Google Search Console は、Google 検索結果におけるサイトのパフォーマンスを確認し維持するために役立つ無料サービスです。データポータルの Search Console コネクタを使用して、Google 検索におけるサイトのパフォーマンスの測定や分析を行うことができます。生成されたレポートに他のデータソース(Google アナリティクスや Google 広告など)のデータを組み込めば、オンラインでの自社の存在感をさらに包括的に分析することが可能です。
この記事の内容:Search Console に接続する
- データポータルにログインします。
- 左上にある
をクリックして、[データソース] を選択します。
- Search Console コネクタを選択します。
- 承認を求めるメッセージが表示された場合は、[承認] をクリックしてください。データポータルにデータへのアクセス権が付与されます。
付与したアクセス権の取り消しはいつでも可能です。
- [サイト] パネルで、接続するサイトを選択します。
- [表] パネルで、[サイトのインプレッション] または [URL のインプレッション] を選択します。詳しくは、注をご覧ください。
- [検索タイプ] パネルで、デフォルトのプロパティ(ウェブ、画像、動画、またはニュース)を選択します。詳しくは、注をご覧ください。
- 右上の [接続] をクリックします。
- データソースのフィールド パネルが表示されます。
- データソースがデータセットに接続されました。
データソースを設定する
データソースのフィールド パネルで、フィールド名の変更や説明の追加、計算フィールドの追加、データの型と集約の変更など、データソースの設定を行うことができます。詳しくは、データソース フィールドの使い方に関する説明をご覧ください。
データを表示できるユーザーを管理する
フィールド パネルの右上では、データソースの認証情報を変更できます。認証情報を使って、このデータソースによって提供されるデータを表示できるユーザーを管理します。
「オーナーの認証情報」を使用すると、データセットへのアクセス権のないユーザーでも、このデータセットを使用するレポートを表示したり作成したりすることができます。
「閲覧者の認証情報」を使用すると、データソースの各ユーザーは、データセットにアクセスするために認証情報を提供する必要があります。
詳しくは、データソースの認証情報についての記事をご覧ください。
データソースから新しいレポートを作成する
- 右上の [レポートを作成] をクリックします。
- レポート エディタが開きます。
データポータルを初めてご利用の場合
レポート作成のチュートリアル、またはレポート エディタに関する記事をご覧ください。
注
クエリ フィールド
[クエリ] フィールドには、プロパティ(サイト)の訪問者が使用した検索語句が表示されます。検索アナリティクスでは、ユーザーのプライバシー保護のため、一部のデータは表示されません。たとえば、回数が少ないクエリや、個人情報や機密情報が含まれているクエリは表示されないことがあります。こういったクエリは 1 行にまとめられ、値なしで表示されます。値が空白の行は、クエリ ディメンションから null 値を除外するフィルタを使ってレポートから除外することも可能です。
表
Google Search Console では、検索パフォーマンスのレポートに「サイトのインプレッション」と「URL のインプレッション」の 2 種類の集計方法が使用されます。Search Console コネクタではどちらの集計方法も選択できますが、1 つのデータソースで両方を使用することはできません(サイトのインプレッションと URL のインプレッションを並べて表示するには、データソースを 2 つ作成して、同じレポートに追加します)。
詳しくは、サイト(プロパティ)ごとの集計とページごとの集計の違いについての記事をご覧ください。
検索タイプのパラメータ
[検索タイプ] パラメータでは、デフォルトでレポートを生成する検索の種類(ウェブ検索、画像検索、動画検索、ニュース検索)を指定できます。このパラメータは、レポートで他のパラメータと同様に使用できます。たとえば、プルダウン リストのコントロール フィールドとしてこのパラメータを使用すると、レポートの閲覧者が別のプロパティを選択できるようになります。
閲覧者が自分のアカウントを選択できるようにする
複数のアカウントでこのデータソースを使用する場合は、データ管理オプションを追加してみてください。
データ管理オプションは、どのアカウントのデータをレポートに表示するかをレポート閲覧者が選択できる機能です。アカウントごとにレポートやデータソースを作成する必要はありません。詳細