キャンペーン マネージャー 360 では、キャンペーン ビューや広告プロパティから、項目の割り当てや割り当て解除を行うことができます。
必要に応じて、1 つの項目だけを対象にして、クリエイティブや、広告、プレースメントの割り当てを編集することができます。下記の手順をご覧ください。また、一括編集を使用して、多数の項目の割り当てを一度に変更することもできます。
割り当てとはアイテムの割り当てを使って、配信するアイテムをまとめることができます。たとえば、クリエイティブを広告に追加し、その広告をプレースメントに配信するよう設定できます。
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クリエイティブを広告に割り当てると、その広告をどの種類のメディアで配信するかが決まります。
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広告をプレースメントに割り当てると、サイトに広告を配信する際に、広告のクリエイティブ(またはクリエイティブのローテーション)をどの場所に表示するかが決まります。
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クリエイティブを直接プレースメントに割り当てると、クリエイティブをプレースメントに配信する広告が自動的に作成されます。
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アイテムの割り当てを解除すると、割り当てが取り消されます。
割り当ては排他的ではありません。複数の広告に同じクリエイティブを割り当てたり、複数のプレースメントに同じ広告を割り当てたりすることができます。
重要なのは、項目同士が同じ環境で機能し、同じサイズに適合するということだけです。割り当て要件の詳細については、割り当て要件と互換性をご覧ください。
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キャンペーンを開き、編集する項目の行を見つけます。
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[割り当て] 列で、割り当てを変更するためのアイコンをクリックします。
アイコンをクリックすると、項目に割り当て済みのクリエイティブ、広告、プレースメントが表示されます。
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たとえば、プレースメントに割り当てた広告を変更するとします。キャンペーンで該当のプレースメントの行を見つけて、[割り当て] 列で、広告のアイコンをクリックすると、キャンペーン内でそのプレースメントを対象に割り当てや割り当て解除を行うことができるすべての広告のリストが表示されます。
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[割り当て済み] または [未割り当て] のラジオボタンをオンにして、割り当てを変更します。
割り当てを編集する項目が見つからない場合は、よくある質問をご確認ください。なお、デフォルト広告には、デフォルト広告プロパティ内からクリエイティブを割り当てる必要があります。
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[次へ] をクリックして、選択内容を確認した後、[確認] をクリックします。
割り当てを一括編集する
割り当てを一括で管理するには、キャンペーンで 1 種類のアイテム(広告、クリエイティブ、またはプレースメント)を選択します。次に、[割り当て] をクリックし、割り当てのタイプを選択して、ワークフローで選択したアイテムの割り当てや割り当て解除を行います。手順は次のとおりです。
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キャンペーンを開きます。
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チェックボックスのオン / オフを切り替えて、1 つまたは複数の項目を選択します。同じタイプの項目を選択する必要があります(広告のみ、クリエイティブのみ、プレースメントのみ)。異なるタイプの項目を一度に選択することはできません。
キャンペーンの複数のページを横断して項目を選択できます。リストを絞り込むときのヒントを以下に紹介します。
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画面の左上に [すべての行] と [選択済み] の切り替えボタンがあります。[すべての行] を選択すると、リストのすべてのアイテムが表示されます。[選択済み] をクリックすると、選択した項目だけが表示されます。
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[表示] ボタンをクリックして、デフォルトの [クリエイティブ] ビューを選択します。または、キャンペーンの検索ボックスをクリックして、アイテムを絞り込みます。
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必要な項目を検索して、検索結果の中から選択します。
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[割り当て] ボタンをクリックします。編集する割り当ての種類を選択します。選択内容によって設定項目は異なります。
プレースメントを選択した場合広告の割り当てを編集: プレースメントに広告を割り当てる場合や、プレースメントから広告の割り当てを解除する場合は、この設定を選択します。
クリエイティブを割り当て: プレースメントにクリエイティブを割り当てる場合は、この設定を選択します。
プレースメントにクリエイティブを割り当てると、クリエイティブ用の広告も自動的に作成されます。なお、プレースメントから直接クリエイティブの割り当てを解除することはできません。解除したい場合は、広告からクリエイティブの割り当てを解除するか、プレースメントから広告の割り当てを解除してください。
クリエイティブの割り当てを編集: 広告にクリエイティブを割り当てる場合や、広告からクリエイティブの割り当てを解除する場合は、この設定を選択します。
プレースメントの割り当てを編集: プレースメントに広告を割り当てる場合や、プレースメントから広告の割り当てを解除する場合は、この設定を選択します。
広告の割り当てを編集: 広告にクリエイティブを割り当てる場合や、広告からクリエイティブの割り当てを解除する場合は、この設定を選択します。
プレースメントに割り当て: クリエイティブをプレースメントに割り当てる場合は、この設定を選択します。
