Google スプレッドシートでテーブルを使用する

Google スプレッドシートでテーブルを活用すると、データ範囲に書式や構造を自動的に適用することができ、データ作成を簡素化したり、データの書式設定、入力、更新を繰り返す手間を省いたりすることができます。

テーブルは、次のような情報の管理、整理に適しています。

  • プロジェクト管理
  • イベント企画
  • 在庫管理

テーブルの主な構成要素は次の 3 つです。

  • 各列に対して、適切な列の型を設定できます。入力したすべてのデータはテーブルに適切に配置されます。
  • 統合メニューにアクセスできます。メニューからテーブルレベルの設定を管理したり、テーブルのフィルタ表示の作成を行ったりすることができます。
  • 事前に構造化および書式設定された構成要素を挿入できます。

この記事では、次の方法について説明します。

既存のデータをテーブルに変換する

  1. Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
  2. 空白またはデータを含むセルの範囲を選択します。
  3. メニューバーで、[表示形式] 次の操作 [テーブルに変換] をクリックします。
  4. 各列に適切な列の型を選択します。

詳しくは、列の型の詳細をご覧ください。

一部の列の型では、データを簡単に入力できるようにプレースホルダ チップが自動設定されます。列のプレースホルダ チップをオフにするには、以下の操作を行います。

  1. パソコンで、テーブルを含むスプレッドシートを開きます。
  2. テーブルヘッダーの横にある列メニューを開きます。
  3. [列の型を編集する] をクリックします。
  4. [プレースホルダを表示] チェックボックスをオフにします。

最初に、事前構築済みのテーブルを挿入する

一般的なユースケースに対応するテンプレートを使用して、事前定義された構造を持つ新しいテーブルを挿入できます。

ユースケースに合ったテンプレートを選択できます。以下の操作を行ってください。

  • @ メニュー:
    • [@] 次の操作 [テーブル] をクリックします
  • 挿入メニュー:
    • [挿入] 次の操作 [テーブル] をクリックします。

これらのメニュー オプションにはサイドバーが表示され、1 つまたは複数の事前構築済みのブロックを参照、プレビュー、挿入できます。

テーブルを設定する

テーブル名を作成する

テーブル名は、特定のルールと形式の要件に従って作成する必要があります。次のような名前は使用できません。

  • TRUE または FALSE という名前を付ける。
  • 「A1」または「R1C1」の構文(「A1」や「AA11」など)を使用する。
  • 先頭を数字にする。
  • 255 文字を超過している。
  • アンダースコア以外の特殊文字が含まれている。

ヒント: テーブル名のスペースは、数式でアンダースコアに変換されます。たとえば、「テーブル 1」は「テーブル_1」になります。

有効なテーブル名の例:

  • テーブル1
  • プロジェクト ロードマップ
  • Q3_セールス
列の型を設定する

テーブルの列の型を設定することで、列データを適切に編成したり、書式設定を行ったりすることができ、データ型の誤りに関するエラーを防ぐのに役立ちます。たとえば、列の型として「日付」を選択した場合、列内でこの型に沿っていないセルに警告が表示されます。

型は以下の中から選択できます。

  • 数字
    • 割合
    • 通貨
    • テキスト
  • 日付
    • 日付
    • 時刻
    • 日時
  • プルダウン
  • チェックボックス
  • スマートチップ
    • ユーザーチップ
    • ファイルチップ
    • ファイナンス チップ
    • 地図チップ
    • 評価チップ
  • なし: このオプションを選択すると、列の型は適用されません。異なる種類のデータを対象とする柔軟な列にしたい場合は、このオプションを選択します。

テーブル メニューを使用する

テーブル メニューを使用して、テーブルの設定を管理したり、さらにカスタマイズしたりできます。テーブル メニューを使用するには、テーブルの上にあるテーブル メニューをクリックします。

テーブル メニューでは、以下の操作を行えます。

  • テーブルの名前を変更する
  • テーブルの範囲を調整する
  • 交互の背景色をオフにする
  • テーブルの色をカスタマイズする
  • テーブルの書式を削除する
  • テーブルを削除する
  • フィードバックを送信する

ヒント: データをテーブルに変換すると、基本的な書式が自動的に適用されます。次のようにテーブルをさらにカスタマイズすることができます。

  • 行の高さを再調整する
  • 交互の背景色を削除する
  • 交互の背景色を変更する
  • フォント スタイルを変更する

ヒント: この機能は、一部の仕事用アカウントまたは学校用アカウントでのみご利用いただけます。テーブル メニューの横にある条件付き通知アイコン をクリックします。次のいずれかを選択します。

  • ルールを設定する: [新しい条件付き通知を作成する] をクリックします。詳しくは、条件付き通知についての記事をご覧ください。
  • 事前構築済みのテーブルを使用する場合: すぐに使用できるように、Google スプレッドシートには「プロジェクトのタスクオーナーが変更されたときにメールを送信する」などの事前構築済みの条件付き通知ルールが自動的に適用されます。事前構築済みの条件付き通知ルールは、編集または有効にするまでデフォルトで無効になっています。

テーブル参照を使用する

テーブル参照は、数式でテーブルまたはテーブルの一部を参照するための特別な方法です。データをテーブルに変換すると、名前と各列の見出しが設定されます。その名前を使用して、テーブル内のセルを参照できます。たとえば、明示的なセル参照 =Sum(C2:C7) の代わりに、テーブル参照 =SUM(DeptSales[Sales Amount]) を使用できます。

テーブル要素を名前で参照すると、テーブルのデータを追加または削除するたびに参照が更新されます。

テーブル参照の詳細

テーブルビューを使用する

ビューを使用すると、他のユーザーに表示されるシートに影響を与えることなく、必要なデータを見つけることができます。ビューを使用すると、特定の行の表示と非表示を切り替えたり、他の設定を適用してデータを視覚化する方法を管理したりできます。

各ビューでは独自の設定を使用してフィルタや並べ替えを行うことができます。

  • 新しいビューを作成するには、テーブル メニュー をクリックし、次のいずれかを選択します。
    • グループ化ビューを作成
      • 選択したフィールドに基づいて行をグループ化して表示できます。
    • フィルタビューを作成

ヒント: 一時的なビューがデフォルトで作成されます。スプレッドシートの編集権限がある場合は、このビューを保存して、後でテーブル メニューからアクセスできます。一時的なビューは、スプレッドシートを更新すると表示されなくなります。

  • 既存のビューを適用するには、テーブル メニュー 次の操作 既存のビュー名をクリックします。

テーブルに関するフィードバックを送信する

問題が発生した場合や、この機能の変更または改善のご提案をいただける場合は、フィードバックを送信してください。

フィードバックを送信するには:

  • テーブル メニューの [フィードバックを送信] を使用する。
  • シートの上部にある [ヘルプ] 次の操作 [スプレッドシートの改善にご協力ください] をクリックする。

関連リソース

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