Google スプレッドシートで条件付き書式ルールを使用する

条件付き書式を設定して、特定の条件(例: 特定の単語や数字を含む)を満たすセル、行、列のテキストや背景色を変更することができます。

  1. パソコンを使って、Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. 書式設定ルールを適用するセルを選択します。
  3. [表示形式] 次に [条件付き書式] の順にクリックします。右側にツールバーが開きます。
  4. ルールを作成します。
    • 単一色: [セルの書式設定の条件] で、ルールを適用する条件を選択します。[書式設定のスタイル] で、条件を満たしている場合のセルの表示方法を選択します。
    • カラースケール: [プレビュー] でカラースケールを選択します。次に、最小値と最大値、中央値(省略可)を選択します。値のカテゴリを選択するには、下向き矢印 下矢印 をクリックします。
  5. [完了] をクリックします。

教師がテストの点数をハイライト表示して、点数が 80% 未満の生徒を確認する場合の手順は次のとおりです。

  1. パソコンの Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. テストの点数を選択します。
  3. [表示形式] 次に [条件付き書式] の順にクリックします。
  4. [セルの書式設定の条件] で [次より小さい] をクリックします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをクリックするか、[新しい条件を追加次に [次より小さい] の順にクリックします。
  5. [値または数式] をクリックして「0.8」と入力します。
  6. 塗りつぶしアイコン 塗りつぶしの色 をクリックして赤色を選択します。
  7. [完了] をクリックします。設定した値より低い点数が赤色でハイライト表示されます。

高度な条件付き書式を使用する

条件付き書式でカスタム数式を使用する

カスタム数式を使用すると、他のセルの内容に基づいて特定のセルに書式を設定することができます。

  1. パソコンを使って、Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. 書式設定ルールを適用するセルを選択します。
  3. [表示形式] 次に [条件付き書式] の順にクリックします。
  4. [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をクリックします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをクリックするか、[新しい条件を追加次に [カスタム数式] をクリックします。
  5. [値または数式] をクリックし、数式とルールを追加します。
  6. [完了] をクリックします。

: 通常の表記(='sheetname'!cell)を使用すると、数式は同一のシートのみを参照します。数式で別のシートを参照するには、INDIRECT 関数を使用してください。

例 1

データに同じ値が複数含まれる場合にハイライト表示するには:

  1. パソコンを使って、Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. 書式ルールを適用する範囲を選択します(例: セル A1~A100)。
  3. [表示形式] 次に [条件付き書式] の順にクリックします。
  4. [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をクリックします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをクリックするか、[新しい条件を追加次に [カスタム数式] の順にクリックします。
  5. 1 行目のルールを入力します。この例では「=COUNTIF($A$1:$A$100,A1)>1」とします。
  6. その他の書式設定のプロパティを指定します。
  7. [完了] をクリックします。

例 2

特定の行のいずれかのセルの値に基づいて、その行全体に書式を適用する手順は次のとおりです。

  1. パソコンの Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. 書式ルールを適用する範囲を選択します(例: 列 A:E)。
  3. [表示形式] 次に [条件付き書式] の順にクリックします。
  4. [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をクリックします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをクリックするか、[新しい条件を追加次に [カスタム数式] の順にクリックします。
  5. 1 行目のルールを入力します。たとえば、列 B の値が「Yes」である場合に行全体を緑色にするには、数式「=$B1="Yes"」を入力します。
  6. その他の書式設定のプロパティを指定します。
  7. [完了] をクリックします。

絶対参照と相対参照

相対参照(A1 から B1、A2 から B2)ではなく絶対参照を使用して書式を適用するには、通常、数式内の文字や数値の前にドル記号($)を追加する必要があります。

条件付き書式でワイルドカード文字を使用する

ワイルドカード文字を使用して複数のパターンに一致させることができます。ワイルドカード文字は、書式設定の際に [次を含むテキスト] や [次を含まないテキスト] 欄で使用できます。

  • 単一の文字に一致させるには、疑問符(?)を使用します。たとえば、「a?c」を含むテキストのルールでは、「abc」のセルは書式設定され、「ac」や「abbc」のセルは書式設定されません。
  • ゼロ(0)文字以上の文字に一致させるには、アスタリスク(*)を使用します。たとえば、「a*c」を含むテキストのルールでは、「abc」、「ac」、「abbc」のセルは書式設定され、「ab」や「ca」のセルは書式設定されません。
  • テキスト内の疑問符やアスタリスクに一致させるには、前にチルダ(~)を追加してワイルドカード文字をエスケープします。たとえば、「a~?c」を含むテキストのルールでは、「a?c」のセルは書式設定され、「abc」や「a~?c」のセルは書式設定されません。

注意:

  • ルールを削除するには、そのルールにカーソルを合わせて削除アイコン 削除 をクリックします。
  • ルールはリストに表示されている順序で評価されます。つまり、最初に真であると評価されたルールで、セルやセル範囲の書式が定義されます。ルールを並べ替えるには、ルールをドラッグ&ドロップします。
  • 書式ルールが適用されているセルまたはセル範囲からデータをコピーして貼り付けると、貼り付けた場所にも同じルールが適用されます。
true
ラーニング センターにアクセス

職場や学校で Google ドキュメントなどの Google のサービスを利用している場合は、役に立つヒント、チュートリアル、テンプレートをお試しください。Office をインストールせずに Office ファイルを操作する方法、プロジェクト計画やチーム カレンダーを動的に作成する方法、受信トレイを自動的に整理する方法などをご確認いただけます。

検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
1472117948198018063
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
35
false
false