IMCOT 関数は、指定された複素数の余接を返します。 たとえば、「x+yi」形式で複素数を指定すると「cot(x+yi)」が返されます。
IMCOT 関数の引数
IMCOT(数値)
引数 | 説明 | 注 |
数値 |
コタンジェントを求める複素数です。 | COMPLEX 関数の結果の 0 の虚数部を持つ複素数として解釈される実数、または「x+yi」形式の文字列(x と y は数値)を指定できます。 |
数式の例
IMCOT(COMPLEX(4,6))
IMCOT(4)
IMCOT("2+3i")
メモ
有効な複素数が指定されなかった場合、IMCOT
関数はエラーを返します。
例
A | B | |
1 | 数式 | 結果 |
2 | =IMCOT(COMPLEX(4,1)) |
0.253182007063936-0.928132757303418i |
3 | =IMCOT(3.5) |
2.66961648496887 |
4 | =IMCOT("3+2i") |
-0.0106047834703371-1.035746637765i |
関連する関数
IMTAN: IMTAN 関数は、指定した複素数のタンジェントを返します。
IMCOTH: IMCOTH 関数は、指定された複素数の双曲線余接を返します。
COMPLEX: 指定された実部と虚部から複素数を生成します。