一連の定期的なキャッシュフローと割引率に基づいて、投資の正味現在価値を計算します。
使用例
NPV(0.08,200,250,300)
NPV(A2,A3,A4,A5)
構文
NPV(割引, キャッシュフロー1, [キャッシュフロー2, ...])
割引- 1 期間に対する投資の割引率です。キャッシュフロー1- 最初の将来キャッシュフローです。キャッシュフロー2, ...- [省略可] - 追加の将来キャッシュフローです。
メモ
NPVはPVと似ていますが、NPVではキャッシュフローの金額が一定している必要はありません。各
キャッシュフローの引数は、投資のオーナーの観点から収益を表す場合（クーポンなど）は正の値、支払いを表す場合（ローンの返済など）は負の値を指定します。各
キャッシュフローの引数には、値、値への参照、値を含む範囲のいずれかを指定します。参照の順序がキャッシュフローの順序であるとみなされます。IRR関数で条件が同じとき、純現在価値がゼロの内部利益率を計算します。投資のキャッシュフローが不定期である場合は、
XNPV関数を使用してください。
関連項目
XNPV: 不規則な間隔の一連のキャッシュフローに基づいて、投資の正味現在価値を計算します。
XIRR: 不規則な間隔の一連のキャッシュフローに基づいて、投資の内部利益率を計算します。
PV: 定期的な定額の支払いと一定の利率に基づいて、一定期間定額の利払いがある投資の現在価値を計算します。
MIRR: 一連の定期的なキャッシュフローと、投資の支払利率および再投資の受取収益率との差に基づいて、投資の修正内部利益率を計算します。
IRR: 一連の定期的なキャッシュフローに基づいて、投資に対する内部利益率を計算します。