アクセスまたは共有に関する問題を修正する
Google スプレッドシートで BigQuery データにアクセスするには以下が必要です。
- BigQuery にアクセスできること。BigQuery を使用する方法をご確認ください。
- 請求先情報が設定済みの BigQuery プロジェクト。Google Cloud のお支払い情報の設定方法をご確認ください。
- 選択した課金プロジェクトに対する BigQuery ジョブ作成者のロール。
- 選択したテーブルを含むデータセットに対する BigQuery データ閲覧者のロール。
これらの条件を満たしていないユーザーとシートを共有すると、そのユーザーは、コネクテッド シートで作成された分析情報を表示したり、通常のスプレッドシートの操作を行ったりすることは可能ですが、分析情報の更新や独自のコネクテッド シートの作成はできません。
必要なデータテーブルにアクセスできないユーザーとシートを共有しても、そのユーザーはコネクテッド シートの分析を作成または更新できないため、BigQuery 管理者に連絡する必要があります。
重要: コネクテッド シートの定期更新では、IP アドレスやデバイス情報などのエンドユーザー コンテキストは反映されません。エンドユーザーのコンテキストを使用してアクセスを制限する Virtual Private Cloud Service Controls(VPC-SC)の境界は、定期更新が失敗する原因となります。
データの定期更新で問題が発生する場合:
- 定期更新を設定したオーナーが OAuth 認証を取り消した可能性があります。スケジュールされた更新のオーナーに連絡してください。
- スケジュールされた更新のオーナーに Google スプレッドシートの編集権限がない。Google スプレッドシートのオーナーに連絡して、編集権限をリクエストします。詳しくは、Google の共有権限に関する記事をご覧ください。
- スケジュールされた更新のオーナーのアカウントが、スプレッドシートで BigQuery を使用できなくなっている。Google スプレッドシートで BigQuery を使用するために必要なものをご確認ください。
- BigQuery テーブルが削除されている。テーブルのオーナーに連絡してください。
- スケジュールされた更新のオーナーのアカウントが削除されている。スケジュールを引き継ぐ方法をご確認ください。
- データソースが変更されたため、スケジュールされた更新が停止している。スケジュールされた更新のオーナーに連絡し、データソースの停止を解除してもらいます。
クエリが失敗する原因としては、次の可能性があります。
- BigQuery テーブルが削除されている。テーブルのオーナーに連絡してください。別のテーブルに接続するには、下部の [更新] の横にあるその他アイコン [接続設定] をクリックします。新しいテーブル [接続] をクリックします。
- BigQuery テーブルの列が変更されている。列の変更について、テーブルのオーナーにお問い合わせください。変更されていた場合は、クエリで参照する列を修正します。
- BigQuery の当該テーブルを閲覧する権限がない。テーブルのオーナーに連絡して、アクセス権をリクエストしてください。
- 選択した課金プロジェクトでジョブを実行する権限がない。接続設定に移動して課金プロジェクトを変更するか、課金プロジェクトのオーナーに連絡してアクセス権をリクエストしてください。
- クエリ結果が大きすぎる。次の場合にはクエリが失敗します。
- ピボット テーブルの結果が 3 万件を超えている。クエリ結果を減らすには次の方法があります。
- フィルタを使用して結果を制限する
- ブレイクアウトごとの行数を制限する
- 行、列、値、フィルタを追加するときに [総計を表示] をオフにする
- 結果のサイズが 10 MB を超えている。サイズを減らすには、返される行または列の数を減らします。
- ピボット テーブルの結果が 3 万件を超えている。クエリ結果を減らすには次の方法があります。
- BigQuery サンドボックスを使用していて、サンドボックスの上限に達した。詳しくは、BigQuery サンドボックスの制限に関する記事をご覧ください。データの上限に達した場合は、アカウントのアップグレード方法をご確認ください。