ウェブサイト満足度の Google サーベイは簡単に作成できます。はじめに、ウェブサイトにコードを実装します。なお、コードを実装するには、対象ウェブサイトのソースコードに対するアクセス権が必要です。
この記事の内容:アカウントとアンケートを作成する
- こちらからウェブサイト満足度の Google サーベイにログインして、コード スニペットを取得します。
- ウェブサイトの名前と URL、初回のアンケートを実施するタイミング、アンケートの頻度といったオプションを入力します。
- 初回アンケートのタイミング:
- X 回のページビューの後にアンケートを表示する。
- ユーザーのページビューが何回発生したらアンケートを表示するかを設定できます。
- 例: ユーザーのページビューが 5 回発生してからアンケートを表示したい場合は、この設定に 5 と入力します。
- X 回のページビューの後にアンケートを表示する。
- アンケートの頻度:
- Y 回のページビューの後にアンケートを再表示する。
- 前回の表示(X)の後に、ユーザーのページビューが何回発生したら新しいアンケートを表示するかを設定できます。
- 例: ユーザーのページビューが 10 回発生するまで新しいアンケートを表示したくない場合は、この設定に 5 と入力します。
- Y 回のページビューの後にアンケートを再表示する。
- 初回アンケートのタイミング:
- 問題がなければ [アンケートの有効化] をクリックします。
- 設定ページのコード スニペットをコピーして、ウェブページの </head> 終了タグの直前に貼り付けます。テンプレートを使ってページを生成するウェブサイトやブログの場合、<head> セクションを含むファイルの </head> 終了タグの直前に入力してください(大部分のウェブサイトでは共通コンテンツに 1 つのファイルを再利用するため、このコード スニペットをすべてのページに配置する必要がない場合がほとんどです)。
- ウェブサイト満足度の Google サーベイを別のウェブサイトに追加する場合は、こちらで新しいアカウントを作成します。
- カスタムのアンケートを作成し、ウェブサイトで実施する場合は、こちらでカスタムのアンケートを作成し、ターゲット ユーザーを選択する際に、適切なウェブサイトを選択します。
注意: コード スニペットを HTML ドキュメントの先頭または末尾に配置できる点は、非同期のコード スニペットを利用する大きなメリットの 1 つです。JavaScript コードは慣例的に <head> セクションに配置されています。最適なパフォーマンスを得るため、このコード スニペットは <head> セクションの終了タグ直前に配置することをおすすめします。
詳細設定
サイトの所有者
この設定を使うと、アンケートの所有者を複数設定することができます。Google アカウントのメールアドレスをここに入力すると、それらの一連のアカウントに、サイトにアンケートを追加したりすべてのアカウント設定を変更するためのアクセス権が割り当てられます。複数の値を設定する場合は、値をカンマで区切ります。
公開ステータス
- 有効: アンケートがユーザーに表示され、記録されます。
- テスト: アンケートはユーザーに表示されますが、記録されません。
- 無効: アンケートはユーザーに表示されません。
頻度の詳細設定
- ユーザー X 人ごとにアンケートを表示。
この設定を使うと、ユーザー数に基づいてアンケートの頻度を抑制できます。
たとえば 1 を入力するとユーザーがサイトを訪問するたびにアンケートが表示され、2 を入力するとユーザー 1 人おきにアンケートが表示されます。 - 表示後 Y 分経過したらアンケートを消す。
この設定を使うと、各ユーザーに対するアンケートの表示時間を指定できます。デフォルトは 0 で、回答するまでアンケートが消えないことを意味します。 - アンケートを消した後 Z 分経過したらアンケートを再表示する。
アンケートが回答されないまま Y 分が経過した場合、次にアンケートが表示されるまで Z 分間待機します。Y の値が選択されている場合、デフォルトは 1,440 分(24 時間)です。Z は Y の値に応じて変化します。Y が 0 の場合、この機能は無効化されます。
ドメイン フィルタリング
- 次の参照元ドメインのユーザーにアンケートを表示する。
サイトにアクセスしたユーザーが、ここに追加されたいずれかのドメインを参照元としている場合にアンケートを表示します。すべてのユーザーにアンケートを表示するには空欄にします(デフォルト)。
例: 「google.com」と入力すると、サイトにアクセスしたユーザーの参照元が google.com の場合にアンケートが表示され、それ以外のすべてのユーザーには表示されません。 - 次の参照元ドメインのユーザーにはアンケートを表示しない。
サイトにアクセスしたユーザーが、ここに追加されたいずれかのドメインを参照元としている場合にはアンケートを表示しません。すべてのユーザーにアンケートを表示するには空欄にします(デフォルト)。
例: 「google.com」と入力すると、サイトにアクセスしたユーザーの参照元が google.com の場合にはアンケートが表示されず、それ以外のすべてのユーザーに表示されます。- 複数のドメインを指定する場合: 複数の値にはカンマ区切りのリストを使用します(例: 「google.com, android.com」)。
- サブドメインを指定する場合: 「google.com」は「google.com」と「www.google.com」の両方が対象となります。「news.google.com」は「news」サブドメインだけが対象となり、「www」その他のサブドメインは無視されます。
複数アンケートの設定
複数アンケートの設定は、カスタムのアンケートをサイトで実施する場合に使用します。全種類のアンケートに回答したユーザーには、アンケートが永久に表示されません。
- アンケートに回答してから X 時間は、同じユーザーに新しいアンケートを表示しない。
アンケートの表示周期を設定することで、アンケートの頻度を抑制できます。デフォルトの周期は 168 時間(1 週間)ですが、短時間(1 時間など)の設定も可能です。 - アンケートに Y 回回答したユーザーには新しいアンケートを永久に表示しない。
表示するアンケートの数を制限する場合は、アンケート数をフリークエンシー キャップとして設定します。
例: アンケートを 10 回実施するが、同じユーザーに 5 回より多く回答させたくない場合、Y には 5 を入力します。
注意: デフォルトの 0 にすると、この設定が省略され、すべてのアンケートがすべてのユーザーに表示されます。