重要: コネクテッド シートでアクセス権の委任を使用できるのは、以下の場合のみです。
- ユーザーが Enterprise、Education Standard、Education Plus のいずれかのプランを利用している。
- 管理者設定が有効になっている。
管理者に連絡して、管理コンソールからアクセス権の委任を有効にするよう依頼してください。
アクセス権の委任を使用すると、次のようになります。
- コネクテッド シートを作成するユーザーは、基になるデータソースに対する後続のすべてのクエリで、自身のアカウントの認証情報を使用できます(シートの他のユーザーによってクエリがトリガーされる場合でも同様です)。
- 共同編集者は、基になるデータソースへのアクセス権がない場合でも、データ分析を行うことができます。データソースへのアクセス権がないユーザーがデータ分析を行いたい場合や、コネクテッド シートから取得したデータを更新したい場合に、これが役に立ちます。
- アクセス権の委任を使用してクエリを実行する場合は、通常の BigQuery 料金が適用されます。
アクセス権を委任するユーザーとクエリを実行するユーザーの両方が BigQuery のログに表示されます。コネクテッド シートで監査ログを使用する方法の詳細をご覧ください。
アクセス権の委任には次の制限事項があります。
- Apps Script と Sheets API によってアクセス権の委任を有効にすることはできません。
- アクセス権の委任を使用してスケジュール設定された更新を設定することはできません。
- リンクを通じて誰でもアクセスできるスプレッドシート内でアクセス権の委任を使用することはできません。
アクセス権の委任を有効または無効にする
コネクテッド シートに対するアクセス権の委任は、接続を設定する際に有効または無効にできます。後で有効 / 無効にする場合は、[接続設定] にアクセスしてください。
新規に接続する場合:
- シートの上部で、[データ] [データコネクタ] [BigQuery に接続] をクリックします。
- クラウド プロジェクト、データセット、テーブルまたはビューを選択します。
- [続行] をクリックします。
ヒント: クラウド プロジェクトを選択したら、カスタムクエリを作成できます。
- アクセス権の委任を有効にするには、[アクセス権の委任] で [許可] をクリックします。
- アクセス権の委任を無効にするには、[許可しない] をクリックします。
- [接続] をクリックします。
既存の接続の場合:
- プレビュー シートの右上で、接続設定アイコン をクリックします。
- [アクセス権の委任] で [許可] をクリックします。
- [接続] をクリックします。