AMORLINC 関数

The AMORLINC function returns the depreciation for an accounting period, or the prorated depreciation if the asset was purchased in the middle of a period.この関数はフランスの会計システムのユーザー用です。

AMORLINC 関数の引数

AMORLINC(取得価額, 購入日, 第 1 期終了日, 残存価額, 期, 率, [基準])

引数	説明	注
取得価額	資産の取得価額を指定します。
購入日	資産を購入した日付を指定します。	購入日には、第 1 期終了日より前の日付を指定してください。
第 1 期終了日	第 1 期の終了日を指定します。
残存価額	資産の耐用年数経過時の価額（残存価額）を指定します。
期	減価償却費を求める期を指定します。	期には負でない値を指定してください。1 に満たない小数値は自動的に 1 に切り上げられます。1 より大きい小数値は切り捨てられます。
率	年間の減価償却率を指定します。	減価償却率は小数またはパーセンテージで指定できます。
日数の計算方法	（省略可）使用する日数の計算方法を数値で指定します。デフォルトは 0 です。	0 は、米国（NASD）方式 30 日/360 日です。全米証券業者協会（NASD）の基準に従って 1 か月を 30 日、1 年を 360 日と想定し、入力した日付が末日の場合に必要な調整を行います。 1 は、実際の日数/実際の日数です。指定した日付間の実際の日数と、その間に含まれる年の実際の日数に基づいて計算します。 2 は、実際の日数/360 日です。指定した日付間の実際の日数に基づいて計算しますが、1 年を 360 日と想定します。 3 は、実際の日数/365 日です。指定した日付間の実際の日数に基づいて計算しますが、1 年を 365 日と想定します。 4 は、ヨーロッパ方式 30 日/360 日です。0 と同様に 1 か月を 30 日、1 年を 360 日として計算しますが、ヨーロッパの金融業界の慣習に従って末日を調整します。
基準	（省略可）1 年を何日として計算するかを表す数値を指定します。

数式の例

AMORLINC(1000, "7/20/1969", "8/20/1969", 100, 6, 15%)

AMORLINC(1234.56, DATE(1969, 7, 20), DATE(1969, 8, 20), 123.45, 6.5, 0.15, 1)

AMORLINC(A1, A2, A3, A4, 6, 15%)

例

次の例では、資産の第 6 期減価償却費を求めます。取得価額 1,000 米ドル、購入日 1969 年 7 月 20 日、第 1 期終了日 1969 年 8 月 20 日、残存価額 100 米ドル、減価償却率 15% を指定します。計算方式はデフォルトの 30 日/360 日を使用します。

	A	B
1	取得価額	$1,000
2	購入日	7/20/1969
3	第 1 期終了日	8/20/1969
4	残存価額	$100
5	期	6
6	減価償却率	15%
7	結果	137.5
8	数式	=AMORLINC(B1, B2, B3, B4, B5, B6)

 

次の例では、各月の実際の日数と各年の実際の日数に基づく計算方式を使用して資産の第 6 期減価償却費を求めます。取得価額 1,000 米ドル、購入日 1969 年 7 月 20 日、第 1 期終了日 1969 年 8 月 20 日、残存価額 100 米ドル、減価償却率 15% を指定します。

	A	B
1	取得価額	$1,000
2	購入日	7/20/1969
3	第 1 期終了日	8/20/1969
4	残存価額	$100
5	期	6
6	減価償却率	15%
7	日数の計算方法	1
8	数式	=AMORLINC(B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7)
9	結果	137.26

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