条件付き書式ルールを作成する
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- 書式ルールを適用する範囲を選択します。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップしてパネルを開きます。
- 書式ルールを設定します。すでにルールが適用されているセルまたは範囲に別のルールを追加する場合は、まず [追加] をタップします。
- 単一色: [セルの書式設定の条件] で、ルールを適用する条件を選択します。[書式設定のスタイル] で、条件を満たしている場合のセルの表示方法を選択します。独自の書式設定のスタイルを作成するには、[カスタム] の追加アイコン をタップします。
- カラースケール: [書式設定のスタイル] でカラースケールを選択します。最小値、最大値、中央値を設定できますが、値を設定しない場合はデータに基づいて自動調整されます。
- [保存] をタップします。
例
教師がテストの点数をハイライト表示して、点数が 80% 未満の生徒を確認するとします。
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- テストの点数を選択します。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップします。
- [セルの書式設定の条件] で [次より小さい] をタップします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをタップするか、[追加] [次より小さい] をタップします。
- [値または数式] をタップして「0.8」と入力します。
- ハイライト色を赤色にするには、赤いボックスをタップします。
- [保存] をタップすると、80 点未満の点数が赤でハイライト表示されます。
条件付き書式ルールを確認する
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップします。
- 上部で、次のいずれかを選択します。
- 選択中の範囲: 選択中の範囲と交差するルールが表示されます。
- すべて: シート上のすべてのルールが表示されます。
- スプレッドシートに戻るには、完了アイコン をタップします。
高度な条件付き書式を使用する
条件付き書式でカスタム数式を使用する
カスタム数式を使用すると、他のセルの内容に基づいて特定のセルに書式を設定することができます。
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- 書式ルールを適用するセルを選択します。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップします。
- [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をタップします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをタップするか、[追加] [カスタム数式] をタップします。
- [値または数式] をタップして数式とルールを追加します。
- [保存] をタップします。
注: 通常の表記(='sheetname'!cell)を使用すると、数式は同一のシートのみを参照します。数式で別のシートを参照するには、INDIRECT 関数を使用してください。
例 1
データに同じ値が複数含まれる場合にハイライト表示するには:
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- 書式ルールを適用する範囲を選択します(例: セル A1~A100)。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップします。
- [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をタップします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをタップするか、[追加] [カスタム数式] をタップします。
- 1 行目のルールを入力します。この例では「=COUNTIF($A$1:$A$100,A1)>1」とします。
- その他の書式設定のプロパティを指定します。
- [保存] をタップします。
例 2
特定の行のいずれかのセルの値に基づいて、その行全体に書式を適用するには:
- Android 搭載のスマートフォンまたはタブレットの Google スプレッドシート アプリで、スプレッドシートを開きます。
- 書式ルールを適用する範囲を選択します(例: 列 A:E)。
- 書式設定アイコン [条件付き書式] をタップします。
- [セルの書式設定の条件] プルダウン メニューで [カスタム数式] をタップします。すでにルールが適用されている場合は、そのルールをタップするか、[追加] [カスタム数式] をタップします。
- 1 行目のルールを入力します。たとえば、列 B の値が「Yes」である場合に行全体を緑色にするには、数式「=$B1="Yes"」を入力します。
- その他の書式設定のプロパティを指定します。
- [保存] をタップします。
絶対参照と相対参照
相対参照ではなく絶対参照を使用して書式を適用するには、通常、数式内の文字や数値の前にドル記号($)を追加する必要があります。
条件付き書式でワイルドカード文字を使用する
複数の式に一致させるには、ワイルドカード文字を使用できます。ワイルドカード文字は、書式設定の際に [次を含むテキスト] や [次を含まないテキスト] 欄で使用できます。
- 単一の文字に一致させるには、疑問符(?)を使用します。たとえば、「a?c」を含むテキストのルールでは、「abc」のセルは書式設定され、「ac」、「abbc」のセルは書式設定されません。
- ゼロ(0)文字以上の文字に一致させるには、アスタリスク(*)を使用します。たとえば、「a*c」を含むテキストのルールでは、「abc」、「ac」、「abbc」のセルは書式設定され、「ab」、「ca」のセルは書式設定されません。
- テキスト内の疑問符やアスタリスクに一致させるには、前にチルダ(~)を追加してワイルドカード文字をエスケープします。たとえば、「a~?c」を含むテキストのルールでは、「a?c」のセルは書式設定され、「abc」、「a~?c」のセルは書式設定されません。
注:
- ルールを削除するには、削除アイコン 完了アイコン をタップします。
- ルールはリストに表示されている順序で評価されます。つまり、最初に真であると評価されたルールで、セルやセル範囲の書式が定義されます。ルールの順序を変更するには、移動アイコン をタップしてルールをドラッグします。
- 書式ルールが適用されているセルまたはセル範囲からデータをコピーして貼り付けると、これらのルールは貼り付けたデータにも適用されます。