2020 年 11 月 11 日より、利用されていないアカウントまたは保存容量の上限を超過しているアカウントについて、Google フォト、Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトを含む)のサービス ポリシーが変更されます。
Google アカウントの保存容量について
各 Google アカウントには、Gmail、Google ドライブ、Google フォトで使用できる 15 GB の保存容量が無料で提供されます。Google One メンバーシップを購入すると(お住まいの地域で提供されている場合)、保存容量を追加できます。特別なプロモーションや関連サービスのご購入により、追加の保存容量が無料で提供されることもあります。保存容量について詳しくは、容量を使用するアイテムをご覧ください。
Google アカウントの保存容量への影響
2021 年 5 月 31 日まで
次のアイテムが保存容量にカウントされます。
- Google フォトにバックアップされている元の画質の写真と動画
- Gmail のメールと添付ファイル([迷惑メール] と [ゴミ箱] フォルダ内のアイテムを含む)
- Google ドライブ内の大部分のファイル(PDF、画像、動画など)
保存容量を超えている場合
- 新しいファイルや画像を Google ドライブにアップロードできなくなります
- 元の画質の写真や動画を Google フォトにバックアップできません
- Gmail でのメールの送受信機能が影響を受ける可能性があります
- Google アカウントへのログインとアクセスは引き続き可能です
2021 年 6 月 1 日以降
次のアイテムも保存容量にカウントされるようになります。
- 2021 年 6 月 1 日以降に Google フォトにバックアップされた高画質およびエクスプレス画質の写真と動画。この変更について詳しくはこちらをご覧ください。
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard などの共同編集用コンテンツ作成アプリで作成または編集したファイル。
- 保存容量にカウントされるのは、2021 年 6 月 1 日以降に作成または編集されたファイルのみです。
- 2021 年 6 月 1 日より前にアップロードまたは編集されたファイルは、保存容量にはカウントされません。
利用状況がデータに及ぼす影響
Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard を含む)、Google フォトを 2 年間利用していないユーザーについては、利用がなかったサービス内のコンテンツが削除される場合があります(合理的な事前の通知が行われた後)。
保存容量を超えている場合
- 新しいファイルや画像を Google ドライブにアップロードすることはできません。
- 写真と動画を Google フォトにバックアップできません。
- Gmail でのメールの送受信機能も影響を受ける可能性があります。
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard などの共同編集用コンテンツ作成アプリで新しいファイルを作成することはできません。使用量を上限以下に減らさない限り、あなただけでなく他のユーザーも、影響を受けるファイルの編集やコピーができなくなります。
- Google アカウントへのログインとアクセスは引き続き可能です。
保存容量を超過した状態が 2 年間続くと、Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard のファイルを含む)、Google フォトのコンテンツが削除される場合があります。
保存容量の超過とは、割り当てられた容量の上限を超えて使用している状態を意味します。保存容量の超過が 2 年以上続いているにもかかわらず、上限を超えないようにする対応(空き容量を増やす、追加容量を購入するなど)がとられていない場合は、Gmail、ドライブ、フォトからすべてのコンテンツが削除される可能性があります。コンテンツが削除される前に、Google は以下のことを行います。
- Google サービス内での通知およびメールでお知らせします。コンテンツが削除の対象となる 3 か月以上前にご連絡します。
- 削除を回避できる方法をご提案します(追加の保存容量の購入、ファイルの削除など)。
- Google のサービスからコンテンツをダウンロードする機会を提供します。詳しくは、Google データをダウンロードする方法をご覧ください。
保存容量の上限を超えないようにするには
one.google.com/storage でストレージ管理ツールを使用して、空き容量を増やす方法を確認できます。あるいは、クラウド ストレージのファイルを個人用のデバイスにダウンロードし、その後ストレージから削除して空き容量を増やす方法もあります。
Gmail、ドライブ、フォトの保存容量がさらに必要な場合は、Google One でストレージ プランをアップグレードできます。
Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトのファイルを含む)、または Google フォトを 2 年間利用していない場合、そのサービスからすべてのコンテンツから削除される可能性があります。コンテンツが削除される前に、Google は以下のことを行います。
- Google サービス内での通知およびメールでお知らせします。コンテンツが削除の対象となる 3 か月以上前にご連絡します。
- 削除を回避できる機会を提供します(該当するサービス内で操作を行う)。
- Google のサービスからコンテンツをダウンロードする機会を提供します。詳しくは、Google データをダウンロードする方法をご覧ください。
Google One をご利用で、未払いのお支払いや容量超過の問題がない場合、アカウントは有効な状態であるとみなされます。
