データを最新の状態に保つ
目的のリンク先またはユースケースで使用できるようにデータがインポートされるようにするには、手動での接続またはスケジュール設定された接続の実行前に、データソースでデータを更新する必要があります。たとえば、接続を日次スケジュールで行うよう選択した場合、毎日予定開始時間の前にデータを更新する必要があります。
データを公開する
データソースに接続する場合は、実装するユースケースごとに専用のテーブル、またはそのソース内のフィルタを適用したテーブルデータのサブセットが必要になります。接続されたデータソースからの同じテーブルは、フィルタを適用したテーブルデータの別のサブセットを使って、複数のユースケース(コンバージョン イベントやオーディエンス リストなど)で再利用できます。
データソースによっては、接続を行うために適切な認証情報が必要になるものもあれば、データマネージャー のサービスからデータにアクセスできることが必要になるものもあります。具体的なガイダンスについては、ご使用中のデータソース向けのガイドをご覧ください。
データの形式を整える
以降のセクションでは、データを適切にフォーマットして、エラーなくインポートできるようにする方法について説明します。
ご希望の言語の字幕を表示するには、YouTube の字幕をオンにしてください。動画プレーヤーにある設定アイコン を選択してから、[字幕] を選択し、言語を選択します。
ファイル形式について
CSV ファイルなどのファイルをアップロードする場合は、ファイルの最初の行にヘッダーを含める必要があります。
ファイル拡張子のないファイルは拒否されるため、ファイルに拡張子があることを確認してください。
日付と時間の形式について
インポート時に、データマネージャー は次の 2 つの変換方法によって日付と時刻の形式を処理します。
- 日付の変換: 日付のみを含むフィールドの場合、データマネージャー は一般的なさまざまな日付形式を ISO 8601 標準の YYYY-MM-DD に自動的に変換します。
- タイムスタンプの変換: 日付と時刻の情報を含むフィールドでは、「日付と時刻を変換」機能を使用して、タイムスタンプ、日時、Unix エポック、またはそのデータの文字列表現を自動的に標準化できます。
データに 02/01/2026 のような解釈が分かれる日付が含まれている場合、MM/DD/YYYY 形式がサポートされているために、本来は 1 月 2 日のつもりでも、検証を通過して 2 月 1 日として処理されてしまうことがあります。データの精度を維持するため、DD/MM/YYYY 形式の行が 1 つでも検出されると、誤った処理を未然に防ぐ目的でインポートは失敗します。
タイムゾーンがないデータ行については、タイムスタンプ変換設定パネルで変換用の代替タイムゾーンを設定できます。代替タイムゾーンを選択しないと、タイムゾーンが設定されていない行がインポートされなくなります。自由度の高いファイルの接続で使用される代替タイムゾーンは、アカウントに関連付けられているタイムゾーンとして事前入力されますが、このタイムゾーンは変換メニューで変更できます。
詳しくは、日付と時刻の変換についての記事をご覧ください。
サポートされている形式のタイムスタンプの例を以下に示します。
2012-08-15T00:01:54Z(UTC ISO 8601 標準)2012-08-14T17:01:54-07:00(ISO 8601 標準、オフセットあり)Aug 14, 2012 17:01:5408/14/2012T5:01:54 PM2012-08-14 5:01:54 PM08/14/2012 17:01:542012-08-14 17:01:5408/14/2012 17:01:54*1232012-08-14T17:01:54-0708/14/2012T17:01:54-07002012-08-14T17:01:54-0700002012-08-14T17:01:54-07:00:002012-08-14T17:01:54 America/Los_AngelesAug 14, 2012 17:01:54PST2012-08-14 17:01:54 PST2012-08-14 17:01:54 Pacific Standard Time2012-08-14 17:01:54 GMT-07:0008/14/2012 17:01:54 GMT-07:00:00July 17, 2025 17:01:54 PST17 July 2025 17:01:54 GMT-07:0017-Jul-2025T17:01:54-07:00
サポートされている日付形式
| 形式 | 説明 | 例 |
YYYY-MM-DD |
ISO 8601 | 2025-07-17 |
MM/DD/YYYY |
米国形式 | 07/17/2025 |
MMM DD, YYYY |
月の略称 | Jul 17, 2025 |
Month DD, YYYY |
長い形式 | July 17, 2025 |
DD Month YYYY |
ヨーロッパの長い形式 | 17 July 2025 |
DD-MMM-YYYY |
一般的な国際形式 | 17-Jul-2025 |
サポートされている時間形式
| 形式 | 例 |
h:mm:ss a |
5:01:54 PM |
H:mm:ss |
17:01:54 |
HH:mm:ss*SSS |
17:01:54*633(秒の小数) |
サポートされているタイムゾーン形式
| 説明 | 例 |
| ローカライズされたオフセットのテキストと時間(先頭にゼロなし) |
|
