ディスプレイ&ビデオ 360 では、広告申込情報の支出を予測して、予算を消化できる広告申込情報を効率的に作成できます。支出予測は、広告申込情報の設定を変更すると自動的に更新され、次のような目的で使用できます。
- 広告申込情報で予算を消化できるかどうかを確認する。
- 各ターゲティング オプション、入札単価、予算が予算の消化にどう影響するかを確認する。
支出予測の計算方法
広告申込情報の支出予測では、過去のトラフィックを基に、現在のターゲティング、入札単価、予算、掲載期間を考慮して、掲載結果をシミュレーションします。つまり予測のベースとなるのは、プラットフォームでこれまでに受信された入札リクエストのうち広告申込情報の設定に一致するリクエストの数です。
掲載結果の見積もりに使用される過去のトラフィックの期間は、広告申込情報の掲載期間(最長で今後 30 日間)に基づいて決定されます。たとえば、掲載期間が 7 日間の広告申込情報の支出予測には、過去 7 日間のトラフィックが使用されます。
支出予測は、広告申込情報で実際に獲得できるトラフィックを保証するものではありません。
予測データを確認する
掲載期間がまだ始まっていない広告申込情報を作成、編集すると、インテリジェンス パネルに支出予測が表示されます。広告申込情報の配信が開始されると、予測は利用できなくなります。
支出予測のタイプ
- 支出が過少になるリスクを判定できませんでした: 広告申込情報で割り当てられた予算を消化できるかどうかを正確に判定できなかったか、予測に必要な一部の情報が指定されていません。
- 広告申込情報は予算が余る可能性が高くなっています: 広告申込情報で予算を消化できない可能性が非常に高くなっています。アラートとともに、広告申込情報で予算を消化できるようにするための変更が提案されます。現在のところ、クリエイティブ、入札単価、ターゲティングに関する提案が表示されます。
- 支出が過少になるリスクは低くなっています: 広告申込情報で予算を消化できると見込まれます。
留意事項
- 支出予測は、YouTube とパートナーの広告申込情報、動画広告申込情報、ディスプレイ広告申込情報でのみ使用できます。YouTube とパートナーの広告申込情報については、「商品やブランドの比較検討」広告申込情報タイプでのみ支出予測を使用できます。
- 「予算」は掲載期間における広告申込情報の予算を指します。広告申込情報の予算が広告掲載オーダーの予算を上回っている場合、支出予測は広告申込情報の予算にのみ基づいて行われます。
- 予測では、ターゲティング条件が重複している広告申込情報は考慮されません。ターゲティング条件が重複していると、広告申込情報で予算を消化するのが難しくなります。