Google スプレッドシート内の範囲に名前を付けて、範囲を見つけやすくしたり、数式を簡単に作成したりできます。
たとえば、「A1:B2」を使ってセル範囲を記述する代わりに、その範囲に「budget_total」という名前を付けると、「=SUM(A1:B2, D4:E6)」のような数式を「=SUM(budget_total, quarter2)」と入力することができます。
範囲に名前を付ける
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- 名前を付けるセル範囲を選択します。
- [データ] [名前付き範囲] をクリックします。右側にメニューが表示されます。
ヒント: このメニューをすばやく開くには、左上の範囲ボックスでプルダウン メニュー > [名前付き範囲を管理] をクリックします。
- 範囲に付ける名前を入力します。
- 範囲を変更するには、スプレッドシート アイコン をクリックします。
- スプレッドシート内で範囲を選択するか、テキスト ボックスに新しい範囲を入力し、[OK] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
範囲名:
- 文字、数字、アンダースコアのみ使用できます。
- 範囲名の先頭に数字、または「true」や「false」という単語を置くことはできません。
- スペース(空白)や句読点を含めることはできません。
- 長さは 1~250 文字でなければなりません。
- 「A1」または「R1C1」構文は使用できません。たとえば、範囲に「A1:B2」や「R1C1:R2C2」などの名前を付けると、エラーが発生する可能性があります。
名前付き範囲を編集、削除する
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- [データ] [名前付き範囲] をクリックします。
- 編集または削除する名前付き範囲の編集アイコン をクリックします。
- 範囲を編集するには、新しい名前または範囲を入力し、[完了] をクリックします。
- 名前付き範囲を削除するには、範囲名の横にある削除アイコン をクリックします。
- メニューが表示されたら、[削除] をクリックします。
注: 名前付き範囲を削除すると、その範囲を参照する数式が機能しなくなります。名前付き範囲を参照する保護範囲は、そのセル値を使用して引き続き機能します。