重要: たとえば、フォトは 2 年間ご利用がなく、ドライブと Gmail ではご利用が確認されている場合、Google フォトのコンテンツのみが削除され、Gmail と Google ドライブのコンテンツ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard のファイルなど)は削除されません。
サービス内のデータを有効な状態で維持する方法
データを有効な状態で維持するには、Gmail、Google フォト、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトなどの共同編集用コンテンツ作成アプリを含む)をウェブまたは Google アプリで定期的に利用するのが最も簡単です。その際は、アカウントにログインし、インターネットに接続した状態でご利用ください。
- Gmail: Android、iOS、mail.google.com
- Google ドライブ: Android、iOS、drive.google.com
- Google フォト: Android、iOS、photos.google.com
お使いのデバイスで複数のアカウントを設定している場合はご注意ください。操作はデバイスごとではなくアカウントごとに判断されるため、有効な状態を維持したいすべてのアカウントで、これらのサービスを使用している必要があります。
操作の例
Gmail
- Android 版、iOS 版、またはウェブアプリの Gmail にログインし、オンラインで次のような操作を行います。
- 受信トレイを表示する
- メールを開く
- メールを送信する
- アーカイブ、削除、ラベルを付ける、既読にする、スターを付けるなど、メールに対する操作を行う
- Android 版または iOS 版の Gmail アプリで受信トレイのバックグラウンド同期を実行する
- API またはサードパーティのメール クライアント経由でメールにアクセスし、次のことを行う:
- メールを読み込む
- メールを送信する
- アーカイブ、削除、ラベルを付ける、既読にする、スターを付けるなど、メールに対する操作を行う
- メール転送を有効にする、または有効なままにする
Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトなどの共同編集用コンテンツ作成アプリを含む)
- 認証されている使用方法。以下に例を示します。
- Android、iOS、ウェブでドライブを読み込む
- ドライブでアドオンやサードパーティ製アプリケーションを使用する
- ドライブ ファイル ストリームやバックアップと同期などの同期クライアントを使用して、ユーザーのデバイスのコンテンツを同期する
- 別のアプリからドライブを使用する(ドライブのファイルをメールに添付する、ドライブ内のファイルをプレビューするなど)
- ドライブに保存したファイルの操作(作成、編集、表示、共有、コメントなど)を行う
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトなどの共同編集用コンテンツ作成アプリを使用する
Google フォト
- Android 版またはウェブアプリの Google フォトにログインし、オンラインで次のような操作を行います。
- バックアップしたギャラリーを表示する
- 写真や動画を共有する
- アルバムやフォトブックを作成する
- 写真や動画をバックアップする
よくある質問
これらのポリシーは、一般ユーザー向けアカウントだけでなく G Suite または Google Workspace アカウントにも適用されますか?
保存容量に関する一部の変更は、Google Workspace、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits のプランに適用されます。この変更による影響については、Google Workspace の最新情報についての投稿をご覧ください。
ここに記載されていない Google サイト、Google Keep、その他の作成アプリは対象になりますか?Blogger と YouTube のコンテンツについてはどうですか?
保存容量の上限を超えています。コンテンツが削除されるまでの期間はどのくらいですか?
データが削除される前に連絡はありますか?
2 年に 1 度必ず利用するかどうかわかりません。その場合、どうすればよいですか?
ライフイベントなどの影響で、スマートフォンやパソコンを長期間利用しない場合もあることを承知しております。そのため、アカウントが使用されていないと判断する前に 2 年間の猶予期間を設けています。
一定の期間アカウントを利用しない可能性があるときは、アカウントのデータを管理する手段としてアカウント無効化管理ツールの使用をご検討ください。このツールを使うと、アカウントに関するリマインダーを受信できるだけでなく、ご自分が使用できなくなった場合のアカウントの取り扱いについても管理できます。また、アカウントの使用を停止した場合に(データが削除対象となる前でも)ご自分のデータをダウンロードできる、信頼できる連絡先を設定しておくことも可能です。
また、事前にデータをダウンロードすることで、いつでもバックアップできます。
亡くなった家族のコンテンツを保管するにはどうすればよいですか?
多くの方々がご自身のオンライン アカウントの管理方法について明確な指示を残さないままお亡くなりになっています。Google では、状況に応じてご家族や代理人の方と連絡を取り、故人のアカウントのコンテンツを提供する場合もあります。詳しくは、故人のデータに関するリクエストを行う際の手続きについての説明をご覧ください。
長期間アカウントを利用しない場合や死去した場合のご自分のデータの取り扱いについて事前に Google にお知らせいただく方法は、アカウント無効化管理ツールについての説明でご確認ください。
- 注: アカウント無効化管理ツールの設定は、長期間利用のないアカウントおよび保存容量の超過に関するポリシーに優先するものではありません。