指定したスプレッドシートからセルの範囲を読み込みます。
使用例
IMPORTRANGE("
https://docs.google.com/spreadsheets/d/abcd123abcd123
", "シート1!A1:C10")
IMPORTRANGE(A2,"B2")
構文
IMPORTRANGE(スプレッドシートの URL, 範囲の文字列)
-
スプレッドシートの URL
- データの読み込み元となるスプレッドシートの URL を指定します。スプレッドシートの URL
の値は二重引用符で囲むか、スプレッドシートの URL を含むセルへの参照にする必要があります。
-
範囲の文字列
- 読み込む範囲を指定する文字列で、"[シート名!]範囲"
の形式で指定します(例:"シート1!A2:B6"
、"A2:B6"
)。-
範囲の文字列
のシート名
の要素は省略可能です。デフォルトでは、IMPORTRANGE
関数は最初のシートの指定範囲から読み込みます。 -
範囲の文字列
の値は二重引用符で囲むか、適切なテキストを含むセルへの参照にする必要があります。
-
備考
-
IMPORTRANGE
関数を使用して他のスプレッドシートからデータを読み込む場合は、読み込み先のスプレッドシートに明示的に権限を許可する必要があります。ソースシートから読み込み先のスプレッドシートに最初にデータを読み込むときに、権限を許可するよう求められます。アクセスを許可すると、読み込み先のスプレッドシートの編集権限があるすべてのユーザーがIMPORTRANGE
を使用してソースシートのどの部分からでもデータを読み込めるようになります。このアクセス権は、アクセス権を許可したユーザーがソースから削除されるまで有効です。 -
読み込むデータが多すぎると、エラーが発生する場合があります。
関連情報
IMPORTXML
: XML、HTML、CSV、TSV、RSS フィード、Atom XML フィードなど、さまざまな種類の構造化データからデータをインポートします。
IMPORTHTML
: HTML ページ内の表やリストからデータをインポートします。
IMPORTFEED
: RSS フィードや Atom フィードをインポートします。
IMPORTDATA
: 指定した URL のデータを、.csv(カンマ区切り値)形式または .tsv(タブ区切り値)形式でインポートします。