CS First の概要
CS First は、小学校中学年から中学生(8~15 歳)向けに設計された、使いやすい無料のコンピュータ サイエンス カリキュラムです。教師はこのカリキュラムで、CS First ウェブサイト内の、Scratch コードエディタの特別バージョンである、Scratch for CS First を使って子供たちにコーディングの基礎を教えます。CS First はオンライン(http://g.co/csfirst)で、誰でもあらゆる環境(学校内、放課後、学校外)で利用できます。
CS First のクラスとは
クラスは生徒のリストと、1 つ以上の CS First レッスンで構成されています。クラスを使用すると、レッスンを整理して各生徒に割り当てることができます。日本では、プログラミング教育向けのカリキュラムが 2 つ用意されています。いずれも https://g.co/csfirst/ja-curriculum でご覧いただけます。
Scratch for CS First でプログラミングをはじめよう
説明: Scratch for CS First でプログラミングをはじめようでは、小学校 3 年生以上の生徒を対象に Scratch for CS Firstを使ったブロックベースのコーディングの基礎と、コンピュータ サイエンスの基本コンセプトを学習できます。コーディングが初めての方に最適なユニットです。
構成: このユニットには 4 つのレッスンがあり、各レッスンは 30~45 分で、生徒は 1 回のセッションで、コーディング プロジェクトを開始して完了できるようになっています。生徒は初心者向けに用意された手順に沿って、 Scratch for CS First でコーディング プロジェクトを作成し、「アドオン」を使って自分の作品をカスタマイズできます。
私たちのまちのよさをプログラミングで広めよう
説明: 私たちのまちのよさをプログラミングで広めようは、日本国内の小学校 5~6 年生の総合的な学習の時間におけるプログラミングを活用した探究的な学び向けに設計されています。
構成: ユニットは 3 種類のレッスンで構成されており、生徒はさまざまなタイプのプロジェクトを作成して自分たちの都市や町を、アニメーション、クイズ、マップで紹介します。各レッスンには約 3~6 時間のコンテンツが含まれます。生徒は各レッスンの手順に沿って、Scratch for CS First でコーディング プロジェクトを作成し、「アドオン」を使って自分の作品をカスタマイズします。
CS First のレッスンは各自で受講できますが、コーディング プロセス全体を通じて生徒同士で共同作業することもおすすめします。
CS First の仕組み
- オンラインでクラスを設定します。誰でも CS First を教えることができ、コンピュータ サイエンスの経験は必要ありません。
- CS First には、カリキュラムと教材が用意されています。
- クラスを担当します。レッスンプランなどのリソースも用意されています。(詳しくは、CS First での教師向けサポートの記事をご覧ください)。
CS First のクラスを開催するための最小要件
以下のものがあれば、誰でもどこでもクラスを開催できます。
- パソコン
- インターネット(インターネットの接続が遅い場合や接続がない場合の対処方法については、ヒントをご覧ください)
- ヘッドフォン(推奨されますが必須ではありません)
CS First のクラスを作成するメリット
CS First のクラスを設定すると、次のことができるようになります。
CS First のクラスに登録されている生徒の進捗状況を把握する。
アンケート結果の概要から、貴重な分析情報を得る。
Google Classroomに接続する。
教師のダッシュボードから、生徒のプロジェクトにアクセスする。