使用例
WORKDAY.INTL(日付(1969, 7, 21), 4, 1, A1:A10)
WORKDAY.INTL(日付(1995, 8, 13), -2, 2, B1:B10)
WORKDAY.INTL(日付(1969, 7, 21), 0)
構文
WORKDAY.INTL(開始日, 日数, [週末], [祝日])
開始日
- 計算の起点となる日付を指定します。日数
- 開始日以降の稼働日数を指定します。負の値を指定すると、開始日から遡って計算されます。週末
- [省略可 -デフォルトは 1] - 週末とみなす曜日を表す数値または文字列で指定します。
- 文字列: 週末は 0 と 1 を使用して 7 文字で指定できます。最初の数値が月曜日で、最後の数値が日曜日を表します。0 は平日を表し、1 は週末を示します。たとえば、「0000011」と指定すると、土曜日と日曜日が週末になります。
- 数値: 上記の文字列の代わりに 1 つの数値で週末を表すこともできます。1 は土曜日と日曜日が週末、2 は日曜日と月曜日が週末というパターンで、1~7(7 は金曜日と土曜日が週末)の数字で週末を表します。さらに 11 は日曜日のみが週末、12 は月曜日のみが週末というパターンで、11~17(17 は土曜日のみが週末)の数字で週末を表します。
祝日
- [省略可] - 祝日とみなす日付を含む範囲または配列定数で指定します。
注
-
WORKDAY.INTL
関数では、セルに直接入力した値に対して Google スプレッドシートで行われるような数値形式の自動変換は行われません。したがって、WORKDAY.INTL(10/10/2000,4)
はWORKDAY.INTL(0.005,4)
(10÷10÷2000 の商)として解釈されます。 -
WORKDAY.INTL
関数は、指定された日付より後の稼働日数を計算します。2 つの日付間の稼働日数を計算するには、NETWORKDAYS.INTL
を使用します。 WORKDAY.INTL
関数はWORKDAY
関数と似ていますが、週末の曜日を指定できる点(土曜日と日曜日を週末とみなさない地域向け)で異なります。
関連項目
WORKDAY
: 指定された就業日数をもとに終了日を計算します。
NETWORKDAYS.INTL
: 特定の週末と祝日を除外して、指定した 2 つの日付の間の正味就業日数を返します。
EDATE
: 起算日から指定した月数だけ前または後ろの日付を返します。
EOMONTH
: 起算日から指定した月数だけ前または後ろの月の最終日の日付を返します。
NOW
: 現在の日付と時刻に対応するシリアル値を返します。