ガンマ分布、2 つのパラメータの連続確率分布を計算します。
使用例
GAMMA.DIST(4.79, 1.234, 7, TRUE)
GAMMA.DIST(A1, B1, C1, FALSE)
構文
GAMMA.DIST(x, α, β, 関数形式)
-
x
- ガンマ確率分布関数に代入して関数を評価する値です。 -
α
- ガンマ分布の形状パラメータを指定します。 -
β
- 分布の尺度パラメータを指定します。 -
関数形式
- 関数の形式を決定する論理値です。-
TRUE
の場合は、左累積分布関数の値を返します。 -
FALSE
の場合は、確率密度関数の値を返します。
-
メモ
-
x
、α、β には数値を入力します。 -
α
と β には 0 より大きい値を指定します。 -
α
が 1 以下で関数形式が FALSE の場合は、xに 0 より大きい値を指定する必要があります。それ以外の場合は、x に 0 以上の値を指定します。 -
GAMMA.DIST
関数は GAMMADIST 関数と同じことです。 - カイ二乗分布は、ガンマ分布の特別なケースです。整数
n > 0
の場合、GAMMA.DIST(x, n/2, 2, 関数形式)
は、CHISQ.DIST(x, n, 関数形式)
と等しくなります。
関連情報
CHISQ.DIST
: カイ二乗分布の左側確率を計算します。仮説検定でよく使用されます。
GAMMADIST
: ガンマ分布、2 つのパラメータの連続確率分布を計算します。
サンプル
x=5
、α=3.14、β=2 のときのガンマ分布に対する確率密度関数を評価します。
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | x | α | β | 結果 |
2 | 5 | 3.14 | 2 | 0.1276550316 |
4 | 5 | 3.14 | 2 | =GAMMA.DIST(5, 3.14, 2, FALSE) |
5 | 5 | 3.14 | 2 | =GAMMA.DIST(A2, B2, C2, FALSE) |