Gboard の機能向上の仕組みについて

Gboard は、キーボードと音声入力の使用から学習することで、すべてのユーザーの Gboard の機能を改善できます。Gboard は、フェデレーション ラーニング、エフェメラル ラーニング、従来型の学習という技術を使用して学習できます。

Gboard の学習モデルについて

フェデレーション ラーニング

フェデレーション ラーニングという技術により、Gboard は新しい単語やフレーズを学習できます。フェデレーション ラーニングでは、ユーザーが音声または手動で入力したテキストを Google に送信することなく、学習した内容を Google に送信し、送信した内容を他のユーザーから学習した内容と組み合わせて、音声や手動での入力モデルの精度を改善します。Gboard は、スマートフォンの充電時、Wi-Fi への接続時、不使用時にのみフェデレーション ラーニングを使用します。詳しくは、フェデレーション ラーニングの仕組みについてのページをご覧ください

エフェメラル ラーニング

Gboard に話しかけたとき、Gboard はエフェメラル ラーニングを使用して、音声モデルの精度や音声認識を改善する場合があります。音声がテキストに変換されると、トレーニング アルゴリズムが音声からリアルタイムで学習する場合があります。音声データはサーバーに保存されず、数分以内に短期メモリから削除されます。エフェメラル ラーニングは自動的に行われ、オフにすることはできません。エフェメラル ラーニングでプライバシーを保護する仕組みについてのページをご覧ください

従来型の学習

Gboard に話しかけたときの音声スニペットをご提供いただくと、従来型の学習によって、音声モデルの精度向上や、すべてのユーザーの音声認識の改善に役立てることができます。スニペットには最大 15 秒の音声が含まれます。無音状態や認識できない音声がある場合、スニペットの長さは最大で 25 秒になります。Google がスニペットを 18 か月を超えて保存することはありません。詳しくは、従来型の学習の仕組みについてのページをご覧ください

フェデレーション ラーニングの設定を変更する

重要: フェデレーション ラーニングはデフォルトで有効になっています。この機能はいつでも無効にできます。
  1. Android デバイスで設定アイコン 設定 をタップします。
  2. [システム] 次に [言語と入力] をタップします。
  3. [画面キーボード]次に [Gboard] 次に [プライバシー] をタップします。
  4. 希望する設定を選択します。
    • 自分向けにカスタマイズ: 音声認識およびタイプ入力認識を個々のユーザーに合わせて改善します。音声入力や入力内容の録音および文字起こしはこのデバイスに保存されます。キーボードで設定アイコン 設定 次に [プライバシー] 次に [学習した単語やデータの削除] をタップすると、いつでも削除できます。
    • 全ユーザー対象に改善: 音声認識およびタイプ入力認識を全ユーザー向けに改善します。音声入力の録音および文字起こしはこのデバイスに保存されます。
    • 学習した単語やデータの削除: Gboard で保存されたデバイスのデータをすべて消去します。

従来型の学習による音声入力機能の改善のために音声スニペットを提供する

重要: データのご提供は任意です。音声入力を使用すると、音声入力機能の改善に役立つ音声スニペットの共有を求められることがあります。同意した場合、Gboard での音声入力のスニペットが Google に送信されて保存され、従来型の学習による音声認識の改善に役立てられます。音声スニペットが提供されない場合でも、Google はエフェメラル ラーニングを使用して音声からリアルタイムで学習する場合や、フェデレーション ラーニングを使用してデバイス上のデータから学習する場合があります。

音声スニペットの共有を停止する

音声データの送信はいつでも停止できます。

  1. Android デバイスで、文字を入力できるアプリを開きます。
  2. キーボードの上部にある設定アイコン 設定 次に [プライバシー] をタップします。
  3. [音声] で [音声提供] をオンまたはオフにします。

共有された音声スニペットはユーザーに関連付けられません

音声スニペットはユーザーまたはユーザー アカウントとは関連付けられないため、Google に送信した後でアクセスすることはできません。

音声スニペットは、音声テクノロジーの向上のみを目的として使用されます

音声スニペットは Google のプライバシー ポリシーに基づいて使用されます。音声スニペットは音声テクノロジーの向上のみを目的として使用されます。テクノロジー向上の一環として、審査担当者がスニペットの再生や文字起こしを行う場合があります。

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