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プレースメントにクリエイティブを割り当てると、クリエイティブ用の広告が自動的に作成され、プレースメントに割り当てられます。なお、プレースメントから直接クリエイティブの割り当てを解除することはできません。解除したい場合は、広告からクリエイティブの割り当てを解除するか、プレースメントから広告の割り当てを解除してください。
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選択内容を確認して、下部にある [次へ] をクリックします。
選択項目の見直しが必要と表示された場合このメッセージが表示された場合、項目が適切な要件を満たしていません。一般的な原因としては、項目のサイズが適合していないことが考えられます。割り当て設定を一括編集できるのは、すべての項目が同一環境下で機能する場合に限られます。これは無効な割り当てを防止するための機能です。
次のステップ
次のステップに進むには、一部のアイテムの選択を解除する必要があります。項目の選択を解除するには、該当する項目のラジオボタンを [選択を解除] に設定するか、[表示] プルダウンを使用して、タイプや互換性、サイズが同じ項目だけに絞り込みます。
詳細については、一括割り当ての要件のリストや、下記の割り当て要件をご覧ください。
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同じタイプの項目を選択する必要があります(広告のみ、クリエイティブのみ、プレースメントのみ)。異なるタイプの項目を一度に選択することはできません。
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複数のクリエイティブや複数の広告を選択する場合は、サイズに適合している必要があります。
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選択するすべての項目に、共通する互換性が少なくとも 1 つ必要です。つまり、すべてのクリエイティブ、広告、プレースメントが同じ種類の環境で機能する必要があります。
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デフォルト広告に対しては、このワークフローでクリエイティブの割り当てや割り当て解除を行うことはできません。デフォルト クリエイティブを変更する場合は、デフォルト広告プロパティを開いてください。
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特定のタイプのクリエイティブと広告は、一緒に割り当てることができません。詳細
同一環境下で機能しない項目がある場合、割り当てを完了するには、その項目の選択を解除する必要があります。
しかし、選択した項目のグループに対して、同時に割り当てを行いたい場合もあります。たとえば、複数のクリエイティブを 1 つの広告に配信したい場合や、複数の広告を 1 つのプレースメントに配信したい場合があります。そのような場合は次の方法があります。
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クリエイティブ: 同じ広告やプレースメントに同時に割り当てたいクリエイティブのグループを選択している場合は、他と違うクリエイティブの選択を解除して、その記録を取っておきます。広告主またはキャンペーンを確認し、選択を解除したクリエイティブの別のバージョン(他の選択内容と一緒に動作するバージョン)がないか探します。見つからない場合はデベロッパーに相談してください。
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広告: 広告のサイズと互換性のプロパティは、その広告が既に割り当てられている他のクリエイティブまたはプレースメントによって決まります。他のプレースメントと一緒に機能しないクリエイティブまたは広告の割り当てを解除することもできますが、それによってキャンペーンが変更される点に注意が必要です。新しい広告を作成した方がいい場合もあります。
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プレースメント: プレースメントの互換性要件は、そのプレースメントがすでに割り当てられている広告やクリエイティブと、そのプレースメントが配置されるサイトのタイプ(インストリーム動画クリエイティブの広告を受け入れるサイトかどうかなど)によって決まります。他のプレースメントと一緒に機能しないクリエイティブや広告の割り当てを解除することもできますが、その場合、キャンペーンが変更されます。新しいプレースメントを作成する方がいい場合もあります。
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左上に選択内容が表示されます。下部にあるリストで、項目の割り当てや割り当て解除を行うことができます。
選択内容に項目を割り当てるには、その項目を [割り当て済み] に設定します。選択内容に対する項目の割り当てを解除するには、その項目を [未割り当て] に設定します。
必要な項目が見つからない場合は、「割り当て可能」でない可能性があります。詳細については、下記のよくある質問をご覧ください。
例-
キャンペーン内で 5 つのクリエイティブを選択して、[割り当て] > [広告の割り当てを編集] をクリックします。
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その 5 つのクリエイティブを割り当てることができるすべての広告のリストが表示されます。割り当てボックスの左上に、選択したクリエイティブのリストが表示されます。
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各広告の横にある [割り当て済み] ラジオボタンをオンにすると、5 つのクリエイティブがすべてその広告に割り当てられます。[未割り当て] をオンにすると、5 つのクリエイティブの割り当てがすべて解除されます。
アイテムのリストの上部には、[割り当て可能] ボタンと [すべて] ボタンがあります。
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デフォルトでは、リストは [割り当て可能] に設定されています。ワークフローには、選択内容に割り当て可能な項目だけが表示されます。
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[すべて] リストのチェックボックスをオンにすると、キャンペーン内のすべての項目を表示することができます。[すべて] リストで、割り当て不可の項目はグレー表示され、アラート アイコン が付きます。アラートにカーソルを合わせると、項目を割り当てられない理由が表示されます。