| ローカライズされたオフセットのテキストと 2 桁の時間と分のフィールド(コロンあり) |
|
| ローカライズされたオフセットのテキストと 2 桁の時間、分、秒のフィールド(コロンあり) |
|
| ゼロ(UTC) |
|
| ゾーン ID |
|
| オフセット時間 |
|
| オフセットの時間と分(コロンあり) |
|
| オフセットの時間、分、秒(コロンあり) |
|
| オフセットの時間と分(コロンなし) |
|
| オフセットの時間、分、秒(コロンなし) |
|
| ゾーンの略称 |
|
| ゾーンの正式名称 |
|
機密性の高い顧客データのハッシュ化について
データの安全性を保つため、インポートする機密性の高い顧客データはハッシュ化する必要があります。データマネージャー では、SHA256 アルゴリズム(業界標準の一方向ハッシュ関数)を使ってデータがハッシュ化され、結果は 16 進数でエンコードされます。データを事前にフォーマットする必要はありません。データ マネージャーでは、関連する PII(個人を特定できる情報)フィールドが正規化され、ハッシュ化とエンコードが自動的に行われ、ユースケースに合わせてデータが API にプッシュされます。
データを正規化およびハッシュ化する場合は、以下の手順に沿って操作します。
正規化の場合:
- 先頭と末尾の空白文字を削除する。
- テキストを小文字に変換する。
- 電話番号を E.164 規格の形式にする。
- gmail.com と googlemail.com のメールアドレスのドメイン名の前にあるすべてのピリオド(.)を削除する。
ハッシュ化の場合:
- 16 進数 SHA256 を使用する。
機密性の高い顧客データのハッシュ化を自分で行う場合は、顧客データファイルのフォーマットについてを参照して、正しくフォーマットされていることを確認してください。ハッシュ化データのファイルをアップロードする場合、機密性の高い顧客データ以外はハッシュ化せずにお送りください。データ マネージャーでは、ハッシュ化されたデータが API にプッシュされます。
なお、スマート ハッシュは自動的に行われるため、[操作] メニューで操作を選択する必要はありません。
次の動画では、ハッシュ化されていない顧客データをデータ マネージャーにインポートする方法について説明します。
Google Sheet x GADM: Non-hashed data demonstration次の動画では、ハッシュ化された顧客データをデータ マネージャーにインポートする方法について説明します。
Google Sheet x GADM: Hashed data demonstrationファーストパーティ データ インポートのスキーマ
カスタマー マッチ
| フィールド | 説明 | ハッシュ化する前の必須形式 | |
| メール(必須) |
|
すべて小文字、余分なスペースなし | |
| 電話番号(必須) |
|
E.164 形式、余分なスペースなし | |
| 送付先住所(必須) | 国コード | ISO の 2 文字または 3 文字の国コードを使用します。 | すべて小文字、余分なスペースなし |
| 郵便番号 |
米国の場合:
その他の国の場合:
|
文字列 | |
| ハッシュ化された名前(名) | 接頭辞は使用できません。 | すべて小文字、アルファベットのみ | |
| ハッシュ化された名前(姓) | 接頭辞は使用できません。 | すべて小文字、アルファベットのみ | |
|
デバイス ID(省略可) |
モバイル デバイス ID、GAID、IDFA を使用します。 | 文字列 | |
|
ユーザー ID(省略可) |
ウェブサイトにアクセスしているユーザーを識別するために広告主が使用する、一意の顧客 ID です。 | 文字列 | |
上記以外にも列を追加することができます。追加した列は、Google 広告でデータをフィルタする際に使用できます。
オフライン コンバージョン インポートとリードの拡張コンバージョン
注:
- リードの拡張コンバージョンを利用するには、[目標] > [コンバージョン] > [設定] で利用規約に同意する必要があります。リードの拡張コンバージョンの利用規約に同意すると、Google クリック ID(GCLID)に加えて、メールアドレスや電話番号などの個人情報をコンバージョン アトリビューションで利用できるようになります。リードの拡張コンバージョンを正しく測定するには、リードの拡張コンバージョンの実装チェックリストをご覧ください。
- リードの拡張コンバージョンの効果を高めるため、Google クリック ID と個人情報の両方を含む、利用できるすべてのデータをインポートしてください。入力するデータが多いほど、コンバージョンを照合し、貢献度を割り当てる際の精度が向上します。
- Google 広告データマネージャーでは、Google Cloud Storage(GCS)、Amazon S3、HTTP、SFTP、gSheets については実行ごとに 90 日前以降のコンバージョンがインポートされます。Salesforce および HubSpot については、最初の成功した実行で過去 14 日間のデータがインポートされ、その後のすべての新しい実行では、最後の成功した実行と現在の実行の間に発生して報告されたすべての変更がインポートされます。BigQuery、Amazon Redshift、Snowflake、MySQL、PostgreSQL については、実行ごとに過去 14 日間のデータがインポートされます。
| フィールド | 説明 | リードの拡張コンバージョン | オフライン コンバージョンのインポート |
