標準偏差を使用して z 検定の両側 p 値を返します。
使用例
ZTEST(A2:A100,B2)
ZTEST({1,2,3,4,5,6},5.5,1.2)
構文
ZTEST(データ, 値, [標準偏差])
-
データ
- 検証するデータセットを含む配列または範囲を指定します。 -
値
- z 検定で使用する検定統計値を指定します。 -
標準偏差
- [省略可] - z 検定で仮定する標準偏差を指定します。指定しない場合はSTDEV(データ)
が使用されます。
注
ZTEST
で返される p 値は、無作為に生成された標本(データと同じサイズ)の平均値
が元のデータセットの平均値よりも大きくなる確率を示します。ZTEST
関数とZ.TEST
関数のどちらを使用しても同じ結果が得られます。
関連項目
NORMSDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する標準正規累積分布関数の値を返します。
NORMDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布関数(または正規累積分布関数)の値を返します。
CONFIDENCE
: 正規分布に対する信頼区間の幅の 1/2 を計算します。