T.DIST.2T 関数は、値 x に対するスチューデント t 分布の両側確率を返します。 この関数は T.DIST.RT
とともに TDIST
を置き換えるもので、「尾部」の引数に 2 を指定して TDIST
を呼び出すのと同等です。
T.DIST.2T 関数の引数
T.DIST.2T(x, 自由度)
引数 | 説明 |
x |
必須です。分布を評価するための x 値です。 |
自由度 |
必須です。自由度です。 |
数式の例
例 1: T.DIST.2T(1.96, 60)
例 2: T.DIST.2T(1, 2)
注
- 自由度が 1 より小さい場合は、#NUM エラーを返します。
- x の値が負の場合は、#NUM エラーを返します。
TDIST
数式は、T.DIST.RT
とともにこの数式に置き換えられます。TDIST
数式を 尾部 = 2 で呼び出すのと同様です。
例
A1=T.DIST.2T(1.96, 60)
の結果
A | B | |
1 | 0.054644929736529 | |
2 |
A1=T.DIST.2T(1, 2)
の結果
A | B | |
1 | 0.42264973081037 | |
2 |