一連の条件でフィルタされたセル範囲内の最大値を返します。
BigQuery の MAXIFS
フィルタされたデータ列の最大値を、追加のデータ列に適用された一連の条件で絞り込んで返します。
使用例
MAXIFS(テーブル名!価格, テーブル名!フルーツ, "りんご", テーブル名!在庫, "<30")
構文
MAXIFS(列, 条件列1, 条件1, 条件列2, 条件2)
列
: 最大値を求める対象のデータ列です。条件列1
: 「条件1」を検証するデータ列です。条件1
: 「条件列1」に適用するパターンまたはテストです。これにより「TRUE」と評価された各セルがフィルタの結果に含められます。条件列2
: 追加の条件を検証する追加のデータ列です。各条件列の組合せで得られた結果がすべてフィルタの結果となります。条件2
: 「条件列2」に適用するパターンまたはテストです。
使用例
MAXIFS(A1:A3, B1:B3, 1, C1:C3, “A”)
MAXIFS(D4:E5, F4:G5, “>5”, F6:G7, “<10”)
構文
MAXIFS(範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2, …])
-
範囲
- 最大値を求める対象のセルの範囲です。 -
条件範囲1
-条件1
で検証するセルの範囲です。 -
条件1
-条件範囲1
に適用するパターンまたはテストです。 -
条件範囲2, 条件2, …
省略可: 追加の範囲と対応する条件です。これらすべての条件に一致する最小値が返されます。
メモ
MAXIFS
関数は、どの条件にも一致しない場合、0
を返します。範囲
とすべての条件範囲は同サイズにする必要があります。サイズが異なると、MAXIFS
関数は#VALUE
エラーを返します。
関連情報
一連の条件でフィルタされたセル範囲内の最小値を返します。
SUMIFS
: 複数の基準に応じた範囲の合計を返します。
IFS
:
複数の条件を検証し、最初の条件を満たす場合に対応する値を返します。
例
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ID | スコア | セクション |
2 | 123 | 30 | B |
3 | 102 | 28 | A |
4 | 157 | 29 | A |
5 | 189 | 19 | B |
6 | |||
7 | 結果 | 数式 | |
8 | 157 | = MAXIFS(A2:A5, B2:B5, ">25", C2:C5, “A”) | |
9 | 123 | = MAXIFS(A2:A5, B2:B5, ">25", C2:C5, “B”) | |
10 | 189 | = MAXIFS(A2:A5, B2:B5, ">35", C2:C5, "B") | |
11 | 0 | = MAXIFS(A2:A5, B2:B5, ">35", C2:C5, “B”) |