課題を採点して返却する

重要: これは、Google アサインメントで採点された課題にのみ適用されます。

教師と補助教員は、アサインメントの採点ツールで成績を入力することができます。採点者ごとに Google Workspace for Education アカウントが必要です。

課題を返却すると、課題ファイルのオーナー権限が教師から生徒に戻り、生徒がフィードバックや成績を確認できるようになります。

課題を採点する

デフォルトの満点は 100 点で、満点の値は 0 より大きい任意の整数に変更できます。満点の値はいつでも変更できますが、変更後の値が適用されるのは未返却の課題のみです。返却済みの課題の満点が変更されることはありません。

課題を採点せずに返却することができますが、学習管理システムでは採点されていない課題と未提出の課題を区別することができません。

教師が課題のファイルを生徒に返却すると、アサインメントによりフィードバックと成績が学習管理システムに自動的に同期され、学習管理システムの採点簿に成績が表示されます。

課題を返却すると、課題ファイルのオーナー権限が教師から生徒に戻り、生徒が教師からのコメントや提案を確認できるようになります。

返却した課題のコピーが教師の Google ドライブに保存されるので、生徒が自分の成績について異議を唱えた場合や、認定の取得で必要になった場合、盗用の証拠として使用する場合に、これらのコピーを使用できます。生徒が元の課題を変更、削除した場合でも、教師が保有する課題のコピーは安全に保管されます。

生徒には、課題の採点が完了したことを知らせるメールが届き、そのメールには採点済みの課題をアサインメントで表示するためのリンクも記載されています。生徒は、成績、コメント、全体的なフィードバックを確認できます。

採点済みの課題を受け取った生徒は、各コメントに返信できるほか、ファイルを修正して再提出することもできます。また、ディスカッションを開始したり、コメントを解決済みにしたりできます。教師による元のコメントは、教師が保有する返却した課題のコピーに保存されています。

教師は、採点ツールから 1 人または複数の生徒に課題を返却できます。

次のいずれかを行います。

[返却] の横にある下矢印をクリックします。
表示されたメニューで、[複数の提出物を返却] のチェックボックスをオンにします。
[複数の提出物を返却] ウィンドウで、選択内容を確認します。
（省略可）生徒の選択を解除するには、生徒名の横にあるチェックボックスをオフにします。
（省略可）提出物をまとめて返却するには:
1. 最初のチェックボックスの横にある下矢印をクリックして他のオプションを表示します。
2. [すべて選択]、[選択をすべて解除]、または [仮成績のみ選択する] を選択します。
[返却] をクリックして課題を返却します。

教師はクラスの 1 人の生徒、複数の生徒、または生徒全員に課題を返却できます。

学習管理システムに移動します。
返却する課題を開き [アサインメントで開く] をクリックします。
次のいずれかを行います。
1. 1 人の生徒に課題を返却する場合 - 該当する生徒の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
2. 複数の生徒に課題を返却する場合 - 該当する生徒の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
3. すべての生徒に課題を返却する場合 - 生徒名の上部で、[提出済み] の横にあるチェックボックスをオンにします。
[返却] をクリックします。

教師が課題のファイルを生徒に返却すると、アサインメントから生徒に自動メールが送信されます。生徒はメールに記載されているリンクから課題ページに移動し、提出したファイル、課題に対する全体的なフィードバック、成績を確認できます。