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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

統合を作成、編集、管理する

統合データを編集、設定する方法
この記事の内容:

統合の作成方法には、自動と手動があります。

選択したグラフを自動的に統合する

棒グラフと円グラフを選択して右クリックし、[データを統合] を選択するアニメーション GIF

  1. レポートを編集します
  2. 統合に使用するデータソースに基づくグラフを追加し、統合に含めるフィールドをグラフごとに設定します。
  3. 統合に含めるグラフを選択します。
    1. 最大 5 つのグラフを統合できます。
    2. 選択したグラフを右クリックし、[データを統合] をクリックします。

選択したグラフのフィールドを組み合わせた新しいグラフが生成されます。統合グラフは、他のグラフと同じようにレポートで使用できます。

例: 比率指標を作成する

2 つのスコアカードを統合すると、分子として選択した最初のグラフと分母として選択した 2 番目のグラフを使用して、自動的に比率指標が作成されます。たとえば、[費用] と [クリック数] の指標を統合すると、クリック単価の比率が自動的に計算されます。

A user creates a blended Cost/Clicks scorecard by selecting the Cost and Clicks scorecards on a report and right-clicking to select the Blend data option.

  1. 「費用」スコアカード。まずこのグラフを選択します。
  2. 「クリック数」スコアカード。このグラフを 2 つ目のグラフとして選択して、右クリックし、[データを統合] を選択します。
  3. 統合された「費用 / クリック数」スコアカード。[タイプ] を [通貨] に変更し、[数値精度] を 4 桁に調整します。

詳細な例については、こちらをご覧ください

統合を手動で作成する

統合を手動で作成するには、次の 2 つの方法があります。

  • ページでコンポーネントを選択し、右側のプロパティ パネルの [データソース] で [+ データを統合] をクリックします。
  • メニューで [リソース] > [統合を管理] を選択し、左下の [Add a blend] をクリックします。

作成済みの統合を編集する

  1. レポートを編集します
  2. 統合に基づくグラフを選択します。
  3. グラフのデータソースの編集アイコン Edit pencil をクリックします。

メニューで [リソース] > [統合データを管理] をクリックして、統合を編集することもできます。リストから目的の統合を見つけて、[編集] をクリックします。

統合にテーブルを追加する

  1. 統合内の右端のテーブルの右端にある [別のテーブルを結合する] をクリックします。
  2. データソースを選択します。
  3. テーブルにフィールドを追加するには、[ディメンションを追加] か [指標を追加] をクリックするか、フィールド ドロワーからフィールドをドラッグします。ドロワーが閉じている場合は、Chevron right. をクリックして開きます。
  4. テーブルに計算フィールドを作成するには、[ディメンションを追加] または [指標を追加] をクリックし、[フィールドを作成] をクリックします。
ヒント: 計算フィールドに基づいて、テーブルを結合できます。この方法は、結合するデータがテーブル間で完全には一致していない場合に便利です(たとえば、お客様 ID で大文字と小文字の表記や書式が異なる場合)。
  1. 新しいテーブルと左側のテーブルの間の結合設定ボックスをクリックし、テーブル間の結合を設定します。

テーブルを移動、削除する

統合に追加するテーブルは常に右側に表示されます。統合内のテーブルを並べ替える手順は次のとおりです。

  1. 移動するテーブルのその他アイコン その他 をクリックします。
  2. [左 / 右に移動] を選択します。
注意: テーブルを移動すると結合条件が破損され、結合を再設定する必要が生じる場合があります。以前の結合条件を復元するには、テーブルを元の位置に戻します。

統合からテーブルを削除する手順は次のとおりです。

  1. 削除するテーブルのその他アイコン その他 をクリックします。
  2. [削除] を選択します。
ヒント: テーブルを削除しても、レポートのデータソースやその他の統合には影響しません。

結合の設定を追加、編集する

統合内の各テーブルは、一致する一連のフィールド(結合条件)と結合演算子で結合されます。この設定を追加または編集する方法は次のとおりです。

  1. 2 つのテーブル間の結合設定ボックスをクリックします。
  2. 結合演算子を選択します。
  3. 結合するデータが含まれるディメンションを追加して、結合条件を定義します。なお、クロス結合の演算子では結合条件を使用しません。
  4. [保存] をクリックします。

結合条件で使用できない欠落しているフィールド

結合条件が指定されていない 結合設定ボックスが赤い枠で囲まれているか、フィールドが「欠落」していて結合条件で使用できない(ピンク色)場合は、現在選択されているディメンションではデータを結合できないことを示しています。この事象を解決するには、結合条件を設定する前に、欠落しているフィールドをテーブルに追加するか、欠落しているフィールドを削除します。

統合内のテーブルの期間を設定する

統合内のテーブルの期間を設定するには、2 つの方法があります。

  • 自動 - この統合からデータを取得するグラフの期間を使用します。
  • カスタム - 選択した期間でグラフの期間をオーバーライドします。

統合内のテーブルにフィルタを適用する

フィルタを適用して、テーブルに含まれるデータを制限します。新しいフィルタを作成することも、既存のフィルタを統合内のテーブルに適用することもできます。ただし、そのフィルタにテーブル内のフィールドが含まれている必要があります。

統合内のフィルタと期間の詳細

統合内に計算フィールドを作成する

統合のテーブルに計算フィールドを含めることも可能です。この方法は、テーブル間のデータが完全には対応しない場合(たとえば、結合フィールドに書式が異なる日付や大文字と小文字が異なる文字列などが含まれる場合)に、結合条件を作成するのに便利です。

計算フィールドを追加する方法を見る

  1. 統合でテーブルを選択します。
  2. [ディメンションを追加] または [指標を追加] をクリックします。
  3. [フィールドを作成] をクリックします。
  4. エディタ ウィンドウに数式を入力して、[適用] をクリックします。

計算フィールドを統合テーブルに追加する方法を示すアニメーション GIF。使用される計算式は、ビュー数 / イベント数

: 統合のテーブルで計算フィールドを作成する場合、数式ではそのテーブルで見つかったフィールドのみを参照できます。たとえば、テーブル 1 の計算フィールドはテーブル 2 のフィールドを参照できません。

異なるデータソースのフィールドに基づいて計算フィールドを作成するには、それらのフィールドを統合内の各テーブルに追加してから、グラフ固有の計算フィールドを作成します。

テーブルの名前を変更する

現在のテーブル名をクリックし、新しい名前を入力します。

統合内に名前が重複しているフィールドがある場合は、それらのフィールドの抽出元となっているテーブルの名前が、使用可能なディメンションと指標のリストに表示されます。

統合の名前を変更する

右側の、統合内のフィールドのリストの上にある現在の統合名をクリックし、新しい名前を入力します。

テーブルを再接続する

テーブル名の下にあるプルダウン メニューをクリックし、このテーブルの新しいデータソースを選択します。

注意: テーブルで現在使用されているデータソースと一致しないフィールドを含むデータソースを選択すると、統合の設定が破損する場合があります。無効なフィールドは、削除または置換してください。

統合データを管理する

メニューで [リソース] > [統合データを管理] を選択して、現在のレポートに含まれるすべての統合にアクセスします。このページで新しい統合を作成したり、既存の統合を編集、複製、削除したりできます。

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