10 進数を符号付き16 進数に変換します。
使用例
DEC2HEX(100,8)
DEC2HEX(A2)
構文
DEC2HEX(10 進数, [有効桁])
-
10 進数
- 符号付き 16 進数に変換する 10 進数を文字列として指定します。-
この関数では、この値の正の最大値は 549755813887、負の最小値は -549755813888 です。
-
10 進数
に有効な 10 進数を指定すると、自動的に適切な文字列の入力値に変換されます。たとえば、DEC2HEX(100)
とDEC2HEX("100")
は同じ結果(64
)を返します。
-
-
有効桁
- (省略可)結果の有効桁数を指定します。-
変換後の 16 進数の桁数より指定した有効桁のほうが大きい場合、合計桁数が
有効桁
になるまで結果の左側にゼロがパディングされます。 -
10 進数
が負の値の場合、有効桁の値は無視されます。
-
メモ
- 必要とする桁数が指定した
有効桁
よりも大きい場合、#NUM!
エラーが返されます。
-
DEC2HEX
関数の結果を計算に使用する場合は、結果が 16 進数であることにご注意ください。Google スプレッドシートでは結果が自動変換されるため、セルA2
に100
(10 進数値の256
に該当する 16 進数)と入力されており、B2
に=A2+20
といった数式が記載されている場合、結果は120
となり、16 進数の計算結果としては誤りとなります。
関連情報
OCT2HEX
: 符号付き 10 進数を符号付き 16 進数に変換します。
OCT2DEC
: 符号付き 8 進数を 10 進数に変換します。
OCT2BIN
: 符号付き 8 進数を符号付き 2 進数に変換します。
HEX2OCT
: 符号付き 16 進数を符号付き 8 進数に変換します。
HEX2DEC
: 符号付き 16 進数を 10 進数に変換します。
HEX2BIN
: 符号付き 16 進数を符号付き 2 進数に変換します。
DEC2OCT
: 10 進数を符号付き 8 進数に変換します。
DEC2BIN
: 10 進数を符号付き 2 進数に変換します。
BIN2OCT
: 符号付き 2 進数を符号付き 8 進数に変換します。
BIN2HEX
: 符号付き 2 進数を符号付き 16 進数に変換します。
BIN2DEC
: 符号付き 2 進数を 10 進数に変換します。
例
10 進数を 16 進数に変換します。