指定した形状や尺度について、ワイブル分布関数(またはワイブル累積分布関数)の値を返します。
使用例
WEIBULL(2.4, 2, 3, TRUE)
WEIBULL(A2,A3,A4,TRUE)
構文
WEIBULL(x, 形状, 尺度, 累積)
-
x
- ワイブル分布関数に代入する値です。 -
形状
- ワイブル分布関数の形状パラメータです。-
形状
は通常 k で表します(他のスプレッドシート パッケージでは α)。 -
形状
には0
より大きい値を指定します。
-
-
尺度
- ワイブル分布関数の尺度パラメータです。-
尺度
は通常、ラムダで表します(他のスプレッドシート パッケージでは β)。 -
尺度
には0
より大きい値を指定します。
-
-
累積
- 累積分布関数を使用するにはTRUE
を、確率密度関数を使用するにはFALSE
を指定します。
メモ
形状
に1
を指定したWEIBULL
関数は、ラムダ
を1/尺度
に指定したEXPONDIST
関数と同等です。
関連項目
POISSON
: 指定した値と平均値に対するポアソン分布関数(またはポアソン累積分布関数)の値を返します。
NORMSINV
: 指定した値に対する標準正規分布の逆関数の値を返します。
NORMSDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する標準正規累積分布関数の値を返します。
NORMINV
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布の逆関数の値を返します。
NORMDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布関数(または正規累積分布関数)の値を返します。
NEGBINOMDIST
: 独立試行で成功率が一定のとき、特定の回数の試行が成功する前に、指定した回数を失敗する確率を計算します。
LOGNORMDIST
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の値を返します。
LOGINV
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の逆関数の値を返します。
EXPONDIST
: 指定したラムダと値の指数分布関数の値を返します。
BINOMDIST
: 指定した試行数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、復元抽出で一定の試行が成功する確率(または最大の成功数が得られる確率)を計算します。