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この記事では、Looker Studio について説明します。Looker のドキュメントについては、https://cloud.google.com/looker/docs/intro をご覧ください。

演算子

演算子は特殊文字やキーワードによって表されます。関数呼び出し構文は使用しません。また、演算子は、オペランドとも呼ばれる任意の個数のデータ入力を操作し、結果を返します。

算術演算子

  • 加算: +
  • 減算: -
  • 除算: /
  • 乗算: *

比較演算子

  • =
  • !=
  • >
  • >=
  • <
  • <=

比較演算子によって比較するオペランド同士は、データ型(テキスト、数値、ブール値)が同じでなければなりません。

論理演算子

論理演算子は、truefalse、または null を返します。Looker Studio では、ANDORINIS NULLNOT 演算子を使用できます。

AND / OR

ANDOR を使用すると、複数の入力値を含む論理式を作成できます。丸かっこを使うと、条件をグループ化し、必要に応じて優先順位を付けることができます。

ブール式 A AND (ブール式 B OR ブール式 C)

IS NULL

入力フィールドが空または null の場合に true を返します。

構文

フィールド IS NULL

パラメータ

フィールド - 判定の対象となるディメンションまたは指標です。

フィールドの内容 数式 結果
a フィールド IS NULL false

 

フィールド IS NULL true

NULL に関するその他の事項

特記のない限り、オペランドの 1 つが NULL の場合、すべての演算子は NULL を返します。

NULL は空の文字列("")とは異なります。演算で空の文字列を使用しようとすると通常はエラーが発生しますが、NULL を使うと null 値が返されます。例:

1+NULL = NULL

1*NULL = NULL

1/NULL = NULL

etc.

一方、値を空の文字列と連結することはできますが、値を NULL と連結した結果は null 値になります。

CONCAT("A", "", "B") = "AB"

CONCAT("A", NULL, "B") = null

IN

入力フィールドの内容が指定された値のリストに含まれる場合に true を返します。フィールドの内容とリストの値は、データ型が共通でなければなりません。IN は完全一致で、大文字と小文字も区別されます。部分一致を使用したい場合や大文字と小文字を区別したくない場合は、REGEXP_MATCH を使用します。

構文

フィールド IN (値1, 値2, ... 値N)

パラメータ

フィールド - 判定の対象となるディメンションまたは指標です。
値1,値2,...値N - 照合する値のリストです。
 

フィールドの内容 フィールド タイプ 数式 結果
Bob テキスト フィールド IN ('Bob', 'Alice') true
Alice テキスト フィールド IN ('Bob', 'Alice') true
Jorge テキスト フィールド IN ('Bob', 'Alice') false
20 数値 フィールド IN (10, 20) true
10 数値 フィールド IN (10, 20) true
100 数値 フィールド IN (10, 20) false
Bob テキスト フィールド IN ('Bob', 20) エラー(フィールドがテキスト型なのに対して「20」は数値のため。エラーを避けるには、引用符で囲んで「"20"」にします)。

NOT

入力式を否定します。

数式 結果
IF(2+2=4,"YES","NO") YES
IF(NOT 2+2=4,"YES","NO") NO
"abc" IN ("abc") true
"abc" NOT IN ("abc") false

 

 

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