この関数は、指定されたセルの行または列を、指定された要素数の後の列で折り返して、新しい配列を形成します。
使用例
WRAPCOLS(A1:E1, 2)
: 範囲を 1 列あたり 2 つの値で折り返す WRAPCOLS
関数。
WRAPCOLS(A1:E1, 2, "値なし")
: 範囲を 1 列あたり 2 つの値で折り返し、余分なセルに「値なし」を入力する WRAPCOLS
関数。
構文
WRAPCOLS(範囲, 折り返しの値, [代替文字])
範囲
: 折り返しを行う範囲。折り返しの値
: 各列の最大セル数。値が整数でない場合は、最も近い整数に切り捨てられます。[代替文字]
: 範囲内の余分なセルに入力する値。デフォルトでは、WRAPCOLS 関数は余分なセルに #N/A を入力します。
例
WRAPCOLS を使用して簡単なデータを折り返す
サンプルデータ:
A |
B |
C |
D |
E |
|
---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
B |
C |
D |
E |
例: G1 に、式「=WRAPCOLS(A1:E1, 2)
」を入力します
結果:
G |
H |
I |
|
---|---|---|---|
1 |
A |
C |
E |
2 |
B |
D |
#N/A |
WRAPCOLS を使用してデータを折り返し、値のないセルを「値なし」に置き換える
サンプルデータ:
A |
B |
C |
D |
E |
|
---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
B |
C |
D |
E |
例: G1 に式「=WRAPCOLS(A1:E1, 2, "値なし")
」を入力します
結果:
G |
H |
I |
|
---|---|---|---|
1 |
A |
C |
E |
2 |
B |
D |
値なし |
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