ブランドやコマース メディア ネットワーク(CMN)は、ディスプレイ&ビデオ 360 のコマース オーディエンスを使用することで、買い物客に関するファーストパーティ データを活用して、より効果的な広告キャンペーンを実施できます。ブランドの場合は、CMN によってキュレートされたオーディエンスをターゲットに設定することで、よりパーソナライズされた関連性の高い広告を配信してコンバージョンを獲得する可能性を高め、広告費用対効果を最大化することができます。CMN の場合は、貴重な顧客インサイトを収益化し、ブランド パートナーシップを強化するため新たな手段を確保できます。
CMN からコマース オーディエンスのライセンスを取得するプロセスは、ディスプレイ&ビデオ 360 の外部で、CMN と広告主の間で直接行われます。オーディエンスのライセンス契約を締結すると、CMN から該当の広告主 ID を使用している広告主のディスプレイ&ビデオ 360 アカウントにコマース オーディエンスがプッシュされます。
このページの内容:
コマース オーディエンスをターゲットに設定する
コマース オーディエンスは、YouTube、第三者ディスプレイ、動画、コネクテッド テレビ(CTV)などのさまざまなチャネルの広告申込情報でターゲットに設定することができます。広告申込情報でコマース オーディエンスをターゲットに設定するには:
- 新しい広告申込情報を作成するか、更新する広告申込情報を開いて、[広告申込情報の詳細] をクリックします。
- [ターゲティング] で [ターゲティングを追加] をクリックし、[オーディエンス リスト] を選択します。
- 注: YouTube では、オーディエンス リストによるターゲティングは広告グループ単位で行います。
- [含める] セクションで、[ファーストパーティ オーディエンスとパートナー オーディエンス] の [追加] をクリックします。
- [オーディエンス タイプ] フィルタで [コマース ] を選択します。
- 希望するオーディエンスを選択して、[適用] をクリックします。
- もう一度 [適用] をクリックし、[保存] をクリックします。
- コマース オーディエンスの料金は、メディア費用に占める割合として請求されます。これはサードパーティ料金となります。オーディエンスの料金に、インプレッション単価の上限が設定される場合もあります。
- 広告申込情報では、複数の異なるコマース パートナーのコマース オーディエンスをターゲットから除外できますが、ターゲットに設定するコマース オーディエンスは、1 つのコマース パートナーからのものである必要があります。
- YouTube 広告申込情報とデマンド ジェネレーション広告申込情報のコマース オーディエンスで使用されるクリエイティブには、オーディエンスをターゲティングしているコマース パートナーのサイトに関連付けられたランディング ページ URL が含まれている必要があります。
コマース オーディエンスのデータにアクセスする
利用可能なコマース オーディエンスと料金を確認する
[オーディエンス] モジュールの [パートナー] タブでは、[コマース] チップの下に、CMN から広告主のディスプレイ&ビデオ 360 アカウントに共有されたコマース オーディエンスのリストが表示されます。表の各コマース オーディエンスには、それぞれのオーディエンスの規模とチャネルの内訳が表示されます。
共有されたコマース オーディエンスを表示するには:
- ディスプレイ&ビデオ 360 広告主のアカウントを開きます。
- 左側のメニューで [オーディエンス] をクリックし、[すべてのオーディエンス] を選択します。
- [パートナー] タブをクリックし、[コマース] チップをクリックします。
コマース オーディエンスのデータ料金に関するレポートを作成する
広告主は、コマース オーディエンスの請求テンプレートを使用して、特定期間に各コマース オーディエンスについてアカウントに請求されたデータ料金を把握できます。テンプレートには関連する項目が事前入力されており、コマース オーディエンスのリストでフィルタできます。
コマース オーディエンスの請求テンプレートを使用してレポートを作成するには:
- 左側のメニューで [レポート] をクリックし、[インスタントとオフライン] を選択します。
- [インスタント レポート] タブで、[すべて表示] をクリックしてテンプレートのリストを展開します。