| コンバージョン アクション | コンバージョンとしてインポートするイベントの名前。 | 省略可(コンバージョン アクションをフィルタする際に使用) | 省略可(コンバージョン アクションをフィルタする際に使用) |
| GCLID | このコンバージョンに関連付けられている Google クリック ID(GCLID)。 | ユーザー提供データにタグが設定されている場合は省略可。ユーザー提供データでタグが使用されていない場合は必須 | 必須 |
| イベントソース |
このフィールドでは、広告主様がコンバージョン イベントの発生元(web、app、in-Store、phone など)を指定できます。イベント トラッキング、コンバージョン モデリング、入札単価の最適化といった主要な機能を円滑に運用するうえで、この設定は重要です。 注: この値をデータ内の列にマッピングするか、フィールド マッピング時にすべてのイベントに対して共通の発生元を設定できます。入力できる値は次のとおりです(大文字と小文字は区別されません)。
|
省略可 | 省略可 |
| メールアドレス |
ユーザーのメールアドレス 例: abc@email.com |
メールアドレスまたは電話番号の少なくともどちらかをマッピングする必要があります | なし |
| 電話番号 |
ユーザーの電話番号。E.164 形式で指定します。この形式は、ダッシュ、かっこ、スペースを含まない、プラス記号(+)と国コードを付加した 11~15 桁の数字である必要があります。 例: ‘+11231234567’ |
なし | |
| コンバージョンの日付と時間 |
コンバージョンが発生した日時。 注: 「日付と時刻を変換」を追加することをおすすめします。この変換を使って、UI で代替のタイムゾーンを指定し、タイムゾーンが指定されていないすべてのデータ行をカバーできるようにすることをおすすめします。変換に加えて、データにタイムゾーンを含めることもできます。 オフライン コンバージョンのインポートでは、データ マネージャーと同じ形式がサポートされています。
オフライン コンバージョンのインポートでは、以下の形式もサポートされています。
|
必須 | 必須 |
| コンバージョン値 | 価値に基づく入札戦略で使用されます。詳しくは、コンバージョン値についてをご覧ください。 | 省略可 | 省略可 |
| オーダー ID | トランザクションの固有識別子(注文確認番号など)。詳しくは、トランザクション ID についての記事をご覧ください。 | 省略可 | 省略可 |
| GBRAID | アプリ コンバージョンに関連付けられ、iOS14 以降の iOS デバイスから発生しているクリックのクリック ID。 | 省略可 | 省略可 |
| WBRAID | ウェブ コンバージョンに関連付けられ、iOS14 以降の iOS デバイスから発生しているクリックのクリック ID。 | 省略可 | 省略可 |
| ユーザー IP アドレス |
ユーザーの IP アドレス。精度を高めるため、IPv6 を使用することをおすすめします。ただし、IPv4 を使用しても問題ありません。 注: Google 広告では、欧州経済領域(EEA)、英国(UK)、スイス(CH)のエンドユーザーについては、IP アドレスの照合がサポートされません。これらのユーザーからの IP アドレスの共有を条件付きで除外するロジックを追加し、サイトやアプリ、その他のプロパティで収集するデータに関して明確で包括的な情報をユーザーに開示し、法律または適用される Google のポリシーで求められる場合には同意を得るようにしてください。詳しくは、オフライン コンバージョンのインポートについてをご覧ください。 |
省略可 | 省略可 |
| ユーザー エージェント | コンバージョンを送信したブラウザとデバイスの種類を特定します。 | 省略可 | 省略可 |
| セッション属性 | ウェブサイトでのユーザー インタラクションに関する追加のコンテキストが提供されます。これにより、コンバージョン測定の精度を高めることができます。gad パラメータはセッション属性を通じて送信されます。詳しくは、session_attributes についてをご覧ください。 |
省略可 | 省略可 |
上記以外にも列を追加することができます。追加した列は、Google 広告でデータをフィルタする際に使用できます。
行数の上限
データ インポートの行数は 1 億行以下にする必要があります。ソースデータの行数が 1 億行を超える場合は、インポート用にファイルを分割してサイズを小さくするか、1 億行の制限内に収まるようにデータをフィルタリングしてください。
フィルタを使用してデータ インポートの範囲を定義する
データマネージャーでは管理画面から直接フィルタ条件を設定できるため、データソースでカスタム データ パイプラインを作成したり、複雑な SQL クエリを記述したりする必要はありません。フィルタを作成すると、ユースケースを問わず、すべてのフィルタ条件を満たすデータソースからのみデータがインポートされます。
フィルタを使用して、カスタマー マッチのオーディエンス セグメントや、オフライン コンバージョン インポートのコンバージョン イベントを定義します。たとえば、ユーザーの同意、平均注文額、商談ステージなどの属性に基づいて、Salesforce データからオーディエンス セグメントを定義できます。1 つの接続につき、最大 25 個の条件を含むフィルタを 1 つ適用できます。これらのフィルタを設定または編集するには、接続を管理するをご覧ください。