Google のアプリ デベロッパー向け統合プラットフォームである Firebase と連動する、Google アナリティクスの最新のアプリレポートがリリースされました。これに伴い、「Firebase 向け Google アナリティクス」という用語を目に機械があるかと思います。「Firebase 向け Google アナリティクス」とは、Firebase コンソールや、Firebase を介して相互に連携している他のアプリ向けの Google サービスに表示される、最新の Google アナリティクス アプリレポートのことです。Google アナリティクスで使用されている新しいアプリレポートは、Firebase コンソールからアクセスできるレポートとまったく同じです。したがって、たとえば組織内に Google アナリティクス使用者と Firebase コンソール使用者が混在していても、共通のデータやレポートを通してアプリを扱えることになります。
このレポートでは、特にモバイルアプリに関して、アプリ内行動とマーケティングの総合的な分析データを得ることで、アプリの使用状況やマーケティングの成果を詳しく把握できます。オーディエンスの作成、サードパーティのネットワークとの接続もレポートから直接行えるため、得られたインサイトをすばやく実際の行動につなげることができます。
(Google アナリティクス、Firebase コンソールのいずれでも)アプリレポートを表示するには、アプリで Firebase 向け Google アナリティクス SDK を使用する必要があります。Firebase SDK では、基本的なアプリ使用状況データが自動的に収集されます。追加のコードを記述する必要はありません。基本的なユーザー インタラクション(一定期間中のアプリの起動回数、アプリ内購入の頻度、アクティブ ユーザー数など)を把握でき、ユーザーの属性や興味の対象も確認可能です。
詳しくは、アプリレポートのスタートガイドをご覧ください。