一連の値と対応する確率を使用して、無作為に選択された値が上限と下限の間に収まる確率を求めます。
使用例
PROB({1,2,3,4},{0.25,0.25,0.25,0.25},3)
PROB(A2:A100,B2:B100,C2,C3)
構文
PROB(データ, 確率, 下限, [上限])
データ
- 検証するデータセットを含む配列または範囲です。確率
-データ
に対応する確率を含む配列または範囲です。確率
内の各値は0
より大きく1
以下である必要があります。
下限
- 確率の計算対象となる値の範囲の下限です。上限
- [省略可 - デフォルトは下限
] - 確率の計算対象となる値の範囲の上限です。上限
を省略すると、PROB
関数は無作為に選択された値が下限
と等しくなる確率を計算します。
メモ
データ
と確率
には同じ個数の値を指定する必要があります。
関連項目
CRITBINOM
: 累積二項分布が指定した基準以上になる最小値を計算します。
BINOMDIST
: 指定した試行数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、復元抽出で一定の試行が成功する確率(または最大の成功数が得られる確率)を計算します。