Classroom へのユーザー アクセスを制御する

この記事は Google Workspace 管理者を対象としています

Google Workspace 管理者は、Google 管理コンソールを使用して教師や生徒に Classroom へのアクセスを許可することができます。

ユーザー アカウントについて

ユーザー アカウントの種類

Classroom にログインする場合は、次のいずれかのユーザー アカウントを使用します。
  • 学校用アカウント - Google Workspace for Education アカウントとも呼ばれるこのアカウントは、認可校が設定したアカウントです。
  • 個人の Google アカウント - 生徒か保護者の方が設定したアカウントです。一般的に、ホームスクールなど学校外の環境では、個人の Google アカウントを使用します。
  • Google Workspace アカウント - 組織の Google Workspace 管理者が設定したアカウントです。
Classroom のサポート
Google Workspace のエディションによって Classroom で利用できるサービスとサポートは異なります。
Google Workspace のエディション サポートの種類
Google Workspace for Education または Workspace for Nonprofits
Workspace Basic、Business、または Google Workspace for Education Plus Classroom は Google の追加サービスであるため、サポートやサービスレベル契約(SLA)の対象外です。お困りの場合は、Google Classroom ヘルプ コミュニティまたは Classroom ヘルプセンターをご利用ください。
異なるドメイン間でのクラス参加の仕組み
異なる組織またはドメインに所属しているユーザー同士が行える相手への操作は、それぞれが利用している Google Workspace のエディションの組み合わせによって制限される場合があります。次の表は、Google Workspace ドメインが他のドメインと連携できるかどうかを示しています。
ユーザーが Classroom へのアクセスに使用するアカウントの種類 主担任が Classroom へのアクセスに使用するアカウントの種類 ユーザーのクラス参加の可否(左記組み合わせの場合)
  • Google Workspace for Education
  • Workspace for Nonprofits
  • Google Workspace for Education
  • Workspace for Nonprofits
両方の組織のクラス設定で許可されている場合は参加可能
  • Workspace Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise
  • Google Workspace Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise
両方の組織のクラス設定で許可されている場合は参加可能
  • Google Workspace for Education
  • Workspace for Nonprofits
  • Google Workspace Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise
  • 個人の Google アカウント
不可
  • Workspace Basic
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise
  • Google Workspace for Education
  • Workspace for Nonprofits
  • 個人の Google アカウント
不可
個人の Google アカウント
  • Google Workspace for Education
  • Workspace Starter
  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise
Google Workspace 組織で許可されている場合は参加可能
個人の Google アカウント 個人の Google アカウント 参加可能
Google Workspace ユーザー向けにサービスを有効または無効にする Google サービスへのアクセスを年齢で制御する
管理者は、Google サービスへのアクセスを年齢で制御することができます。

Classroom へのユーザー アクセスを制御する

手順 1: ユーザーを組織部門に追加する

一部のユーザーに対して Classroom を有効または無効にするには、それらのユーザーのアカウントを組織部門に追加します。組織構造についての詳細もご確認ください。

手順 2: ユーザーに Classroom へのアクセス権を付与する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 次のいずれかを行います。
    • Google Workspace for Education または Google Workspace for Nonprofits をご利用の場合は、[アプリ] 次に [Google Workspace] 次に [Classroom] をクリックします。
    • Google Workspace Basic、Google Workspace Business、または Google Workspace for Education Plus をご利用の場合は、[アプリ] 次に [その他の Google サービス] 次に [Classroom] をクリックします。
  3. [サービスのステータス] をクリックします。
    左側に、最上位の組織部門と(ある場合は)親組織部門または子組織部門が表示されます。
(省略可)特定の組織部門に対してサービスを有効または無効にするには:
  1. 左側で組織部門を選択します。
  2. サービスのステータスを変更するには、[オン] または [オフ] を選択します。
  3. 次のいずれかを選択します。
    • [サービス] のステータスが [継承] になっており、親組織の設定が変更された場合でも現在の設定を維持したい場合は、[オーバーライド] をクリックします。
    • [サービスのステータス] が [上書きされました] になっている場合は、[継承] をクリックして親と同じ設定に戻すか、[保存] をクリックして新しい設定を維持します(親組織の設定が変更された場合でも、現在の設定を維持します)。
      : 詳しくは、組織構造についてのページをご覧ください。

: すべてのユーザーに変更が反映されるまでに、最長で 24 時間かかることがあります。

手順 3: クラスを設定する

Classroom の次の 2 つの設定を行います。

  • クラスのメンバーについて - ドメイン内のクラスに参加できるユーザー、およびドメイン内のユーザーが参加できるクラスを指定します。

  • 許可リスト登録済みドメイン - 信頼するドメインのユーザーにクラスへの参加を許可し、別のドメインの教師や生徒に情報の共有を許可します。

詳しくは、クラスを設定するをご覧ください。

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