数式と関数を追加する


               

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Google スプレッドシートでは、関数を使用して数式を作成することで、さまざまな種類の計算ができます。使用可能な関数については、Google スプレッドシートの関数リストをご覧ください。

数式を作成する

  1. Android 搭載のスマートフォンかタブレットを使用し、Google スプレッドシート アプリでスプレッドシートを開きます。
  2. 数式を追加するセルをタップします。
    • 関数の一覧から選択する場合は、関数アイコン Function をタップします。カテゴリを選択し、使用する関数を選択します。
    • 関数を手動で入力する場合は、等号記号(=)と使用する関数を入力します。
    • セルにすでに数式が入力されている場合は、手順 5 に進みます。
  3. 関数を操作するときには数式作成のガイドとして関数の説明が表示されます。
  4. 数式で他のセルの値を使用する場合は、数式にそのセルの名前を入力します。
  5. 数式に記号を追加するには、テキスト ボックスの下の一覧から選択します。たとえば、あるセルの値から別のセルの値を差し引く場合は、マイナス記号(-)をタップします。
  6. 数式の作成を終了するには、完了アイコン 完了 をタップします。

数式を作成するためのその他の機能

ネストされた関数

1 つのセルで別の関数とともに使用される関数を「ネストされた関数」と呼びます。複数の関数を組み合わせた場合、Google スプレッドシートでは最も内側にある関数が最初に計算されます。ネストされた関数は丸括弧で囲まれ、括弧の外の関数の要素の 1 つとして使用されます。

セル範囲 A1:A7 に含まれる複数の数字の合計の絶対値を計算する場合を例に挙げて説明します。これらの数字の合計を計算するために、セルに「=SUM(A1:A7)」と入力します。

この合計の絶対値を計算するには、絶対値の数式の中に合計の数式をネストします。1 つのセル内で 2 つの数式を計算するには、セルに「=ABS(SUM(A1:A7))」と入力します。=SUM() 関数が先に処理され、=ABS() 関数の要素として使用されます。

数式のハイライト表示

数式で他のセルを参照すると、数式を作成しやすいように、参照先のセルが対比色でハイライト表示されます。完成した数式を含むセルをクリックした場合も、参照先のセルがハイライト表示されます。

機能しない関数

他のスプレッドシート プログラムで使われる一部の関数は、Google スプレッドシートでは機能しません。
種類 説明
CALL

ダイナミック リンク ライブラリまたはコードのリソースを呼び出します。このリソースは一部のデバイスで使用できない可能性があるため、スプレッドシートではこの関数を使用しません。

ヒント: 代わりにマクロApps Script を使用できます。

CUBE 関数(CUBEKPIMEMBER、CUBEMEMBER、CUBEMEMBERPROPERTY)

Excel の CUBE データモデルを使用します。

ヒント: 同様の CUBE を使用したい場合は、データコネクタ機能を使用できます。

INFO

ファイルパスなど、スプレッドシートのドキュメント ファイルに関する情報を返します。

注: スプレッドシートはオンライン コラボレーションを重視しているため、このメソッドが返す情報は、一部のユーザーに公開されない場合があります。

REGISTER.ID

Windows からレジストリ ID を取得します。

注: スプレッドシートはいずれのオペレーティング システムにもリンクされていないため、この関数には対応していません。

RTD

コンポーネント オブジェクト モデル(COM)オートメーション サーバーからデータを取得します。

ヒント: COM サーバーにアクセスできないユーザーは、マクロApps Script を使用できます。

WEBSERVICE

完全に動作するには Windows が必要です。

注: スプレッドシートはいずれのオペレーティング システムにもリンクされていないため、この関数には対応していません。

 

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