Google ドキュメントで AppSheet スマートチップを使用するには、以下の項目をご覧ください。
- 概要
- AppSheet アドオンをインストールする
- アプリを共有する
- AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入する
- AppSheet アプリを使用して表示、操作する
- AppSheet スマートチップのトラブルシューティング
関連項目:
- スマートチップで使用できる AppSheet の機能を理解するには、Workspace 統合でサポートされている機能の概要をご覧ください。
- 一般的な質問の回答については、Google ドキュメントでの AppSheet スマートチップに関するよくある質問をご覧ください。
概要
アプリの作成者とユーザーは、AppSheet のスマートチップを使用して、アプリのカードベースのビューを Google ドキュメントに埋め込むことができます。アプリへのアクセス権を持つ Google ドキュメント ユーザーは、サポートされているアプリビューを表示して、Google ドキュメント内から直接アクションをトリガーしてデータを更新できます。
次の図は、アプリの URL を貼り付けてスマートチップとして表示された AppSheet アプリを示しています。スマートチップには、アイコンと、アプリの内容を示す短いタイトルまたは説明が表示されます。ユーザーがスマートチップにカーソルを合わせると、Google Workspace のカード フレームワークを使用してアプリが表示されます。
Google ドキュメントで AppSheet スマートチップを使用するには、次の操作を行います。
- Google Workspace Marketplace から AppSheet アドオンをインストールします。
- (省略可)AppSheet スマートチップの名前をカスタマイズします。
- Workspace ユーザーまたはドメインとアプリを共有します。
- AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入します。
- AppSheet アプリを表示、操作します。
AppSheet for Google Docs アドオンをインストールする
AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入するには、あなたか Workspace 管理者が事前に AppSheet for Google Docs アドオンをインストールしておく必要があります。
AppSheet for Google Docs アドオンをすでにインストール済みの場合は、再インストールする必要はありません。AppSheet スマートチップ機能はデフォルトで利用可能です。
アドオンをインストールできない場合は、管理者にお問い合わせください。
AppSheet アドオンをインストールするには、次の手順で操作します。
- [拡張機能] > [アドオン] > [アドオンを取得] に移動します。
- AppSheet for Google Docs を検索し、見つかったらそのカードをクリックします。
- [インストール] をクリックします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
AppSheet スマートチップの名前をカスタマイズする
ビューを設定するときに、[Display] セクションでアプリビューの [Display Name] の設定を変更することで、AppSheet スマートチップの名前をカスタマイズします。
AppSheet スマートチップのデフォルト名は、詳細ビューでは関連付けられているテーブルの [ラベル] 列に設定されている名前、その他のビュータイプではアプリビュー名になります。
アプリを共有する
AppSheet でアプリを共有すると、Workspace ユーザーおよびドメインでアクセスできるようになります。共有: 基本情報をご覧ください。
こうすると、あなたが追加したアプリのコンテンツを、Google ドキュメントの共同編集者に見てもらうことができます。表示できない場合はエラー メッセージが表示されます。スマートチップのトラブルシューティングをご覧ください。
AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入する
次のうちいずれかの方法で、AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入できます。
アプリビューの URL を使用する
アプリのユーザーが AppSheet アプリの URL をドキュメントに入力するか貼り付けると、Google ドキュメントでリンクをスマートチップに置換するよう求めるメッセージが表示されます。スマートチップには、アイコンと、アプリの内容を示す短いタイトルまたは説明が表示されます。ユーザーがチップにカーソルを合わせると、アプリに関する詳細情報をプレビューするカードのインターフェースが表示され、サポートされている機能を Google ドキュメント内から直接操作できます。
アプリビューの URL を使用して AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入するには、次の手順で操作します。
-
以下の手順に沿って AppSheet アプリビューの URL をコピーします。
- スマートチップとして挿入するアプリをブラウザで開きます。
- アプリの目的のビューに移動し、ブラウザの URL を右クリックし、[コピー] を選択してアプリビューの URL をコピーします。
詳細ビューの場合は、URL に
row
パラメータを含めてください。スマートチップに詳細ビューを表示する際に必須です。
- (省略可)AppSheet スマートチップの名前をカスタマイズします。
- アプリへのアクセス権がある同じ Google Workspace アカウントを使用して Google ドキュメントにログインします。
- Google ドキュメントを開きます。
- ドキュメントで、AppSheet アプリビューの URL(コピーしておいたもの)を目的の場所に貼り付けます。次に例を示します。
- Tab キーを押して AppSheet スマートチップを挿入します。次に例を示します。
- スマートチップにカーソルを合わせるかクリックすると、AppSheet アプリビューを表示、操作できます。
スマートチップの @ メニューを使用する
スマートチップの @ メニューを使用して、アプリビューをカード インターフェースとして埋め込み、ユーザーがサポートされている機能を Google ドキュメント内から直接操作できるようにします。たとえば、AppSheet フォームを埋め込んでユーザー入力をキャプチャしたり、デッキビューを埋め込んでアプリの詳細を表示したりできます。
スマートチップの @ メニューを使用して AppSheet スマートチップを Google ドキュメントに挿入するには、次の手順で操作します。
- (省略可)AppSheet スマートチップの名前をカスタマイズします。
- アプリへのアクセス権がある同じ Workspace アカウントを使用して、Google ドキュメントにログインします。
- Google ドキュメントを開きます。
- ドキュメントに @ を入力し、[Integrations] の下から AppSheet アプリのフォームビューを挿入する場合は [Open form]、デッキビューを挿入する場合は [Open deck] を選択します。
AppSheet for Google Docs アドオンから、Google アカウントへのアクセスを承認することを求めるメッセージが表示される場合があります。 - 挿入するフォームビューまたはデッキビューの [Select] ボタンをクリックします。
- [App view] プルダウンからアプリビューを選択し、[Open] をクリックします。
アプリビューがドキュメントに挿入されます。
- AppSheet アプリビューを表示、操作します。
AppSheet アプリを使用して表示、操作する
- AppSheet と Google ドキュメントに同じ Workspace アカウントでログインしている。
- Workspace アカウントにアプリへのアクセス権がある。
挿入した AppSheet アプリビューは、アプリと同様に表示、操作できます。
次の例では [Inspections] デッキビューが表示されています。[Details] をクリックすると、任意の検査の詳細ビューを Google ドキュメント内で直接開くことができます。
AppSheet スマートチップのトラブルシューティング
アプリを使用する権限がない場合は、[Failed to load] というメッセージがチップのラベルとして表示されます。
以下のことを確認してください。
- AppSheet と Google ドキュメントに同じ Workspace アカウントでログインしている。
- Workspace アカウントにアプリへのアクセス権がある。
エラーを修正してから、[Refresh] をクリックしてスマートチップを更新します。