指定した試行数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、復元抽出で一定の試行が成功する確率(または最大の成功数が得られる確率)を計算します。
使用例
BINOMDIST(4,100,0.005,FALSE)
BINOMDIST(A2,A3,A4,TRUE)
構文
BINOMDIST(成功数, 試行回数, 成功率, 累積)
-
成功数
-試行回数
の試行における確率を求める成功数です。累積
がTRUE
の場合、BINOMDIST
関数は成功数
以下の範囲で成功が得られる確率を返し、FALSE の場合は、成功数
の回数だけ成功が得られる確率を返します。
-
試行回数
- 独立試行の回数です。 -
成功率
- 任意の試行における成功の確率です。 -
累積
- [ デフォルトはFALSE
] - 二項累積分布を使用するかどうかを指定します。
メモ
HYPGEOMDIST
関数は、指定された試行回数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、非復元抽出で一定の試行が成功する確率を表します。
関連項目
WEIBULL
: 指定した形状や尺度について、ワイブル分布関数(またはワイブル累積分布関数)の値を返します。
PROB
: 一連の値と対応する確率を使用して、無作為に選択された値が上限と下限の間に収まる確率を求めます。
POISSON
: 指定した値と平均値に対するポアソン分布関数(またはポアソン累積分布関数)の値を返します。
NORMSINV
: 指定した値に対する標準正規分布の逆関数の値を返します。
NORMSDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する標準正規累積分布関数の値を返します。
NORMINV
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布の逆関数の値を返します。
NORMDIST
: 指定した値、平均値、標準偏差に対する正規分布関数(または正規累積分布関数)の値を返します。
NEGBINOMDIST
: 独立試行で成功率が一定のとき、特定の回数の試行が成功する前に、指定した回数を失敗する確率を計算します。
LOGNORMDIST
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の値を返します。
LOGINV
: 特定の平均値と標準偏差を使用して、指定した値における対数正規累積分布の逆関数の値を返します。
HYPGEOMDIST
: 指定した試行数、母集団のサイズ、母集団の成功数から、非復元抽出で一定の試行が成功する確率を計算します。
EXPONDIST
: 指定したラムダと値の指数分布関数の値を返します。
CRITBINOM
: 累積二項分布が指定した基準以上になる最小値を計算します。