Google Ads Data Managerは、ポイント アンド クリック型の管理画面でデータのインポートおよび管理を行えるツールです。Google の外部から顧客データを取り込んで、Google 広告で有効にできます。データ管理が一元化されるため、データソースを一度接続さえすれば、Google の複数のリンク先においてさまざまなユースケースで活用できます。たとえば、リードの拡張コンバージョンのデータを BigQuery からアップロードし、同じ接続を使ってカスタマー マッチにデータを取り込むことができます。
この記事では、データマネージャーを使用するメリットと、このツールで実行できる具体的なアクションについて説明します。
始める前に
データマネージャーで使用されるデータ関連用語は次のとおりです。
- データソース: 接続されたプロダクト、インポートされたファイル、またはサードパーティ統合(BigQuery や HubSpot など)。
- 接続:データソース(個々のテーブルやファイルなど)からインポートされたデータ オブジェクト。
- リンク先: ユースケース: 通常、インポートしたデータを Google プロダクトまたはプロダクトの機能で活用(カスタマー マッチなど)
利点
- 一元化された管理: データマネージャーは、お客様が Google プロダクト全体でデータソースを接続、活用、トラブルシューティングするための一元的な場所を提供します。これにより、オンラインとオフラインのデータ ソリューションがシームレスに連携されます。
- ファーストパーティ データの有効活用に関するガイダンスの改善: データマネージャーは、ファーストパーティ データの価値とビジネスでの活用方法に関するインラインの説明とガイダンスをお客様に提供します。
- オンボーディングが容易: データマネージャーにより、ファーストパーティ データを Google と共有するプロセスが合理化されます。ポイント アンド クリック型の簡単な管理画面で業界パートナーシップなどの一般的なデータソースに接続し、広告主様がデータを複数の宛先に送信することができるようにします。
- コラボレーション ワークフロー: データマネージャーを使用すると、必要なデータ権限を維持したまま、広告主レベルでのコラボレーションがより簡単かつシームレスになります。
データマネージャー ページを使用する
[データマネージャー] ページを表示するには、左側のナビゲーション パネルでツールアイコン をクリックし、[データマネージャー] をクリックします。
ファーストパーティ データを接続する
データマネージャーを使用すると、ファーストパーティ データをインポートし、そのデータを Google リンク先でカスタマー マッチやオフライン コンバージョンのインポートなどに活用できます。サポートされているすべてのデータソースとユースケースについては、データソースとリンク先をご覧ください。
Google タグを管理する
Google タグにアクセスして設定することで、ウェブサイトと広告の効果を測定できます。Google タグの詳細
同意状況を設定
Google がウェブサイトのタグを介して受け取る個人データや、Google にインポートまたはアップロードする個人データのデフォルト設定を選択できます。