Google スプレッドシートでは、スプレッドシートの言語と地域、タイムゾーン、計算の設定、関数の言語を変更できます。
変更を行うと、使用中のスプレッドシート全体に変更が適用されます。また、共同編集者の地域に関わりなく、作業中の全員のスプレッドシートにも変更が反映されます。
スプレッドシートの言語と地域、タイムゾーンを変更すると、スプレッドシートのデフォルトの通貨、日付、番号の書式も変更されます。
- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- [ファイル] [設定] をクリックします。
- [全般] で [言語と地域] と [タイムゾーン] のメニューをクリックして設定を変更します。
- [設定を保存] をクリックします。
言語と地域を変更しても、Google スプレッドシートの言語設定は変更されません。言語設定は Google アカウント設定で行えます。
Google スプレッドシートでは、関数の言語を英語以外の 21 言語に変更することができます。
- Google アカウントの設定で英語以外の言語に設定していることを確認します。
- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- [ファイル] [設定] をクリックします。
- [表示言語] で [常に英語の関数名を使用する] のチェックボックスをオフします。これで関数が指定の表示言語で表示されるようになります。
- [設定を保存] をクリックします。
言語オプション
Google スプレッドシートでは、次の言語の関数に対応しています。
- チェコ語
- デンマーク語
- オランダ語
- 英語
- エストニア語
- フィンランド語
- フランス語
- ドイツ語
- ハンガリー語
- イタリア語
- 日本語
- マレーシア語
- ノルウェー語(ブークモール)
- ポーランド語
- ポルトガル語(ポルトガル)
- ポルトガル語(ブラジル)
- ロシア語
- スロベニア語
- スペイン語
- スウェーデン語
- トルコ語
- ウクライナ語
シートの値を変更すると、再計算が自動的にトリガーされることがあります。
たとえば、セル A1 = 5 で、他のタブ、セル、数式が A1 を参照していない場合、A1 の値を 5 から 7 に変更しても、再計算は行われません。
一方、他のタブ、セル、数式が A1 を参照している場合は、A1 を変更すると再計算が自動的にトリガーされます。たとえば、B1 に数式 =A1+10 が含まれている場合です。
一部の関数では、再計算をトリガーする頻度を指定する必要があります。たとえば、TODAY、NOW、RAND、RANDBETWEEN などの揮発性関数の場合です。これらの値は、本質的に変化するようにできています。TODAY では毎日、NOW では 1 秒ごとに値が変化し、RAND と RANDBETWEEN では無限大の頻度で値が変化します。
これにより、シート全体が機能しなくなる可能性があります。数式の計算頻度を選択するには次の手順を行います。
- パソコンの Google スプレッドシートで、スプレッドシートを開きます。
- [ファイル] [設定] [計算] をクリックします。
- 次の設定を選択します。
- 再計算: 特定の数式の更新頻度を設定します。
- 反復計算: 循環参照を含む数式の実行回数を設定します。
- [設定を保存] をクリックします。
スプレッドシート外部からデータを読み込む関数の再計算頻度は次のとおりです。
- ImportRange: 30 分ごと
- ImportHtml、ImportFeed、ImportData、ImportXml: 1 時間ごと
- GoogleFinance: 最大 20 分ほど遅延する場合がある