指定した値と平均値に対するポアソン分布関数(またはポアソン累積分布関数)の値を返します。
使用例
POISSON(2.4,1,FALSE)
POISSON(A2,A3,TRUE)
構文
POISSON(x, 平均, 累積)
-
x
- ポアソン分布関数に代入する値を指定します。 -
平均
- ポアソン分布関数の平均値(μ)を指定します。 -
累積
- 通常の分布関数ではなくポアソン累積分布関数を使用するかどうかを指定します。
注
-
ポアソン分布関数は、ネットワーク パケット数やログイン試行回数など、一定期間における「出現」や「事象」の数を平均値を指定して計算する場合に多く使用されます。
-
POISSON
の累積
にTRUE
を指定すると、事象の発生回数がx
回以下となる確率が返されます。FALSE を指定すると、事象の発生回数が正確にx
回となる確率が返されます。 -
POISSON
関数とPOISSON.DIST
関数のどちらを使用しても同じ結果が得られます。
関連項目
WEIBULL
: 指定した形状や尺度について、ワイブル分布関数(またはワイブル累積分布関数)の値を返します。
NORMSINV
: 指定した値に対する標準正規分布の逆関数の値を返します。
NORMSDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する標準正規累積分布関数の値を返します。
NORMINV
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布の逆関数の値を返します。
NORMDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布関数(または正規累積分布関数)の値を返します。
NEGBINOMDIST
: 独立試行で成功率が一定のとき、特定の回数の試行が成功する前に、指定した回数を失敗する確率を計算します。
LOGNORMDIST
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の値を返します。
LOGINV
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の逆関数の値を返します。
EXPONDIST
: 指定したラムダと値の指数分布関数の値を返します。
BINOMDIST
: 指定した試行数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、復元抽出で一定の試行が成功する確率(または最大の成功数が得られる確率)を計算します。