Workspace を使用している場合は、連絡先にアクセスして管理する権限をドメイン内の他のユーザーに付与できます。権限を付与された代理人は、連絡先を追加したり、名前、電話番号、住所などの連絡先の情報を更新したりできます。
連絡先の管理を委任された代理人が、より多くの管理オプションを利用できるようになりました。最新のアップデートよりも前に代理人がいた場合は、再承認していないと代理人がアクセス権を失っている可能性があります。ただし、いつでも再度招待することは可能です。
重要: 連絡先へのアクセス権限が付与されても、メール アカウントへのアクセスは許可されません。
要件
- ディレクトリ管理者が連絡先の共有を有効にする必要があります。管理者として連絡先の共有を有効にする場合は、ディレクトリを有効または無効にする方法についての説明をご覧ください。
- 連絡先は、同じドメインまたは組織内のユーザーにのみ委任できます。
- 委任元と代理人は、職場または学校のアカウントにログインする必要があります。
- 委任元と代理人はいずれも、スマートフォンやタブレットではなく、パソコンを使用する必要があります。
連絡先を委任する
- Google コンタクトに移動します。
- 職場または学校のアカウントでログインしていることを確認します。
- 右上の設定アイコン
[アクセスを委任] をクリックします。
- [代理人を招待] をクリックします。
- 連絡先の管理権限を付与するユーザーの名前またはメールアドレスを入力します。
- ヒント: 名前やメールアドレスは、カンマで区切って 25 人分まで入力できます。
- [送信] をクリックします。
[アクセスを委任] をクリックします。これで、委任した相手が連絡先にアクセスできるようになります。
ヒント: 委任された連絡先の表示と編集を、モバイル デバイスの連絡帳アプリで行うことはできません。
代理人が行える操作と行えない操作について
代理人は以下の操作を行えます。
- [連絡先の作成] ボタンまたは [新しい連絡先] ボタンで、新しい連絡先を追加する
- 委任された連絡先リストの連絡先を編集または削除する
- 検索バーで連絡先を検索する
- 変更を元に戻す
- 委任された連絡先リストで連絡先のラベルを追加、編集、削除する
- その他の連絡先を管理する
代理人は以下の操作を行えません。
- 連絡先をインポートする
- 連絡先をエクスポートまたは転送する
- 重複を検出する、統合する
- 設定を変更する
- ゴミ箱にある連絡先を検索する、ゴミ箱から連絡先を削除する
委任された連絡先を管理する
組織内の他のユーザーから連絡先へのアクセス権を付与されたユーザーは、自分のアカウントでその連絡先を管理できます。
- Google コンタクトに移動します。
- 職場または学校のアカウントにログインしていることを確認します。
- 左側のメニューで、連絡先の委任を受けたユーザーの名前を選択します。
- そのユーザーの連絡先を管理できるようになります。
- 連絡先を管理する際に追加または編集した連絡先は、あなたの連絡先ではなく、そのユーザーの連絡先に表示されます。
以下の操作を行えます。
- 委任を受けたユーザーの連絡先を追加、編集、削除する。
- 検索バーで、委任された連絡先内を検索する。
- 委任された連絡先を検索する際、ディレクトリの連絡先と同じメールアドレスまたは名前を使用している場合は、オートコンプリートの候補にそのディレクトリの連絡先が表示されます。
- （2023 年 11 月から可能）委任された連絡先のラベルを追加、編集、削除する。
- （2023 年 11 月から可能）委任されたその他の連絡先を管理する。
連絡先を委任したユーザーを切り替えるには、代理人の名前を選択します。選択したユーザーの連絡先のみを確認して管理できます。
委任された連絡先を検索する
委任された連絡先が多い場合、特定の連絡先をすばやく見つけるには、連絡先リストでの検索が必要になることがあります。委任された連絡先を検索する方法は次のとおりです。
- Google コンタクトに移動します。
- 職場または学校のアカウントにログインしていることを確認します。
- 左上にあるメニュー アイコン
- 上部の検索ボックスに、検索したい連絡先の名前またはメールアドレスを入力し、Enter キーを押します。
ヒント: 委任された特定の連絡先を探す際、その連絡先のメールアドレスまたは名前がディレクトリの連絡先と同じである場合は、オートコンプリートで検索候補としてそのディレクトリの連絡先が表示されます。