1 年を 360 日として(利率の計算で使用されます)、2 つの日付の間の日数を返します。
使用例
DAYS360(DATE(1969,7,16),DATE(1969,7,24),1)
DAYS360(A2,A3)
DAYS360(1,270,1)
構文
DAYS360(start_date, end_date, [method])
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start_date- 計算の起点日です。日付を含むセルへの参照、日付の種類を返す関数、または数値を指定します。 -
終了日- 計算の終点日です。日付を含むセルへの参照、日付の種類を返す関数、または数値を指定します。 -
method- [省略可 - デフォルトは0] - 使用する日数の計算方法を指定します。- 0 は米国式を示します。米国式では、
start_dateが月の最終日の場合、start_dateの日にちは計算上 30 に変更されます。また、end_dateが月の 31 日で、start_dateが月の 30 日より前の場合、end_dateはend_dateの後の月の 1 日に変更されます。それ以外の場合は、end_dateの日にちは 30 に変更されます。 -
その他の数値はヨーロッパ式を示します。ヨーロッパ式では、
start_dateまたはend_dateが 31 日である場合、日にちは30に変更されます。
- 0 は米国式を示します。米国式では、
メモ
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この関数は、確定利付証券などの計算といった金融関連で主に使用されます。他の状況で使用すると、間違った値が得られる可能性があります。
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関数には、日付を含むセルへの参照か、
DATE、DATEVALUE、TO_DATEなどの日付オブジェクトを返す関数か、N 関数で返される型の日付のシリアル値を指定してください。Google スプレッドシートでは日付や時刻を数値で表します。人間が読み取れる日付がセルに入力されると自動的に数値に変換しますが、関数で認識されるのは数値形式の日付のみです。 -
DAYS360関数では、Google スプレッドシートがセルの直接入力の際に実行するような数値形式の自動変換は行われません。そのため、DAYS360(10/10/2000,10/10/2001)はDAYS360(0.005,0.00499750124938)と解釈され、それぞれ 10 ÷ 10 ÷ 2000 と 10 ÷ 10 ÷ 2001 の商となります。
関連情報
YEARFRAC: 指定した日数の計算方法を使用して、2 つの日付の間の年数(1 年に満たない年を含む)を返します。
TO_DATE: 指定された数値を日付に変換します。
N: 指定された引数を数値として返します。
DATEVALUE: 既知の形式で指定された日付の文字列をシリアル値に変換します。
DATE: 年、月、日を日付に変換します。
例
別の方法を使用して 2 つの日付の差を返します。