T.DIST 関数は、値 x に対するスチューデント t 分布の右側確率を返します。 この関数は T.DIST.2T
とともに TDIST
を置き換えるもので、tails 引数に 1 を指定して TDIST
を呼び出すのと同等です。
T.DIST 関数の引数
T.DIST(x, 自由度, 累積)
引数 | 説明 |
x |
必須です。分布を評価するための x 値です。 |
自由度 |
必須です。自由度です。 |
累積 |
必須です。true / false 値のフィールドです。true の場合は x の累積確率を返します。false の場合は x の確率密度関数を返します。 |
数式の例
例 1: A1 に T.DIST(1.96, 60, false) がある
例 2: A1 に T.DIST(-1.98, 2, false) がある
例 3: A1 に T.DIST(1.96, 60, true) がある
例 4: A1 に T.DIST(-1.98, 2, true) がある
注
自由度が 1 より小さい場合は、#NUM エラーを返します。
例
A1=T.DIST(1.96, 60, false)
の結果
A | B | |
1 | 0.059847906211419 | |
2 |
A1=T.DIST(-1.98, 2, false)
の結果
A | B | |
1 | 0.06941821226899947 | |
2 |
A1=T.DIST(1.96, 60, true)
の結果
A | B | |
1 | 0.972677535131736 | |
2 |
A1=T.DIST(-1.98, 2, true)
の結果
A | B | |
1 | 0.09312625192178947 | |
2 |