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[次へ] をクリックして割り当てを確認します。変更が必要な場合は、ワークフローの左上に表示されている前のステップをクリックします。
- [確認] をクリックして割り当てを確認し、キャンペーンに戻ります。
[確認して表示] をクリックして割り当てを確認し、キャンペーンをフィルタして、割り当ての編集の影響を受けた行をすべて表示することもできます。変更によって割り当てを受けた項目や割り当てを解除された項目、そのレベルの他の割り当てが表示されます。
たとえば、ある広告を 3 つのプレースメントに割り当てて、それ以外のプレースメントからは割り当て解除したとします。この場合、表示されるのは、新しく広告が追加されたプレースメント、広告が削除されたプレースメント、各プレースメントに割り当てられている他のすべての広告となります。
よくある質問
すでに [割り当て済み] または [未割り当て] と表示されているアイテムがあるのはなぜですか?選択したすべての項目にあらかじめ割り当てられていた項目は [割り当て済み] と表示されます。選択したどのアイテムにも割り当てられていないアイテムは [未割り当て] と表示されます。
このラジオボタンは、その行のアイテムに、ヘッダーの一部のアイテムが割り当てられており、他のアイテムは割り当てられていないことを示します。そのままにしておくことも、[割り当て済み] または [未割り当て] をオンにしてこの行のすべての割り当てを変更することもできます。
たとえば、5 つの広告を選択し、[割り当て] > [クリエイティブの割り当てを編集] をクリックするとします。リスト内の 1 つのクリエイティブで、中央のラジオボタンがオンになっていた場合、そのクリエイティブは 5 つの広告の一部だけに割り当てられているということになります。
割り当て不可の項目か、キャンペーンに含まれていない項目です。
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割り当てのワークフローで、[すべて] ボタンをクリックします。
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対象項目が [すべて] リストには表示されているが [割り当て可能] リストには表示されていない場合: その項目は、キャンペーンには含まれていますが、割り当て不可です。この場合、選択内容に対して、対象項目のタイプ、サイズ、互換性が合っていません。項目の横にあるアラート アイコン にカーソルを合わせると、割り当てることができない理由が表示されます。詳細
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[すべて] リストにアイテムが表示されない: アイテムがキャンペーンに含まれていません。
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次のステップとして、その項目に割り当て可能なバージョンがないか探してみます。割り当て可能なバージョンは、[要件] ヘッダーに表示されている要件を満たしている必要があります。
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クリエイティブ: 広告主の [クリエイティブ] タブで、機能するバージョンを探して、キャンペーンに追加します。見つからない場合はデベロッパーに相談してください。デフォルトのクリエイティブの割り当てや割り当て解除は、デフォルト広告のプロパティ内から行ってください。
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広告: 広告のサイズや互換性は、その広告の他の割り当てによって決まります。この広告から他のクリエイティブやプレースメントの割り当てを解除して、割り当てることができなかったアイテムを割り当ててみてください。別の方法として、新しい広告を作成することもできます。デフォルト広告に割り当て済みのクリエイティブは、デフォルト広告のプロパティ内のみ変更できます。デフォルトのクリエイティブの割り当てや割り当て解除は、デフォルト広告のプロパティ内から行ってください。
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プレースメント: 必要とするプレースメントが配置されるサイトで、適切な種類のクリエイティブが許可されているかどうかを確認します。たとえば、プレースメントの対象サイトでインストリーム クリエイティブが許可されていない場合、そのプレースメントにインストリーム クリエイティブ(およびインストリーム クリエイティブを使用する広告)を割り当てることはできません。
プレースメントのサイズと互換性も、そのプレースメントの他の割り当てによって決まります。対象のプレースメントから他のクリエイティブや広告の割り当てを解除してみて、他の割り当て方法を探ることもできます。あるいは、新しいプレースメントを作成することもできます。
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割り当てを行うと、表示されるオプションが変わる場合があります。割り当て不可になった項目は、[割り当て可能] リストに表示されなくなったり、[すべて] リスト内でグレー表示になったりすることがあります。割り当て可能な項目が増えると、ワークフロー内にキャンペーン マネージャー 360 からの通知が表示されます。
たとえば、ある広告を選択してクリエイティブを割り当てるとします。広告にインストリーム動画クリエイティブを割り当てた場合、その広告ではインストリーム クリエイティブだけが許可されるようになります。インストリーム クリエイティブを配信するには広告を動画プレーヤーに配信する必要があるため、広告内のすべてのクリエイティブを動画にする必要があります。
この時点で、[割り当て可能] リストに表示されているのは、インストリーム クリエイティブだけになります。最初の動画クリエイティブの割り当てを解除すると、互換性の異なる他のクリエイティブもリストに表示されるようになります。
単一のディスプレイ プレースメントであっても、マルチサイズに対応しているプレースメントであれば、複数のクリエイティブを割り当てることができます。ディスプレイ プレースメントはさまざまなサイズになるため、このプレースメントに割り当てる広告には、サイズごとに少なくとも 1 つのクリエイティブが必要になります。プレースメントよりも多くのサイズを広告内に含めることもできますが、配信されるクリエイティブは、プレースメント サイズに適合するものだけに限られます。