバージョン値も提供されます。
    • アップロードされた動的値に基づく店舗販売: 関連するしきい値が満たされている限り、店舗販売コンバージョン数が自動的に提供されます。アップロードされた店舗内取引数に基づくコンバージョン値も提供されます。最近のデータがアップロード時に保持されていない場合は、デフォルト値に切り替わります。
    • 自動的な動的値に基づく店舗販売: 関連するしきい値が満たされている限り、店舗販売コンバージョン数とコンバージョン値が自動的に提供されます。
      • 自動的な動的値に基づく店舗販売では、Google のデータ パートナーシップに基づくコンバージョン値も提供されます。
  • アカウントで、コンバージョン アクションのデフォルト値に基づいて店舗販売コンバージョン値が現在レポートされている場合、このセクションには現在のデフォルト値も表示されます。
• 取引のアップロード ステータス: 過去 30 日以内の取引データがアカウントにアップロードされたかどうかが表示されます。
  • このセクションは、店舗販売データをアカウントにアップロードできる広告主様にのみ表示されます。
  • 店舗販売データをアップロードするには、過去 30 日間（推奨は過去 14 日間）以内の取引データが含まれるよう、データを定期的にアップロードしておく必要があります。過去 30 日以内に対象となる取引データがない場合、コンバージョン アクションのデフォルト値を使って店舗販売のコンバージョン値のレポートが作成されます。
  • 最近の店舗内取引データが 14～30 日前のものである場合、このセクションでは、デフォルトのアクション値に基づいてコンバージョン値を提供するようにアカウントが切り替わるまでの日数を確認できます。
• コンバージョン数データのしきい値: プライバシーとレポート作成の基準を満たし、店舗販売コンバージョン数のレポートを作成するのに十分なデータがアカウントにあるかどうかが表示されます。アカウントがしきい値を満たしていない場合、店舗販売状況レポートは利用できません。
• コンバージョン値データのしきい値: プライバシーとレポート作成の基準を満たし、店舗販売額のレポートを作成するのに十分なデータがアカウントにあるかどうかが表示されます。アカウントが基準を満たしていない場合、コンバージョン アクションのデフォルト値が使用されます。

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