不規則な間隔の一連のキャッシュフローに基づいて、投資の内部利益率を計算します。
使用例
XIRR(B2:B25,C2:C25)
XIRR({-4000,200,250,300},{DATE(2012,01,01),DATE(2012,06,23),DATE(2013,05,12),DATE(2014,02,09)},0.09)
構文
XIRR(キャッシュフロー額, キャッシュフローの日付, [推定率])
キャッシュフロー額
- 投資に伴う収益や支払いを含む配列または範囲です。キャッシュフロー額
には、利益率の計算上、正と負のキャッシュフローが少なくとも 1 つずつ含まれている必要があります。
キャッシュフローの日付
-キャッシュフロー額
のキャッシュフローに対応する日付を含む配列または範囲です。推定率
- [省略可 - デフォルトは 0.1] - 内部利益率の推定値です。
メモ
キャッシュフローの日付
で指定した日付が定期の場合は、代わりにIRR
関数を使用してください。キャッシュフロー額
の各セルは、投資のオーナーの観点から収益(クーポンなど)を表す場合は正の値、支払い(ローンの返済など)を表す場合は負の値を指定します。XNPV
関数で同じキャッシュフロー額と日付を使用するXIRR
の結果を割引
に指定した場合、ゼロが返されます。
関連項目
XNPV
: 不規則な間隔の一連のキャッシュフローに基づいて、投資の正味現在価値を計算します。
PV
: 定期的な定額の支払いと一定の利率に基づいて、一定期間定額の利払いがある投資の現在価値を計算します。
NPV
: 一連の定期的なキャッシュフローと割引率に基づいて、投資の正味現在価値を計算します。
MIRR
: 一連の定期的なキャッシュフローと、投資の支払利率および再投資の受取収益率との差に基づいて、投資の修正内部利益率を計算します。
IRR
: 一連の定期的なキャッシュフローに基づいて、投資に対する内部利益率を計算します。