- [コマース オーディエンスの請求] を選択します。
メリット
ブランドと広告代理店の場合
- 価値の高い買い物客のセグメントにアクセス: 購入履歴、閲覧行動、ブランド アフィニティなどの買い物客に関するきめ細かいデータに基づいて、CMN によってキュレートされたオーディエンスを使用して、ターゲティング戦略を強化し、キャンペーンのパフォーマンスを向上させることができます。
- ターゲティング機能を拡張: コマース オーディエンスは、基本的なユーザー属性だけでなく、ユーザーが示している興味や関心、購入意向に基づいて買い物客にリーチするのに役立ちます。
- キャンペーン管理を効率化: コマース オーディエンスは、既存のディスプレイ&ビデオ 360 キャンペーンに簡単に組み込んで、効率的に有効化し、管理することができます。
- 管理機能と透明性を向上: コマース メディア キャンペーンをディスプレイ&ビデオ 360 内で直接運用して、予算、ターゲティング、クリエイティブの管理を詳細に遂行できます。
- データに基づく分析情報: コマース オーディエンスを使用すると、顧客の行動や好みについて理解を深め、今後のキャンペーンやマーケティング戦略に活かすことができます。
- パートナーシップを強化: 代理店は、ブランドが高度なソリューションを通じてマーケティング目標を達成できるようサポートし、測定可能な成果を実現できます。
コマース メディア ネットワークの場合
- 新たな収益源: ブランドがディスプレイ&ビデオ 360 内でオーディエンスを利用できるようにすることで、価値の高い買い物客に関するファーストパーティ データを収益化できます。
- ブランドとのパートナーシップを強化: 任意のプラットフォーム内で価値の高いオーディエンスにアクセスできるようにすることで、ブランドとのパートナーシップを強化できます。
- ブランドの認知度を向上: コマース オーディエンスは、成長を続けるコマース メディア環境でキープレーヤーとしての地位固めをするうえで役立ちます。
- 販売とリピート利用を促進: コマース オーディエンスを使用すると、ブランドがより効果的なキャンペーンを実施して販売を促進できるようになり、CMN のプラットフォーム全体で顧客のリピート利用を増やすことができます。
コマース オーディエンスの料金
コマース オーディエンスの使用に関連する費用は、サードパーティ料金として請求されます。
現在の料金モデル
コマース オーディエンスの料金は、メディア費用に占める割合として請求されます。コマース オーディエンスでは、メディア費用に占める割合に基づく料金を、唯一の料金モデルとしてご利用いただけます。
次のいずれかの料金オプションを指定したコマース オーディエンスを選択できます。
- メディア費用に占める割合
- メディア費用に占める割合とインプレッション単価の上限
メディア費用に占める割合とインプレッション単価の上限オプションは、データ料金が高額になりすぎるのを防ぎ、料金モデルを広告主にとってより魅力的で予測可能なものにするために追加されました。CMN はこの組み合わせを使用して、インプレッション単価が低めの広告枠ではメディア費用に基づいて料金を調整し、インプレッション単価が高めの広告枠では費用の上限を設定して、導入を促すことができます。
例
交渉と請求
コマース オーディエンスのライセンス取得とオーディエンスの料金に関する合意のプロセスは、ディスプレイ&ビデオ 360 の外部で、広告主と CMN の間で直接行われます。CMN はコマース オーディエンスの販売プロセスの一環として、ファーストパーティ データの料金を設定し、その料金モデルをディスプレイ&ビデオ 360 広告主と共有します。
ディスプレイ&ビデオ 360 では、ブランドに対するオーディエンスの使用についての請求が処理されます。コマース オーディエンスのデータ料金は、広告申込情報の予算の範囲内で適用され、広告主が予定した予算を超えることはありません。
ディスプレイ&ビデオ 360 では、毎月初めに利用料金がデータ オンボーダーに渡されます。この料金は、前月のライセンスの利用状況に基づきます。その後、データ オンボーダーは回収された料金を販売店に渡します。
ディスプレイ&ビデオ 360 でご利用いただける CMN について詳しくは、Google アカウント チームにお問い合わせください。