シートや範囲を保護する
スプレッドシートの内容を他のユーザーが変更できないようにする場合は、内容を保護できます。この処理はセキュリティ対策ではありませんので、セキュリティ対策は別に講じる必要があります。他のユーザーは、保護されているスプレッドシートのコピーに対して、印刷、コピー、貼り付け、読み込み、書き出しなどの操作を行えます。スプレッドシートは信頼できるユーザーとのみ共有してください。
ヒント: [保護されているシートと範囲] が表示されない場合は、Microsoft Office ファイルの編集機能を使用している可能性があります。シートと範囲の保護機能を使用するには、ファイルを Google スプレッドシートに変換してください。詳しくは、Microsoft Office ファイルの編集と Microsoft Office ファイルの変換方法をご覧ください。
重要: シートを保護すると、以下の操作ができなくなります。
- セルの書式設定をロックし、同時にユーザーが入力値を編集できるようにする
- パスワードでデータを保護する
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- [データ] [シートと範囲を保護] をクリックします。右側にボックスが表示されます。
- [シート / 範囲を追加] をクリックするか、既存の保護をクリックして編集します。
- 範囲を保護するには、[範囲] をクリックします。シートを保護するには、[シート] をクリックします。
- [範囲]: 保護範囲を変更するか新たに入力するには、スプレッドシート アイコンをクリックして、スプレッドシートで範囲を選択します。
- [シート]: 保護するシートを選択します。シート内の特定のセルを保護対象から除外する場合は、[特定のセルを除く] のボックスをオンにします。
- [権限を設定] または [権限を変更] をクリックします。
- 編集を制限する方法を選択します。
- 他のユーザーが編集しようとしたときに警告が表示されるようにするには: [この範囲を編集するときに警告を表示する] を選択します。ただし、本当に編集しても良いかどうかを確認するメッセージが表示されるだけで、他のユーザーによる編集をブロックするものではありません。
- 範囲やシートの編集を許可する相手を選択するには: [この範囲を編集できるユーザーを制限する] を選択します。次のいずれかを選択します。
- 自分のみ: 自分のみ(自分がオーナーでない場合はオーナーも含む)が範囲やシートを編集できます。
- ドメインのみ: Google スプレッドシートを学校や職場で利用している場合、ドメイン内のユーザーだけが範囲やシートを編集できます。このオプションは、ドメイン内の全員がスプレッドシートを編集できる場合にのみ選択可能です。
- カスタム: 選択したユーザーだけが範囲やシートを編集できます。
- 別の範囲から権限をコピー: 別のセル範囲やシートに設定した権限を再利用します。
- [保存] または [完了] をクリックします。
保護されたセルを表示するには、[表示] [表示] [保護されている範囲] をクリックします。こうすると、そのセルには縞模様の背景が表示されます。
- スプレッドシートのオーナーである場合: 範囲やシートに対して編集権限を設定できます。
- スプレッドシートの編集権限がある場合: 範囲やシートに対して編集権限を設定できます。ただし、オーナーの編集権限を削除することはできません。
- スプレッドシートの閲覧権限かコメント書き込み権限がある場合: 変更することはできません。
- 編集権限がある場合: 保護されているシートのコピーを作成するか、ワークブックをコピーするか、新しい版をアップロードします。
- 閲覧権限はあるが編集権限がない場合: スプレッドシートのコピーを作成します。
保護を解除する
- Google スプレッドシートで、[データ] [シートと範囲を保護] をクリックします。
- 表示された右側のパネルで、保護されている範囲をすべて表示するには [キャンセル] をクリックします。
- 削除する保護を見つけ 削除アイコン をクリックします。
シートを非表示にする
古いシートや他のシートでの計算用のプレースホルダであるシートを非表示にできます。
シートを非表示にすることと、シートを保護することは異なります。
- 同じスプレッドシートの編集者は誰でも、これらのシートを再表示したり表示したりすることができます。
- スプレッドシートの閲覧者は、非表示になっているシートを表示することはできません。他のユーザーがスプレッドシートのコピーを作成した場合、シートは非表示のままとなりますが、シートを再表示することができます。
シートを非表示にするには:
- Google スプレッドシートでスプレッドシートを開きます。
- 非表示にするシートをクリックします。
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [シートを非表示] をクリックします。スプレッドシートに複数のシートが含まれていない場合は、このオプションは表示されません。
シートを再表示するには:
- [表示] [[シートの名前] の表示] をクリックします。スプレッドシートに非表示のシートが含まれていない場合、このオプションはグレー表示になります。
- 再表示するシートをクリックします。
- スプレッドシートが再表示されます。
次の場合は非表示のシートが非表示のままとなります。
- .pdf、.xls、.ods 形式でスプレッドシートを書き出した場合
- .xls、.xlsx、.ods 形式でスプレッドシートを読み込んだ場合
- 「/htmlview」パラメータを使用してスプレッドシートを HTML 形式で書き出した場合。URL にページ パラメータ(#gid=N)を含めると、非表示のシートが表示されます。
- スプレッドシートを公開する
シートを編集する
ヒント: スプレッドシートの複数のタブに対して、次のような一括操作を行うことができます。
- コピー
- 削除
- コピーを作成
- 非表示
- タブの移動
一括操作を行うには、キーボードの Shift キーを押しながらタブを選択 目的の操作をクリックします。
スプレッドシート内のシートはコピーできます。同じスプレッドシート内にコピーすることも、別のスプレッドシートにコピーすることもできます。
シートを別のスプレッドシートにコピーするには:
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [別のワークブックにコピー] をクリックします。
- コピー先のスプレッドシートをリストから選択します。
- [選択] をクリックします。
スプレッドシート内のシートをコピーするには:
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [コピーを作成] をクリックします。
- シートのコピーが元のシートの横の新しいタブに作成されます。
スプレッドシート内のシートの順序を変更するには、シートタブをクリックして希望の場所へドラッグします。
スプレッドシート内のシート名を変更するには、シートタブのテキストをダブルクリックし、新しい名前を入力します。
シートタブに色を追加して、見分けやすくすることができます。
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [色を変更] をクリックします。
- 色を選択します。
- 削除するシートをクリックします。
- シートタブで下矢印アイコン をクリックします。
- [削除] をクリックします。
- [OK] をクリックします。